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「身体がついていかない」って言ってませんか?
日中と朝晩の気温差・季節の変わり目・地球規模の気温の変動・・・
季節や気温の話って日常会話の中でよくします。
それは事実を話すので、たわいないコミュニケーションにもなるし、全然問題ないです。
しかし・・・
その後に
「こう温度差があったら、身体がついていかないわ」
「急に寒くなると、風邪ひきそう」
「気温差で、からだの調子がおかしくなりそう」
などと付けくわえていませんか?
これは、事実ではない推測にすぎないマイナスなことを、わざわざ自分に言い聞かせて、暗示にかけるような行為なんです。
受験生やその家族が、「落ちる」とか「すべる」といった言葉を嫌うのも、受験シーズンには「うカ~ル」や「キットカット(ツ)」がはやるのも
言葉は、それをイメージさせること・
イメージしたものは、それが形になりやすいこと・・
ということを多くの人が体験的に知っているからですよね。
にもかかわらず、
風邪ひきそう・・・・とか、身体がついていかない・・・・と無防備に口にしていませんか?
理想をいえば
季節の変わり目で、気温差がどれほどあっても「私の身体は大丈夫」「温度差なんかに負けるような自分ではない」ぐらいの気合があってもいいぐらいです。
そこまで思えなくても、せめて、
いちいち「風邪ひきそう」とか「体がおかしくなりそう」などわざわざ付け加えなくてもいいのです。
風邪をひいたらひいたで、「温度差のために風邪をひきました・・・・」という話なら事実だから、それから話題にするのは問題ありません。
自分が口に出している言葉は、その積み重ねによって自分の身体や習慣を作っているといいます。
一番怖いのは、自分が何気なく使っている言葉の良しあしです。
たとえば、「バカヤロー」とか「むかつく」・・・みたいな言葉はよくないというのは、すぐわかります。だから使わないようにしよう・・・と思います。
でも、「風邪ひきそう・・・」がマイナス的な言葉だとは気が付きにくいです。
だから、何気なく使ってしまう。
「もう歳だから・・・という人と、「気は若いです!」という人では、どちらが、より元気で、より若々しいかはすぐわかります。
「風邪ひきそう」といつも言っている人と、「私は丈夫だから」と言っている人では、どちらが風邪をひきやすいでしょう?
なので、自分の口から出る言葉にはより注意深くいることが大切なのです。
音声でも配信しました。この話題にご興味があれば、ぜひお聴きくださいね。