「靴下見せ」考

最近、今更になって気づいたけど
今は靴下見せるのが流行っているのか。

かなり以前は丈が少し短いズボンに、短い靴下で
踝を見せるのが流行っていた気がする。
当時も、靴下見せるというか靴下見えるような履き方している人はいたけど、
たいてい、それはもうファッションから解脱したオジサンとかだった。
多分若い人がやってたら爆笑されるような空気すらあった気がする。

ここのところ、「ああ今日見えるような靴下しかないなー仕方ない」と思って出かけてたけど
よくよく周り見るとそんな人ばっかりだった。
ただし変わらずファッション解脱オジサンもそういう履き方しているので
オシャレでやってるのか、ただ単に解脱しているのかはちょっと判別がつきづらい。

今は逆に踝見せるのが変と感じる人もいるらしい。
そういうのを聞くにつけ、流行というのは本当にオシャレというものが絶対的に存在するわけでは無くて
捉え方が変わっていくだけなんだなと改めて思う。
そのうち一周回ってウェストサイドストーリーみたいなピチピチのパンツにシャツをインするのがまた流行る時代が来てもおかしくない。

ところで、なぜ今靴下見せが流行って?いるのかを考えてみた。
一頃前はセクシーなのが流行っていたけど、
今は清潔感が価値観の流行なのではないかと思う。
セクシー=踝が見える
清潔感=踝を隠す
という象徴になっているのでは?

誰かが漂白社会と現代を例えているのを聞いた気がする。
確かによく言えば清潔社会、わるく言えば漂白社会という感じかもしれない。
いずれにせよ、そういう現代の価値観や意識がちょっとしたトレンドに反映されているということもありえるのでは?

以上は、真面目な調査を踏まえた考察などではなく
電車の中で人々の足元のファッションを見た時にふと思った妄想です。
結論、いつの時代だろうと自分の好きな物を着るべし!

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