戦後

早く大人になることを求められた時代は遠い昔。

２０歳の頃を何度思い出してみても、やっぱり大人とは言えなかった。

あの日迎えたのは、どうやら生誕２０周年という人生の記念日。

あれから時間が流れて、もう子供ではないけれど、大人でもないような現在。

この年代はこうあるべきだというなら、今の自分は、実年齢よりも未熟。

かつてない時代を生きている今、何をしてみたって自分相応。
それが希少な感覚なら、そんなんでも大切にしたい。

祝　生誕２０周年