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【独立・起業のリアル】<序の章 No.15>独立・起業の四十五人の体験談を冊子にする

 二〇〇六(平成十八)年十月に、事業経営に携わるトップ・ビジネスサポート株式会社の創立三十五周年の記念出版事業として、『アントレプレナー45人の「私が起業・独立を決意した日」』という冊子を刊行し、都立高校約二〇〇校の学校長と図書室に寄贈させていただきました。

 この出版を企画し、刊行した目的はその当時、まだまだ知識の浅い若い人たちが抱く独立・起業ということに対して、テレビや新聞、雑誌などがR社などを底浅く、また面白おかしく取り上げていて、本来の「独立・起業とはどのようなことか」また、「事業のスタートアップについて、どうあるべきか」など、正しい情報を伝えていないと気付かされたからでした。

 また、これまで書店に平積みされていた出版社における濫造気味のITビジネスの創業者やM&A関連誌の数多くのサクセスストーリーでは、真のアントレプレナーの実状は届いていないし、届かないだろうと思ったからでした。

 そこで、知人や先輩のなかでご自身が独立・起業され、当時ご交誼頂いていた活躍中の事業経営者や多方面の専門家の皆さんに、「私の起業、独立を決意した日」について執筆をお願いしました。
 それらをアントレプレナーとして、今後活躍したいと思っている若い方々の参考に資するため、小冊子としてまとめ上げ、事業経営会社の創立三十五周年記念事業として刊行しました。

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