
おっさんずラブin the skyについて
■ここにきて5話までを一気見する
昨年、おっさんずラブの連ドラに途中参戦し、発売と同時にDVDを購入するほど若干ハマっていました。
でも映画は見ておらず(映画館に行く習慣がない)、セカンドシーズンも「牧がいないんじゃ(心の底から春牧カップルが大好きだった)」と思って録画だけして見ていませんでした。
とはいえ、私のドラマ熱々度調査バロメーターである「がるちゃん」でコメント数が伸びに伸びており(1万とか。1万越えは結構すごい)、アラサーアラフォー女子の巣窟である「がるちゃん民」の心のツボを抑える展開というのは、王道少女漫画の価値観を尊重した純愛路線であることは間違いありません(偏見)。
そこで、試しに見て見たのです。
第一話を。
■2日間で5話まで見終わることに驚く
春田と武蔵のみそのまま、キャラも割とそのままで、周辺キャラを一新。職場も不動産屋からエアラインへ。
えっ。
成瀬!
前回の牧の立ち位置に冷徹パイロット成瀬役の千葉雄大さんがハマっているのは一目瞭然なのですが。
そして、武蔵の片思いからの告白展開も同じなのに。
同じ路線を踏襲しながらも、武蔵パートはギャグ度が500度ぐらい上がり(ちっちゃい武蔵出てきた! お腹よじれる!!)、深夜に録画を見ながら漏れいでる笑い声が震えるのを抑えられない。
それに何より、千葉雄大さん演じるイケメンだけど人付き合い下手で、実は純粋に可愛い成瀬のツンからのデレ具合が非常にうまい。
私は春田の心情がとてもよくわかりました。
成瀬が初めて笑った瞬間に「ギュイン」と胸が鳴り、ほっぺたにクルミでも入れてんのかなと思えるほどぷっくり膨らんだ千葉さんのフェイスラインが段々と愛しく思え。膝カックンされたら心臓が崩壊。
堕ちた!
普段「時間なくてドラマ見れないな」と思っていたけれど、時間は作るものだなーと改めて。2日で5話まで見終わったスピード感に自分でもびっくり。
■映画を見ていなかったからよかったかもしれない
割と最近おっさんずラブにはまり、アマゾンプライムでファーストシーズンを見て、さらに映画館へ2度も足を運んだ知人は「セカンドシーズン冒頭、笑っていられるうちはよかったけど、恋愛模様が進んで、純愛度が増してきたら胸が痛くて見られない」と言っていました。
私も、昨年の連ドラの最終話直後にこれを見たら、そう思ったかもしれません。
友人は「セカンドシーズンが先に決まっていて、映画はファーストシーズンのファンへのご褒美だったんじゃないかな」と言っていましたが、なるほどうまい解釈だと思いました。
昨年の第6録話から最終話までの一週間。
気が気じゃなくて、牧の涙に胸をえぐられて。
ツイッターやらなんやら、同じ胸の痛みを分かち合えるコメントを探してウロウロしたことを思い出します。
だから私たちはよく「セカンドシーズンは新しい恋のはちゃめちゃ群像劇ではなく、ひたすらに春田と牧がイチャイチャする展開が見たい」と思ったり、呟いたりするのですが。
おそらくそれはストーリーテリングのセオリーとしては、「面白くはならない」んだろうな、と。なんとなく。あまりこの世でお見かけしないから。それを面白く描ける領域にまで持って行くには、何か凄まじい起爆剤がいるんじゃないかな。
■やりすぎ? これぞおっさんずラブ? 卓球シーンに身悶える
最もわけがわからなかったのは、第4話、シノさんバースデーからの卓球決闘シーンです。
えっ。
なんで?
なんで卓球?
しかも全員めっちゃうまいし!
卓球しながら相手の腹の中を探り合い、うっかり「好き」って言い合っちゃう、バラしあっちゃうシーンです。言葉では説明のしようがありません。
成瀬が最後にジャンプしてスマッシュ決めた瞬間、15年くらい前に友人のマンションでみんなで見た「ピンポン」という卓球映画のワンシーンが脳裏に蘇りました。
この辺のギャグなのかシリアスなのか、その両方を混ぜ込んだ新しい価値観のようなものを生み出した力量。これは真剣に作られた恋愛ドラマだな(何言ってるのか自分でもわからない)。
でも私のドラマバロメーター(また出た)「がるちゃん」では、やりすぎ、という声も多々見受けられました。
■松島花ちゃんが出てきてほっこりする
第5話、シノさんの元奥さんはモデルの松島花ちゃんが演じていました。
可愛いー。20歳くらいのころのプルプルな可愛さも大好きでしたが、年を重ねてもまだまだ可愛くて綺麗。
でもお母さん役をやるような歳になったのか、としみじみ。。。
この感想はこれだけ。。。
■そして次回はリアタイしそうな私
次回は新キャラが出てきて、さらに引っ掻き回すそうです。
セカンドシーズンを唄い、キャラ一新でうみだされた新しい「おっさんずラブ」。
思ってた以上に面白くて、大混戦。前と同じことをやっていては視聴者はついてこない、というのを作る人々はよくわかっていて、すごく考えているのだな、と。
心の底から、「録画しといてよかった」と思いました。
でも王道路線が大好きだから、春田の恋を応援します。結末は不明だけど。イケメンでツンからのデレはやばい(大事なことは二度いう)。
ほんとやばい。
いいなと思ったら応援しよう!
