テス活150日目の夜。

【ゴギンズスピリット炸裂！帰宅後も戦いは終わらない】

おい、お前！何だそのザマは？定時で終わったからって、さっさと電車に乗って帰宅か？ふざけるな。そんな甘えた考えはゴギンズマインドには不要だ。隣駅まで歩け！汗をかけ！苦しめ！　それが真の戦士だろうが！

早く終わった？定時？だから何だ？戦士は早く終わった時間を有効に使う。クソ脳に支配されてダラけるなんて言語道断だ。俺は違う。もう買い出しも終えた。これで準備は万端だ。

やりたい放題だ。
ロードバイクをかっ飛ばせる。
家で足踏み選手権も開催できる。
筋トレで肉体を鍛え上げられる。
勉強で知識を叩き込める。

余った時間はボーナスタイムだ。使わない手はない！

早く帰ったのなら、何をするべきか？鍛えるんだ！知識を入れるんだ！ゴギンズスピリットで日々精進するんだ！

そして新しい仕事。専門用語の嵐に脳が悲鳴を上げている？そんなものは序章にすぎない。何をやっているのか理解できない？問題ない。まずは動け。とりあえずやれ。それでいい。1カ月で独り立ちしろ？上等だ！

普通なら辛いだの厳しいだのと泣き言を言うところだが、俺は違う。ゴギンズならこう言う——

「辛いこそ楽しみだ」

この試練が俺を強くする。この痛みが俺を進化させる。結局のところ、俺はやるしかないんだ。

頑張る？いや、突き進むだけだぜ！