8日目:論文読み雑記

随分とサボってしまった。。。
とりあえずデータ報告終わりなので再開

11月末に外注する必要あり?


タイトル


Diversity and Morphology of Members of the Phylum “Synergistetes” in Periodontal Health and Disease

研究内容


口腔病変におけるSynergistetes(現在はSynergistota)の多様性を調べ、健康な部位よりも歯周病の部位により関連していることを確立する。また、非培養のSynergistetesをin situで観察する。
・口腔病変におけおるSynergistetesの多様性をプライマーを用いて調べる。
・健常者と歯周病の人から検出されるSynergistetesの割合を調べる。
・FISHを用いていまだに培養されていないSynergistetesの形態を調べる。

歯周病からはクラスターAに属するSynergistetesが検出される。これはクラスターBの存在が少なかったから?
高度に分岐した系統樹及び比較的低いブートストラップ、多様なシークエンス配列の存在はこのグループにおいて相同組み換えがよく生じていることを示唆している。(そしてこれは自然競争を示唆する。)→P. piscolensのゲノムはFnやTdによく似ている。これは歯肉縁下という居住区において遺伝子の水平伝播がよく生じることを示唆している?

Synergistetesは唾液・(縁上縁下)プラーク・頬粘膜・(舌)のうち頬粘膜以外からは検出された。

新規性・進捗性


Synergistetesが口腔のどこから検出されるかを検討した。(頬粘膜以外)
Synergistetesの新たな種を発見した。
培養されていないSynergistetesの形態的特徴をFISHを用いて観察した。

気になったこと


・イギリスの人の英語は洗礼されていて読みにくい?
・何人中何人から検出されるのか、そのprevalanceを知りたい。
・相同組み換えが起こりやすい種であるということ?これに関してはin vitroでの検証が必要であり、もしそうであるならば遺伝子組み換えは割と容易にできるか?


昨晩は遅かった上に、今日はデータ報告があったので、ここまで。
雑に読んでしまったが、本企画はまあそういうものでしょう。
とりあえず量を読むことを意識したい。

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