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友来たる〜岡山から。marimekkoの靴下と。
ここ数ヶ月、私の周りが賑やかだ。いろんな勉強、属する会合や何やら、平日の昼夜、週末‥。それはそれらの集まりの本筋であったり、そこから派生する飲み会だったり、出会いだったり、様々だ。その合間を縫うように、兄夫婦、姪っ子家族、長男がやって来ていた。
昨日は、岡山から友が訪ねてくれた。同い年のその友とは、知り合ったのも今年になってからで、生まれも日本の北と南と何千キロも離れているのに、話せば話すほど、昔から知っていたかのようで、不思議な感覚を覚えた。
別れ際にいただいたmarimekkoの靴下。有名なブランドに間違いはないが、少し特別な母との記憶が蘇える。中学か高校の頃、私の名前がついたこのブランドのタオルを母が見つけて買ってきて嬉しそうに得意がって、「ほら、貴女の名前!」って、はしゃいでいた。
友と別れ、帰宅後、ぼんやりとしていたら、『あのタオル?』と頭の中に浮かび上がった。
探し出すのに5分もかからなかった。なぜならそのタオルはいまだに使っていたから。
でも、母がくれたそのタオルは、何10年ぶりかで、その由来を持ち主に思い出され、新たにうちにやって来た靴下のmarimekkoちゃんと肩を並べることができた。
出会いは、現実の今、その時のことだけれど、時に心をいろんな時代に飛ばしてくれる。だから面白くて、楽しくて、ちょっぴりせつない。
今日の雨音を聴きながら、昨日の出会いに感謝。
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