点描画家hiromiが描く　優しい世界

2023年12月25日 16:28

【0.3ミリの先にある大切な人への想い】

「点描絵画って知ってますか？」

私達が普段生活してる中では美術館や画廊にいくこともそんなに頻繁ではないと思います。

そんな中、私が出会ったいくつもの点描絵画。

作品を制作されてるのは、点描画家のあおきひろみさん。

0.3㎜というペン先の繊細な作品のひとつひとつに大切な思いが込められてるのをひろみさんとのお話で知ることができました。

お仕事柄、障害者の方と接する機会の多いひろみさん。

私達が普段生活するなかでは、聞いたことも見たこともないような病気と闘いながら生きている方々と接することで生まれた応援と支援の気持ち。

普通に生きる私達よりも大きなハンデを抱えながら生きているのに、私達のことを思いやる優しい心と必死に生きながらも笑顔を絶やさない方々から、私達は勇気と元気をもらっていると、語られたひろみさんは大きな決断をされました。

様々な障害を抱えながら生きている方々を助ける為に、自らが学び、重度訪問介護の資格を獲られたひろみさんは画家としての活動をしながら介護の活動も始めました。

そんなひろみさんが出会ったのは、筋萎縮性側索硬化症（ALS）を発症された武藤さん。その武藤さんを支える木綿子さん夫妻。

そして、皮膚難病のひとつで自らもその患者でもある表皮水疱症友の会代表の宮本さん。

武藤さんや宮本さん。
そして、全国で難病と闘ってる方々の現在を知ることで、私達が普通に生きることがどれだけ幸せなのかを痛感したことで、「今できることはすべてやろう」と、自分の活動をこの方々の為に使いたいと仰ってました。

そんな彼らの事をひとりでも多くの方に知ってもらいたいと思い、0.3㎜のペンで彼らのへの想いも込めて、沢山の方に知ってもらうことで応援をされてます。

海外での個展の話もありながら
「日本で障害者の方々を支えたい」と常に応援する側での姿。

画家としての活動の中でも、いろんな方向からのバッシングなどもある中で、ひろみさん自身の葛藤や自問自答などもかなりつらい思いもされたと私は感じました。。

でも、ひろみさんと直接話して思ったのは、ひろみさんの心の温かさ。
その雰囲気がひとつひとつの作品にも現れてると言うこと。

そのひろみさんが気にかけるギャラリーは温かみのある白が基調の空間。
様々な作品が際立つギャラリーで私はひとつの作品に引き込まれました。

「想いはつながる」のこの作品。

繊細なペンで描く点が数千数万と重なることで描かれる作品。

シンプルな色にも関わらず、筆圧の強弱や点と点との密度によって顔の表情や丸み。
画角から飛び出しそうな立体感。
こんなにも様々な姿が現れると思うとすごく興味深いと思い、引き込まれてました。

そんな作品が並ぶ空間だからこそ
個展開催に全国から駆けつける皆さんがいて、

一緒に個展開催を助けてくれるスタッフの皆さんもいて、

会場や空間づくりを一緒に盛り上げてくれる皆さんがいる。

ひろみさんを応援する沢山の方が集まるので、とても優しい雰囲気に包まれた個展だし、感謝の気持ちと自分の想いを声を枯らしながら伝えるひろみさんの姿が、まさにこの一枚にあらわれてると思いました。

【その想いが人と人とを繋げる】

しんこきゅう展でのひろみさんとの出会いによって、私の世界観が広がりました。

無知な私がこの投稿をするのは本当に恥ずかしいと思いながら、今回私が教えてもらった沢山の感情。

感謝の最上級が生んだお互いが応援し合うコミュニティと、一人でも多くの方にひろみさんの想いが届いてほしいとしんこきゅう展だと私のは感じました。

『点描画家hiromi』

彼女を取り巻く温かいコミュニティはもっと広く大きく繋がり、彼女と関わる健常者と障害者の垣根を越えた素敵な未来へと向かっていくと思いますし、応援していきます。

貴重な時間をいただき、最後まで呼んでいただき本当にありがとうございました。

【点描画家hiromiさんの活動】
　　　　⬇️
https://lit.link/aokihiromi

【福岡個展スポンサー様】
※ゴールドスポンサー様

高橋貴洋【株式会社和高組~他者貢献~】

植木健次郎【たまプラーザうえき矯正歯科】https://www.tamaplaza-kyousei.jp/

【映像制作石井嘉一郎(かいち)】
しんこきゅう展の写真がたくさん
　　　　⬇️
https://lit.link/kaichiroishii

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