健康でいないとダメなの?
近年、健康ブームと言われています。
健康って、その状態の時は、空気のように当たり前に思うけれど、失いかけた時や崩れた時に意識するものですね。
・あきらかに太りすぎだと自覚した
・健康診断でチェックがはいった
・身近な人の深刻な病気や訃報をきいた
このような時にあらためて、「そうだ!健康管理をちゃんとしないと・・」となるわけです。
そもそも健康でいないといけない理由って何でしょう?
健康でない=病気だとこのようなことになります。
・身体が痛かったり苦しかったりしてつらい
・病気を治すために、病院代など余計なお金がかかる
・仕事や家事などの効率がさがり、成果がでない
・したいと思うことがあっても、動けないとか、気分がのらないなどで、で きなくなる
・家族や知人に心配をかけたり、迷惑をかける
このような理由から、病気はいやだ!だから健康が大事なんだ!となります。
その感覚はいたって普通ですが、「病気はいやだから、健康でいたい」となると、健康へのモチベーションが「病気」からの逃避になります。
また、生活のクオリティを下げないため、快適な生活を維持するためという目的であれば、そこまで、健康への意識って高まらないですよね・・。
一般的に、失ってはじめてその大切がわかる!というように、当たり前にある状態に、時間や労力をかけたり、気遣いをするというのは、難しいものだからです。
では、何を意識して「健康力」を高めればいいのか・・・?
結論をいうと、健康は「自分の望む未来を手にするために」必要なのだと認識することです。
健康は快適な生活をおくるために必要な「条件」ではなく(もちろんこれも正解です)、思い描く未来を手にするために必要な「道具」ということです。
私たちが何かをしようとする時、心身が健康でいられると
・身体の調子がよいと体が軽く、フットワークも軽くなります。
・心が前向きになるので、明るいことや希望のあることに目がむき、発想力などもわいてきます。
・行動力がともなうので、いろいろなことにチャレンジしようと思えます。
・問題が起こってもそれを乗り越えるだけの気力があります。
・いやなことやストレスに感じることがあっても、小さなことと受け流せます。
このように、何かを成し遂げるためには、心身の状態が健康であること、すなわち、エネルギーが十分に満ちていることがとても、大切なのです。
しかし、ここで、いやぁ~特に何かを成し遂げるとか、大きいことをしたいわけじゃないし・・そこそこ健康で、つつがなく生活ができればいいんですよぉ~という声が聞こえてきそうです。
でも、本当につつがなく、これから先何十年も暮らせると思いますか?
課題のひとつは、寿命が大幅に伸びていること。
もちろん、長生きできるようになったことはすばらしいことですが、人の身体のしくみは、人生50年・60年の頃とそれほどは変わっていません。
倍近く、生きるわけですから、それに見合ったメンテナンスが必要で、それを怠っていると、ボロボロの状態になってしまいます。同じシステムを100年近く、もたそうと思えば、手入れも強化も必要ですね。
二つ目は、世の中の情勢や変化が大きいこと。
コロナ禍で皆が経験しているように、世界のどこかの出来事の影響が、他人事ではなく、自分ごとになってしまう。何かが起これば、スケール大きく響いてきます。何が起こるかわからない世界、何が起こったとしても不思議ではない世界に私たちは生きています。
その中で、たくましく生きていくだけでも、エネルギーが必要です。
そういった観点から、エネルギーを十分に見出せるだけの心身の健康が大事なわけとなります。
逆にいえば、心身に十分なエネルギーが満ちているのであれば、身体に不調があろうが、病があろうが、関係ないのです。
つまり、「元気があれば、なんでもできる」という言葉どおりです。
いつもの健康法や健康管理も、なんのために・・・という部分を意識すればもっと効果が上がるし、長続きもするようになります。
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「病はあっても病気にはなるな」
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