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『The Suicide of Rachel Foster』クリアしたのでプレイ感想とストーリー考察書いてみたぞ!
ひそかに気になっていたこちらのゲーム。
無人のホテル探索、一人称視点…。待ち受けているのは幽霊…?
と、あらすじを読んで雰囲気が良さそうなゲームだなと思ったのでプレイしてみました!
ということで、クリアした感想とストーリーの考察を書いていきたいと思います!
※以下ネタバレを含みます。
『The Suicide of Rachel Foster』をクリアした感想
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Visageの時もそうでしたが探索の時にBGMがないのは雰囲気があって良かったです。
「このホテルに自分以外の誰かがいる?」
「実はレイチェルは生きている??」
といった感じで真相を追い求めていく過程がドキドキしました。
クリアしてみて実際のストーリー自体はまぁ結構重くドロドロしていたなぁと思いましたが(笑)。
がっつりホラーというよりは雰囲気で楽しむミステリーっぽいゲームでした。
『The Suicide of Rachel Foster』のストーリー考察
![](https://assets.st-note.com/img/1686720611986-wcWNT8gAUb.jpg?width=1200)
主人公はニコールという女性。
亡くなった母クレアの遺言で所有しているホテルを売却するよう言われる。
そのお金を奨学金の返済にあてて欲しいと、そして残りのお金は「少女の家族」に渡してほしい、と。
ここで出てくる「少女の家族」とは「自殺したレイチェル・フォスターの家族」のこと。
実はレイチェルとニコールの父レナードは不倫関係にあり、しかもレイチェルはレナードとの子を妊娠していた。
レイチェルの自殺の数日前にクレアに不倫が発覚しており、ニコールを連れて2人はレナードの元を離れた。
母の遺言通りホテルを売却するため10年ぶりにホテルを訪れたニコール。
そこにFEMA(アメリカ合衆国連邦緊急事態管理庁)のアーヴィンという男から「もうじき嵐が来る」という身を案じる電話が掛かってくる。
危険だからホテルに留まるよう提案するアーヴィンだが車で帰ろうとするニコール。
しかし座席に置いておいたはずの車の鍵が見当たらない…。
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ホテルに留まることになったニコールは謎の男から電話をもらう。
「レイチェルはまだそこにいる。ホテルは売るな」
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その後ニコールはホテルの探索を続け、不可解なものを見つける。
まるでレイチェルが生きているかのような…。
ニコールはレイチェルの自殺事件を再調査することに。
その最中に衝撃の事実が次々と発覚!
なんとアーヴィンはFEMA職員なんかじゃなかったのです!
亡くなったレイチェルの弟だったのです。
車の鍵がなくなっていたのも脅迫電話もすべてアーヴィンの仕業でした。
その理由は姉のレイチェルの死の真相をニコールにも知ってほしかったから。
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赤ん坊を抱いたマネキンを襲っている
なんとレイチェルの死の真相は自殺ではなく、ニコールの母クレアが殺害したのでした!
ニコールが使用していたホッケースティックを使い、レイチェルを撲殺。
その後死体を毛布にくるみ、自殺を見せかけるためレイチェルの死体を尾根から投げ落としました。
母の車のボンネットから死体をくるんでいた毛布を見つけたニコールは、流しの水にその毛布を浸し、大量の血液が浮かび上がる。
毛布の中にはレイチェルが使用していた歯科矯正器具が包まれていた。
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彼女が使用していた歯科矯正器具もくるまれていた。
ニコールが真相を知った後、アーヴィンは自殺することを選択。
ニコールも自分の車の車内にこもり、排気ガスを吸い込んで自殺することを試みる。
この自殺をするかしないかはプレイヤーの判断にゆだねられる。
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私は自殺をしない選択肢を選びました。
ニコールはホテルの売却をしないことを決意する。
タイトルにある蝶のようなものの正体
![](https://assets.st-note.com/img/1688112643088-D47gd5D5lf.png?width=1200)
最初ぱっと見た時、赤い蝶が標本みたいに貼り付けられているのかと思いましたが、ゲームをプレイするとこれがレイチェルの歯科矯正器具であることがわかります。
なぜ血まみれの毛布の中に残っていたのかは、おそらくクレアに殴られた拍子に緩んでしまい、車で運ばれている最中に取れてしまったのかな、と思います。
ホテルにレイチェルの幽霊は存在したのか?
アーヴィンが黒幕だとわかってからホテル内で起こった様々な出来事はアーヴィンが仕掛けたことだったんだなぁと思いました。
ということは幽霊なんて存在しなかったのか?
![](https://assets.st-note.com/img/1688127751921-j1aORk9xcT.jpg?width=1200)
ただ屋根裏部屋を調べ終わって廊下に戻る際、部屋の扉が一斉に閉まったのはびっくりしたし、これはアーヴィンではないのでは…?と思ってしまったのですが、どうなのでしょう?
アーヴィンは本当に自殺したのか?
アーヴィンとの最後の電話では、ニコールに真相に辿り着いてもらったことによって心残りはない、といった感じで終わっていますが、果たして本当に自殺したのでしょうか?
ここまで念入りな計画をしてニコールを導いておいて簡単に自殺するかなぁ?
レイチェルの弟であったアーヴィンは長い間ずっと苦しんできたと思います。
それなのにニコールは何も知らないまま普通の生活を送っていました。
そんなニコールに怒りの感情が多少なりともあったのではないのでしょうか?
それが今回の計画に至った。ニコールに罪の意識を植え付け自殺をするよう仕向けたのでは…?
実際最後の選択肢次第ではニコールは死んでしまいます。