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派遣先の不満、本当にそれだけ?私が気づいた意外な真実


さて、誰が悪い? ― ゴギンズスピリットで見つめ直す自分と職場 by 法月将臣

2000社の応募の末にようやく掴んだ就業先。しかし、たった2週間で契約を強制解除した。悔しいか?もちろんだ。だがここで責任転嫁をしていては何も変わらない。だから深掘りしよう。「誰が悪いのか?」について。


結論:自分が悪い!

まずはここから始めよう。人のせいにしても何も得られない。未経験OKの貿易事務案件に飛び込んだ自分の実力不足。英語?抵抗はないが、正直、読解力はほぼゼロだ。プログラミングや音楽の知識は多少あれど、それが即戦力になるとは限らない。

だが、「未経験OK」を謳っていた就業先の環境にも疑問を感じざるを得ない。


現実:受け入れ体制の欠如

この就業先、サポート体制が全くなかった。業務マニュアルは存在していたが、内容は経験者向けで、新人が理解できるものではない。例えば、インボイスの作成手順が「インボイスを出して」としか記載されていない。いや、それどうやって?具体的な方法を教えてほしい。

しかも引継ぎ者は年末年始の締め処理で忙しく、私は「自習」で済まされる始末。これでは独り立ちなんて無理だろう。
おそらく、もうこの時点で私は契約更新なしが確定していたであろう。


そして、決断の日

営業からの連絡。「初回契約期間のみ。更新なし。その間庶務雑務をやってくれ。」。
この一言で私のゴギンズスピリットが炸裂した。「だったらいる意味がないので本日中に契約解除してくれ!」と。

確かに、私は未熟だ。だが、未経験OKで募集をかけるなら最低限の受け入れ体制くらい整えてほしい。それがないなら、最初から即戦力を求めると正直に書くべきだろう。


問題の本質:派遣の現実と企業の課題

この就業先だけが特別酷いわけではない。企業は人材不足で未経験者を受け入れざるを得ない状況だろう。しかし、教育やサポートを怠ることでミスマッチを生み、結果的に誰も得をしない。これは派遣の仕組み全体にも問題があると言える。
結局この就業先はまた人材募集をかけることとなる。


ゴギンズスピリットで見つけた答え

自分の弱さを認めるのは簡単ではない。だが、責任を引き受けることで次の一歩が見えてくる。今回の失敗から学んだことはこうだ。

  1. 未経験で飛び込む前に、できる限りの準備をする。

  2. 職場の状況に左右されない自分の軸を持つ。

  3. 環境に依存せず、自分を成長させる方法を模索する。


キャリアアップの未来へ

確かに今回のチャンスは逃した。だが、失敗はただの過程だ。成功するまで挑戦し続ける。キャリアアップは派遣でも可能だし、派遣じゃなくてもいい。重要なのは、どんな環境でも「戦える自分」を作ることだ。


これを読んでいるあなた。もし同じような悩みを抱えているなら、まず自分に問いかけてほしい。「本当に全力を尽くしているか?」その答えが「Yes」なら、それでも失敗した経験を力に変えればいい。

私は今日もゴギンズスピリットで次の挑戦に向かう。あなたも負けるな。

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