【ネットで調べた浅い知識で生葉染めをやった記録】
今年の春に「藍のタネ」をいただき、庭で蓼藍を育てていました。
藍はそれなりにスクスク育ち、7月中には1回目の刈り取りをしなければならない。2回目は9月。その後は種取りへと続く。
しかし今年は雨続きで、さっぱり何もできないままだったある日。
7月の後半、ちょっとだけ晴れた日に挑戦してみました。
【藍染の簡単な方法】
藍染にはいろいろな方法があり、簡単なのは生葉染め。摘みたての葉を砕いて水に絞って染料液を作り、生地をひたす方法です。
これは「動物性の生地」しか染められない。
タンパク質の何かのせい(WEBで記事を探して解説を読んだけれど理解していない)。
私の手元にはたまたまシルクがあったので、染めてみることにしました。コットンや麻を生葉染めで色付けるなら、ハイドロなど還元剤が必要とのことです。→すいません、還元剤って書いてあったから知ったかぶりましたが、理解はしてないです。
多種多様な生地を染めるには、蓼藍を発酵させて作るドロドロの染料「すくも」を作る必要があるそうですが、どう見ても難しそうすぎて手は出ませんでした。藍も少ないし。
【葉っぱをフープロで砕いて染めました】
取り急ぎ、葉を砕いて水に浸して絞ったところ、あざやかな若葉色が出来上がりました。
えっ。これ藍色になるの?
水に浸しておいたシルクを染料に入れ、チャプチャプ。しばらくして絞ってから外で干し、日光に当てると青にかわるらしいのですが。大して青くなりません。
結局、葉も少なくて3回くらい染めるのが限度。
深い藍色にするには「50回くらい染める(それは「すくも」の場合の話ですが)」と骨董店の店主が以前、おっしゃっていたので、あと47回くらいやったら藍色になるのでしょうか。謎。
掲載した写真の、左がもとのシルクの色、右が3回くらい生葉染めしたシルクの色。
若葉色ですね。
青は藍より出でて藍より青しと言いますが、藍より青くならなかったです。
でも藍染マスクの内側に使ってみよう。
藍染マスクの内側に、藍染のシルク。ちょっといい。
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