Pretia AR Cloud SDK アップデート - 2022 夏リリース
開発者のみなさま、こんにちは。Pretia AR Cloud Platformのプロダクトマネージャーを担当している、シドと申します。
4月のパブリックリリース以降、みなさまからたくさんのフィードバックを頂いており、大変嬉しく思っています。
Pretiaは、みなさまからのフィードバックを大切にし、機能開発に反映することで応えたいと考えております。
本日は2022 夏リリースとして新しい機能を共有いたします。
3D Scanner App- iOSへの対応と新機能の実装
一番多くのリクエストをいただいた部分です。
ご存知の通り、iOSとAndroidはざまざまの面において違いがあります。AR開発においては、データフロー、カメラAPI、カメラの光学設計など、同じ機能を実現するために多くの障壁が存在します。これらひとつひとつを解決し、ようやくiOSバージョンの3D Scanner Appが公開可能なレベルに仕上がりました。
ダウンロードはTestflight経由となります。開発者コンソールの”ダウンロード”からアクセス可能です。
何が問題が見つかったり、フィードバックをしたいと思ったら、いつものSlackはもちろん、Testflightでのフィードバックも可能です。
iOSへの対応と同時に、2つの新しい機能も紹介します。
Content Authoring
この機能は、春のリリースに既に実装されておりますが、夏リリースに合わせてUIを刷新し、より使いやすくなりました。
マップに配置したいオブジェクトを実画面で視認できるため、サイズや位置の調整がより簡単に、直感的に行えるようになりました。
AR Recording & Playback
Relocをした後、ARセッションを録画することができます。この録画は単のスクリーンレコーディングではなく、カメラが撮った画像データやポースの情報も保存する上、Unity Editorに直接インポートすることが可能です。
Unity Editorでの作業の参考情報が増えることで、より快適な開発環境を提供いたします。
開発者コンソール - 新機能とUIの刷新
夏リリースにおいて、デベロッパーコンソールにもいくつかのアップデートを実装しました。
チーム & ユーザーマネジメント
ひとりのユーザーが複数のチームに所属できるだけでなく、ロールごとの権限も可視化しました。そしてログイン後のデフォルトチームも設定できるようになりました。
マップ共有
同じチームに所属していない人とも、マップを共有できるようになりました。
アプリ管理画面のUI
使い勝手が向上しました。
今回のリリースは以上です。引き続き新機能の開発を進めており、2022 Q3/Q4にもリリースを予定しております。
新しいサンプルプロジェクトの提供も準備を進めておりますのでぜひご期待ください。