『Stray』クリアしたのでプレイ感想とストーリー考察書いてみたぞ!
このゲームが発売された当初「怖い」「ホラーゲーム」といった単語をちらほら見かけ、「ただの『可愛い猫ちゃんになれるゲーム』ではないのか…」と思い、いっちょホラーゲームかどうか確かめてやるか!とプレイ致しました。
※以下ネタバレを含みます。
『Stray』をクリアした感想
まずこのゲームが『ホラーゲームかどうか』なのですが、答えはNOです。
このゲームは猫とロボットの絆を描くハートフルストーリーでした。
ではなぜホラーゲームだと言われていたのかというと、Strayに唯一敵として出てくるZURK(実況では『いくらちゃん』と呼んでいました)の存在です。
そしてそのいくらちゃんが出現する場所は気持ち悪く、不気味な雰囲気に溢れていました。
これが『ホラーゲーム』と噂されていた理由なのかもしれません。
あとはまぁなんといってもとにかく猫ちゃんがかわいい🐈。
カーペットで爪とぎしたり丸まって眠ったり。
足元にスリスリしたり…。そりゃロボットたちもメロメロですよ!
バケツシステムでの移動や高いところに登って物を落としたり、可愛い猫ちゃんの可愛い仕草に始終癒されっぱなしでした💖
でもラストは思わずうるっとしてしまう展開に…。
可愛い猫ちゃんになりきって遊ぶだけのゲームじゃなかった。
ゲーム性も面白く、ストーリーもしっかりしていて万人が楽しめる素晴らしいゲームでした!
『Stray』のストーリー考察
いくらちゃんの正体と人類滅亡?の理由
ゲーム中で獲得できるメモリーの中にいくらちゃんの正体について書かれていました。
「上層のゴミがスラム中にあふれ出し、それを解決するために生み出されたバクテリア」。それがいくらちゃんの正体です。
しかし人間がいなくなってしまった後突然変異を起こし、ゴミ以外のものも食べ始めてしまいました。
ゲーム中では猫ちゃんにもロボットにも襲い掛かってきます。
物語の中で人間は滅んでしまったような描写になっていますが、もしかしたらいくらちゃんにやられてしまったかいくらちゃんが繁殖したことによる感染症で滅んでしまったのかもしれません。
しかしシェルターの外の世界(猫ちゃんが元々いたところ)にはもしかしたらまだ生き残りの人間がいるのかも?
ロボットたちの正体
物語の中盤で相棒のBー12くんの正体が「人間」だったことが発覚します。
となると、今まで出会ってきたロボットたちも「実は人間だった」と言われても驚きはしません。
現に人間であったB-12くんが入っていたカプセル型の機械はB-12くんの研究室以外でも見かけることができます。
そして出会うロボットたちはロボットとは思えないほどとても感情が豊かです。
純粋なロボットもいればB-12くんのように転送してロボットになった元人間もいるのかも!
ただ「自分が人間だった」と思っていないということはロボットに転送される際に人間である記憶は失われてしまうのかもしれません。
その点でもB-12くんは特殊だったのかも。
意味深なラストシーン
最後、猫ちゃんが外の世界に出て行ったあと、壁の端末が起動する意味深なシーンで終わります。
おそらくですがあれはB-12くんなのではないのかなぁ、と。
(というかそう思いたい!!!)
B-12くんのロボットとしての肉体はなくなってしまったけど、ネットワークのシステムとして生き続けるのではないのかな、なんて。
攻殻機動隊の少佐のような…。
端末を起動させて「ボクはここにいるよ」とメッセージをくれたようでじんときました。
ちなみに序盤で要所要所で誘導してくれていたのもB-12くんではないのかという説があります。
このゲームは想像以上に奥が深かった
いつもプレイ後はいくつかの考察サイトを巡るのですが、下記のサイトがすごくよくまとめられていました。
なんとこのStrayというゲーム。
映画や海外ドラマ、アニメなどの小ネタがふんだんにちりばめられていたんです!
記事を読みながら「なるほど!すごいなー!」と思いました。
よろしければぜひ読んでみてください!
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