友達にごめんねが言えなかった小学生(土星の苦手意識が出来た時)
最近本当に昔の記憶が映像となって出てくる。
それは結構今まで自分が蓋をしていた記憶だったりする。
小学生の頃の記憶は結構そんな感じだ。
私はごめんねが言えなかった。
相手を思い遣って、嫌だっただろうなって事や
嫌そうにしている態度に気付いても自分から深く関われなかった。
幼少期を過ごした祖父母の家には私の従姉妹が住んでいた。いとこは6つ上で私が小学生の頃に高校生だった。
長期休みに祖父母の家に行っては、高校生の読む雑誌を読んだりいとこの買い物について行ったりした。
いとこはギャルっぽい格好をよくしていた。
私も真似したいなって気持ちになり、
買い物に一緒についていく時に服を買ってもらったりした。
それを長期休みの終わって新学期が始まる時に、地元に帰ってきて周りの友達に自慢していた。
私は可愛い服を着ている。
皆持ってないでしょう?という態度でいた。
それが繰り返されると、当然友達は良い気はしなくなり、私の元から離れて行った。
それを私は追いかけられなかった。
自分のせいだなと思い、もう許してくれないんだろうなと勝手に感じてその友達と付き合う事をやめた。
気持ちを悪くするような事をして、
ごめんね。と言えなかった。
相手が心を閉ざしているのがわかりながら
謝罪の気持ちでぶつかっていくことって
すごく難しい。
私のことをわかってもらえるという自信がないと向き合えない。他者信頼。
ホロスコープで木星と土星を使いこなすには信頼が必要と聞く。2つは社会天体と言い、社会で使うもの。学校も立派な社会。
木星は自分ならできる。持っていると言う自己信頼。
土星は相手なら受け取ってくれる。と言う他者信頼。
どちらも自分の中で信頼感を育てていく必要があり、それは経験(やってみること)でしか身につかないと思っている。
ごめんねを言う時は他者信頼を司る土星を使う時なのかもしれない。
土星に向き合う時に感じる感覚は「苦手だなぁ。。」というもの。
まさに私は土星がコミュニケーションを司る3ハウスにいるから、相手に自分をわかってもらうとか許して貰うのが怖かったのかもしれない。
どうせ言ってもダメだ。
と言う感覚(9ハウス月)も相まって他者信頼が育てられてなかったのかもしれない。
言ったら何か変わるかも。。
と思えるようになったのは、20代後半くらいだろうか。。
夫と出会ってからは、喧嘩をするようになった。
今までは嫌なら離れれば良いと思っていた。
夫の蠍座みで、深い愛情として
私に必死で自分と向き合うことをさせられた。
夫から昔「最近はよく自分の気持ちを話してくれるようになったよね」と言ってもらったことがある。
そりゃあ、もう痛みを感じながら
すっぽんのように離れない君と向き合わざるを得なかったからな。。。と思っていた。。笑
ごめんねが自分から言えるようになったのは
実は最近だと思う。
娘を見て、学んでいる気がする。
娘から寝る前に「あの時、グズグズ怒ってごめんね」と言われる事がある。
その日にあった、ちょっとしたグズリについて
私の気持ちを案じて言ってくれる。
その時に悪い事をしたと思っていても
感情と言葉のスピードが違ければ
言葉は出てこないものだから、
寝る前に彼女はようやく感情が追いついて言ってくれるのだろうと思う。
その姿を見てすごいなと思った。
私にはできなかったこと。
そして娘は私を信頼してくれているからこそ、
ごめんねと言ってくれたのだと思う。
本当の言葉は魂が乗っかるから、
心に響くし、わかる。
またもや娘に育てられているが、
私もそうやって少し過ぎてから
ごめんね。が伝えられるようになっている。