ARクラウドPretiaのゲームサーバホスティングで始めるARゲーム開発
序章
ARクラウド「Pretia」のマルチプレイヤーソリューションは、多人数対応、柔軟なゲームサーバ接続方式の選択、マッチメイキングアルゴリズムを内蔵したカスタマイズ可能なマッチメーカーの活用が可能な包括的なシステムを開発者に提供しています。
そのため、開発者は魅力的なゲーム体験の構築に集中することができます。すべての機能については言及しませんが、特にゲームサーバーのホスティングについては、これまで困難で複雑なテーマと捉えられることもありました。
まず、開発者はPretiaがサポートする2つのゲームサーバーホスティングモードのうち、1つを選択することができます。Relay Server と Authoritative Dedicated Game Server (DGS)です。
Relay Server
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このモードは、1つのリポジトリを管理することを好むエンジニアにとって理解しやすく使いやすいソリューションです。
また、デメリットも明らかで、実装によってはホストプレイヤーがより多くの計算を行うことになり、ネットワーク遅延の点でホストプレイヤーがわずかに有利になることがあります。
Authoritative DGS
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Fleet
方式の違いがあるにしても、Pretiaのマルチプレイヤーシステムは両方の方式を一貫して管理します。
これはゲームサーバをフリートとしてグループ化し最小と最大のサーバを定義、サーバがそれに応じてスケールすることで実現されています。
フリートは様々な管理目的のために設定と分析データを公開します。
また、地域ごとにFleetを複製することでプレイヤーは低遅延セッション = 高速なゲーム体験をすることができます。
最後に
ここまで読んでいただければ、Pretiaのソリューションは簡潔かつ包括的で、その上にマッチメイキングや強力なARなどの技術を採用することで、魅力的なAR体験を構築できることを理解いただけたと思います。
次のゲームはぜひPretiaで計画されてみてはいかがでしょうか?
著者について
南京師範大学コンピューターサイエンス学部卒業後、様々な業界でSWEとして働く。バックエンドエンジニアリングを豊富に経験し2020年にPretia Technologiesに入社。