ロマンスの神様
ナグです。
11月に入って、今までのことを振り返る、という感じになっているのですが、単にこの一年を振り返るというより、長い間の自分の在り方や実際の自分の意識や行動についてを振り返る、という感じになっています。
カウンセラー、セラピスト的な立ち位置で、スピリチュアルな視点から、いろいろな人の話をお聞きすることを仕事としているのですが、妻が扱うパワーストーンも、二人の今に至る経緯などもあり、『恋愛』についてのお話を聞く機会もたくさんあります。
「ツインソウル/ツインレイ」というテーマで長い間発信してきていますが、より大きい範囲で捉えると、人間関係について、という話になります。
悩み相談、という話になってくると、カウンセラーやセラピストを生業にされている方や、心理学などに関心を持っている人は耳にしたことがあると思うのですが、「HARMの法則」という言葉があります。
簡単にいうと、人間の悩みはほとんど4つのカテゴリに当てはまる。というお話です。
H・・・health(健康)
A・・・ambition(夢・キャリア)
R・・・relationship(人間関係)
M・・・money(お金・財産)
ということです。これに年代別の表れかたがあるのですが、まあ、今回はこの「HARMの法則」というわけではなくて、そのなかの“relationship"、特に恋愛について現れてくるさまざまなことについて、スピリチュアルな視点からの話を含めて、書いていきます。
僕はよく、セッションやセラピーのなかでこういうふうに話すのですが、
『自分を知るためには、“自分以外のもの”が必要になるんだよ。』
というふうに。
私たちは日々、いろいろな“刺激”を受けながら過ごしています。そして、その刺激によって、自分の感情や考えに変化が現れてきて、「自分」という人間を知っていくわけです。自分の長所や短所、反応しやすいところや、鈍くて反応しづらいところ、本当に周りにたくさんの人がいてくれるからこそ、「自分」に気づけるわけですね。
その際たるものが「恋愛」というわけですが、恋愛が始まるときには、通常は感情が大きく揺れ動くものです。
中学高校時代の恋愛などを思い出してもらうと(まあ、特にそういう恋愛とかなかったです、という方もおられるかと思うのですが)、気になる人のことが頭から離れない、とか一人で思い出してニヤけてみたり、こうなったらどうしよう、という不安が尽きないというような、恋愛が始まる前と比べると感情の状態が「普通じゃなくなる」ことがほとんどです。
それも、当然ですよね。恋愛に繋がる出会いというは『強烈な刺激』なわけですから。一気に来る場合もあれば、じわじわと来る場合もありますが、「強い刺激」には違いないわけです。
そして、その刺激によって、浮かび上がってくるのは自分の内側のさまざまな“自分に対する思い”です。(ここ、微妙なところなのですが、「自分の本当の思い」ではなくて、「自分に対する」というところなんです。)
一般的な価値観や常識(とされること)のような、外から充てがわれたものによって「自分の今の状況」を受け止めてしまったり、過去の恋愛や人間関係、さらには「過去生からの魂の体験」などといった、「私は〇〇だから…」というような、自分を閉じ込めていた思いに気づくことから、いろいろな葛藤が現れてくるのです。
いまはもう、そういう言葉は使わないのでしょうが、昔は『恋煩い』などと表現されたものです。
そういう葛藤は、自分に気づくきっかけであり「新しい自分へ」と変容していくプロセスの兆しなのです。
恋をしている人って、周りで見ているとなんとなく気づきますよね?
「好きな人、できたの?」
と、友人に聞かれて『ドキッ!』としたことがある人もいるのではないでしょうか?なんとなく「あ、この人今恋愛モードだな」というのは、どこかしら雰囲気に滲み出てくるものなんでしょう。
スピリチュアルな観点からいうと、恋愛の始まりにいる人って、オーラが少しピンク色になっているんです。
霊的には、恋愛はさまざまな自分の内面の葛藤と向き合うことで、新しい自分に気付けたり、相手の心の痛みに寄り添えるようになっていったり、という精神的な大きな成長の機会になるのです。
その「大きな成長のチャンス」というのは、ともすればアンバランスになったり、うまく乗り越えられなかったりするとそれが傷になったり、というちょっとした危うい要素も含まれているのですが、その魂にとって価値のある機会をより良いかたちで体験できるようにと、霊的な配慮があるときなのです。この「霊的な配慮」というのが、ピンク色のオーラとして現れるのです。
“オーラ”という観点に立つと、私たちは日々のなかで、肉体的感情的な刺激以上に、オーラにさまざまな刺激を受けているのですが恋をしている時は、「内側」をしっかりと感じることができるように、必要以上に外からの刺激を受けて混乱しないように、と“ロマンスの神様”のはからいによって、守られているのです。(え?そうなの?と思われるでしょうが。)
恋は、やがて愛へと変わります。
いもむしがさなぎになり蝶へと変容するように、自分自身の未だ気づいていなかった魅力や、大切な人を守る力強さや、大好きな人のことを信じ抜こうとする忍耐強さや、ほんとうにさまざまな「自分自身」に出会える機会であると同時に、大好きな人と二人で新しい世界へと踏み出すことができる、新しい物語の始まりなんですね。
“ロマンスの神様”といえば、冬の女王「広瀬香美さん」の歌ですが、ロマンスの神様はなにもゲレンデだけにいるのではありません。そして、ロマンスエンジェルと言われる「恋の天使たち」も、小さな弓矢を構えて、あなたのハートを狙っているかもしれないのです。
いま、恋をしている人は、「そうなんだ」、「そうなのかもしれないな」くらいでも大丈夫なので、“ロマンスの神様”を信じてみてはいかがでしょうか?神様たちは、私たちの間で愛が広がることを望まれています。
そして、天使たちもそのために日々、小さな羽根を羽ばたかせて、わたしたちのまわりを忙しく飛び回っているんですから。
あと2ヶ月足らずで「クリスマス」も来ますので、今恋をしている人はもちろんのこと、恋をしていない人も、結婚して何年も経って“なんか冷めちゃってるんですよ。”という人も、ちょっと「ロマンスの気持ち」を振り返って思い出してみてもいいんじゃないかな?とか、思ったりしたのです。
読んでいただき、ありがとうございました✨😃
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