ピアノとマリンバどっちが好き
ピアノにはいろいろなジャンルの素晴らしい曲が星の数ほどある。
マリンバは曲数ではそれに遠く及ばない。
ピアノはエレガントな姿、たたずまい。ドレスが似合う。
マリンバはピアノに及ばない。・・・・ピアノが会場備え付けなのに対してマリンバは分解して運搬するので、最近特に運びやすさが重要視されて美しさが犠牲にされている。
ピアノは単音のクレッシェンド、デミニュエンドができない。
マリンバはトレモロを使えばできる、と言える。限りなく無音も表現できる。
ピアノは手が小さいと限界がある。
マリンバは柄の長い撥をつかえばある程度音域をカバーできる。・・・・やはり手が大きくて握力がある方がよい。ティンパニなどの太鼓系の打楽器が男性的でマリンバは女性的なイメージがあるけど、握力は圧倒的にマリンバが必要。
ピアノの鍵盤幅はどの音域でも一定。
マリンバは、低音が広く高音が狭い。楽器による違いもある。・・・・これが、間違いなく弾くことを難しくしている。ピアノは鍵盤を見ずに弾けるけれど、マリンバはそれができない。楽譜を見ながら鍵盤を見るのはとても忙しい。
ピアノは指で弾く。
マリンバはバチで弾く。バチは脳から遠い。
ピアノは座って弾く。
マリンバは立って弾く。・・・・音域によって移動しながら弾く。足の動きも考えないと弾けない。うまく移動すれば見せ所にもなる。
ピアノはお客さまに対して横を向く。
マリンバは大抵正面を向く。・・・・動きも大きいので演奏映えがするかな。
動きが大きいマリンバは踊る感じがあって、私にとってはピアノよりも練習に飽きない。
ピアノ、マリンバどっちも好き。
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