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オーピーやらかす

新年早々オーピーやらかす。
どうも、スースの中の人こと私です。
新年早々オーピーがやらかしました。
このことを書くかどうか正直迷ったのですが、己れへの自戒の意味も含め、ここに残しておく事にします。

事はスースが台所で洗い物の最中に起きた。
まだ冬休み中のオーピーの
「えっ!!どうしてっっ!!!」
という悲鳴がリビングから聞こえてきた。
只事ではない感じ。
声を掛けると、
「ゲームに1日ログインできなくなるってきた!」
とオーピー。
え?と思いオーピーのiPadの画面を覗くと、
『暴言、ハラスメントへの警告』
の文言が。
スースの頭にまず浮かんだのは
「こいつ、やったなあ‥‥。」
だった。
このとあるゲームは、オーピーがとってもやりたがっていたゲームで、iPadにダウンロードするタイプのゲーム。現在小2で学校には行ったり行かなかったりするオーピーが、冬休み前にオーピーなりに学校を頑張ったご褒美&スッタとスースからのクリスマスプレゼントだった。
オンラインで世界中の人とつながる事もできる、という点にスースもスッタも一抹の不安を抱いていたし、一応、コメントやチャット等での交流禁止なんてルールを取り交わしていた、が、まあ、そんなルール破るよね、小2は!!(いや、オーピーだけか?)
オーピーがこそこそチャットに参加していた事は知っていた。見つけたらその度注意して、ネット上でのトラブルや犯罪に巻き込まれる可能性等を吹き込んでいた。が、結局スースはルールを破ったことに関する強いペナルティをオーピーにかすことをしなかった。
スースもゲームをするし、SNSで知り合いできた友もいる、ネット上での交流を一括りに悪い!危ない!とまとめたくないという迷いがあったのだ。
今にして思えば、ネット上の交流の危なさばかりを教えるのではなく、ネット上での人との付き合い方のルールを最初にきちんとオーピーに伝えるべきであったなあ‥と思うが後の祭りである。
後、やっぱりルールがルールである為にはペナルティは遂行されなければならなかった、と今は思う。
ところでスースには、大変なことが起きてしまった時、深刻な状況、等、強いストレスを感じる場面で、ニヤニヤと笑ってしまう深刻なかつ嫌な癖がある。
ストレスを笑う事により緩和させているのか?よくはわからないがとにかくやってしまうのだ。
「今回は絶対笑ってはいけない!」
強い意志で、スースは初めてニヤニヤを抑える事に成功した。(そして三日後に腹を壊した。スースはストレスを感じた三日後に必ず腹を壊すのだけど、おんなじ症状のある方います?)
それから言った。
「一体誰に何を言ったの?」
オーピーの顔色がみるみる変わる。
手で両耳を塞いで(強い不安を感じた時のオーピーのクセ)、ぶるぶると震え出した。
「君が誰かを言葉で傷つけたからこうなってる。」
「何があったの?」
オーピーの目からは涙。黙り込む。
スースがさらに問い詰めると、
ゲーム内でその人に押されて自分がゲームオーバーになってしまって腹が立った。だからひどい事を言ってしまった、と、オーピー。
正直、実は、最近のオーピーはトゲトゲしい言葉づかいをする事が増えたようにスースは感じていた。普段は糖度120%みたいなオーピーだが、時々、尖ったナイフみたいになる。その頻度が高くなってるな、と。年相応のものなのかな?とのんびり構えていたスースだが、それで誰かを傷つけるのは絶対違う。
「腹が立ったのはわかったけど、それでひどい事を言って傷つけていいの?オーピーにひどい事言われて、その人とっても怖い思いしたんじゃない?!」
耳を塞いだまま、ぶるぶる震えてポロポロ涙するオーピー。
オーピーのそんな姿を見て、スースの胸はちくちく痛んだが、オーピーがこんなことするなんて、とすごくショックも受けていた。
オーピーが傷つく事ばかり心配して、オーピーが誰かを傷つけてしまうなんて、1パーセントも頭になかったんだから。まったく笑っちゃう。(全然笑えないが)
誰かにひどい事を言って傷つけてしまったオーピーに腹も立てていた。そして自分にも。
もっとオーピーをひどく責め立ててやりたいという衝動と、それをなんとか押さえつける危うい理性。
とにかくスースは困惑していた。
でも、ふと、目の前のオーピーもきっとそうだ、と思った。
今、スースにできることは、オーピーを抱きしめて、二度と同じような過ちを犯さないように諭す事だけ。
後はオーピー次第なんだ。 
これから、大きくなって、スマホを持つだろうしSNSだってするんだろう。
その時にこの出来事を思い出してほしいな、と思う。
オーピーは
「ゲーム削除したい。さよならしたい。」
と、自らゲームを削除した。
ゲームを消したところで、やらかした事実は消えないけどね。

これがオーピーのとりあえず今のところ人生最大のやらかし。


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