見出し画像

親の愛のカタチ

親の愛情表現の仕方は必ずしも
子どもが求めるカタチでは無いのかもしれないと、最近になって思えるようになった。

11月頃から祖父の愛情を改めて思い出して、
そこから子供の頃に私が欲しがった愛情表現を
言葉に出せたからなのかもしれない。
以前書いたnoteで気持ちを整理できたかな?
どちらも感情整理で大泣きしながら書いたものです。


それで最近は、

親も人間だから、私と一緒に成長していたんだよな。

と思えるようになった。

私が欲しかった愛情のカタチは、

・家でご飯を作って、みんなで食べること
・目を合わせて話を聞いてくれること

だった。

どちらもお金はかからないが、
時間のいるものだった。

仕事を軌道に乗せるために時間のほとんどを子どもではなく仕事に充てていた親からの愛のカタチはお金で返ってきた。

・テストで学校成績◯番以内に入ったら、好きなブランドの服を買いに渋谷まで連れて行ってくれる

・欲しいなら買ってあげる

こんな形で、ものとして与えてもらった。

これは父親の求める愛のカタチが影響している気がする。
父は4人兄弟の末っ子で、かなりお金に苦しんだと聞いた。お父さん(産まれる前に亡くなった私の祖父)は、時計宝石店を営んでいたがあまり稼ぎが良くなくて上の兄弟も家業を捨てて東京に出た。

父が大学生の頃、その祖父が亡くなり父はアパレルへの就職を辞めて地元でメガネ屋をすることになった。(その店を新たに構えたことで忙しくなり、収入も上がった。子どもの私は構ってもらえなかった)

父と以前話した時には
「お金で苦労をさせたくない。」
「いつでも人を呼べる家にしたい。」
と言っていた。


そんな父親、冥王星4ハウス。
家絡みで波瀾万丈だったのだろうな。。。


父の言葉通り、
わたしはお金に困らなくなった。


今ふと思ったけど、母親の愛情を
言葉で貰ったことがない。
月、水星双子の私は、言葉で貰いたい。
父は太陽水瓶で風エレメント持ちなので、
少し会話から意図が汲み取れる。

母は、月が蠍座で水星が牡羊座で
火星と土星を一部に持つ圧強めの
ミスティックレクタングル持ち。

頭の回転は良いし、
やるって決めたら行動力もある。

母の愛情のカタチは、
私が求めたもので必要だ!と思うと
何も言わずにやってくれる所かもしれない。

・17歳で1人でアメリカに行きたいと言ったらチケットとホームステイ先を手配してくれた

・高校生の頃、朝ごはんは和食にしたい。と言ったら鮭とご飯を用意してくれた
(前にも書いたが、高校時代からは家に親がいるようになった)

今のところ、このくらい?
うーん、思い出せない。。

母親の愛情のカタチは
私には未だわからない。。

でも、そこで愛されてなかったと、
ジャッジするのはやめようと思う。

思い出せて無いだけで、
私が欲しかったカタチでは無かっただけで、
私は愛されて生かされていたと思う。

だって私は自分の娘がとても可愛い。

0歳の頃、風邪を拗らせてクループ症候群になった時、夜中寝苦しそうに咳き込みながら泣く娘を抱っこしてユラユラと腕の中で寝ていく姿を見てとても愛おしいと思った。

1歳でおぼつかない歩きの中でこちらを見て歩いてくる姿を抱き止めて、私の世界はとても平和だった(これ、娘からの愛だなぁ、、、)

3歳で鼻にビーズを突っ込んでしまい、救急に電話して病院に震えながら症状を伝えて、
怖がる娘にも自分にも「大丈夫だよ」と言い聞かせながら処置に向かったこともあった。

母というものは、子どもの弱き姿を見て
頼られた時に本気で向き合うことが
愛情のカタチなのかもしれない。

ただ私も感じていたように、
子どもからの愛を全面に受け取って
それに応えようとしている姿なのだとも思う。

だから母という存在は完璧ではなく、
弱くて自分勝手に見えながらも
子どもと共生していくことで成長していく
(子に応えられるものが多くなっていく)のかもしれないと感じる。

母が結果的に強くて、プロセスとしてしんどいのは、子どもに対して逃げ場がないと感じる所なのかもしれない。
(これは父にも言えるが私は父を経験できないからわからない)

ここでなんとなく導き出せるのは、
母の愛情は
子どもに本気で向き合っていく姿勢なのかなと
思えた。

そう思うと、
母は一生懸命向き合ってくれて
逃げずにいてくれて
ありがとう。

なのかもしれない。

いいなと思ったら応援しよう!