「“メタアシスト”はクライアントと新しい価値を探すサービス」―プレティアのマネージャー2人が語るサービス優位性とチームビルディングの秘訣
こんにちは!プレティア・テクノロジーズにてHRをつとめています、田中です!
今回は、プレティアのマネージャーをつとめる2人にインタビューを行いました。
プレティアのサービスである、ARビデオ通話サービス「メタアシスト」のセールスを引っ張るSales Manager、広くビジネスアライアンスを手掛けるBusiness Development Managerの2人に、プレティアでのARxSaaSの魅力、マネージャーとしてチームビルディングのために大切にしている考え方などについて熱く語っていただきました!
ARや最先端技術に興味をお持ちの方や、より裁量の大きいセールスチームで力を発揮したいと考えている方、必読です!
インタビューを受けてくれたメンバー
業界問わず働き方の変革を起こせる可能性を秘めたサービス
ーまずは「メタアシスト」について教えてください!
Yosuke:簡単に説明すると、“ビデオ通話にARで書き込みができるサービス”です。例えば工場のラインや建設現場などでトラブルが起きたとき、現場からサポートの方に対して電話をすると思います。そのような時に、電話口で「ここのボタンがこうなっていて…」とか「これがなんかこういう風に止まって…」という説明をされても、どのボタンの話をしているのか、どんなトラブルが起きているのかが分かりづらいですよね。その電話で解決できなければ、結局サポートの方が現場に向かうことになります。
メタアシストを活用することで、離れた場所から現場の様子をビデオ通話で確認し、ARの書き込み機能を使うことで「この部分のセンサーを拭いてください」や「このボタンを押してもらえればリセットできますよ」などの的確な指示を視覚的に出すことができます。
Ryo:私はクライアントに説明する際、3段階に分けてお話するのですが、1つ目に“遠くにいて困っている人を助ける時に使うツール”と説明します。これはYosukeさんが仰っていたことそのものですね。2つ目に“ビデオ通話にARの機能が付いたもの”と説明します。3つ目に“単に現場指示するだけでなく、そのあとのノウハウとしてレポーティングや教育にも使用できる”というお話をします。メタアシストが他のビデオ通話ツールと違うのは、ARの機能だけでなく、話したことの書き起こしや翻訳機能などもセットになっているところです。機能の総合点が優れているからこそ、通話時の情報がストックされて後世にも残っていくという利点をお伝えしています。
ーお客様と話す際に「ARのサービスです」と伝えると、レガシーな業態のクライアント企業から身構えられるようなことはあったりしますか?
Yosuke: 意外かもしれないですが、多くのクライアントは拒否反応がない方が多いです。特にプレティア社のリードは展示会から獲得しているのですが、展示会に足を運ぶ人は情報感度の高い方が多く、ARへの拒否反応を示す方は少ないです。逆に面白がってくれる人の方が多い印象です。
ークライアントにはどんな方がいらっしゃいますか?
Yosuke:一番多いのは製造業、その次に建設業、物流、ITという感じです。
Ryo:メタアシストに関しては今Yosukeさんが挙げた業界が主で、一方でヘルプが必要なところ、遠隔で支援が必要なところは多種多様にあるので、意外な業界だと保険会社さんでも今見ていただいていますし、色々な業界にアプローチできる可能性を秘めています。
ー製造業はクライアントの中でも大多数を占めますよね。物流、IT、保険ではどのようなユースケースを想定していますか?
Yosuke:業界で区切るのではなく、部署で分ける方が分かりやすいかと思います。最近の事例だと、情報システム部署での活用例です。情報システム部は基本的に本社か大きい支社に常駐しているので、地方の工場や物流拠点にはいらっしゃらない。そうすると、コピー機の故障や、情シス系のトラブルが起きた場合、地方の現場から電話がかかってきます。その際、情シスの方が「PCの何が止まっているんですか?」と聞いても、工場の方はITに詳しいわけではないので「いやなんか止まってるんだよね」ぐらいしか言えなくて、解決に時間がかかるらしいんです。そういう時にメタアシストを活用して頂くと、どういう状況で、何が問題になっているのかがはっきりと分かるし、ARを使った指示も出せる。このような事例を踏まえて考えると、業界というよりも部署や役割に応じて活用して頂くと良いのかなと思っています。
Ryo:たしかに製造業でも部署によっていろいろありますね。設備の保守サポートや運用をしているところは、どこでも業種的に当てはまる可能性があります。
単に売るだけではなく、顧客と二人三脚で新たな価値を創る
ークライアントの課題に対してメタアシストを提案したら喜んで頂けた実例はありますか?
Yosuke:クライアントは共通して、”人手不足”や”自動化の遅れ”という問題を抱えています。直接現場に行って自分の目で見ないと問題がわからず、サポートもできない。夜間・休日でもトラブルがあれば対応できる人が現場へ向かわなければいけない。今までは人手が足りていたからなんとか回っていたことがさらに回らなくなっていく将来がすぐそこにあります。メタアシストを使うことで、遠隔でもサポートが可能になり、このような問題が解決したというお話を頂くことが多いです。また、海外の拠点がある場合も、出張の工数を下げることができるなど同様に貴重な人材リソースを活用することができますね。
ーその上でメタアシストのどの機能が一番喜ばれますか?
Yosuke:意外と文字の書きおこし機能と翻訳機能がすごく喜ばれますね。
Ryo:AR機能というよりかはトータルでの使いやすさが喜ばれますね。現場での運用を考えた使いやすいサービスに日々改善しているというところが一番の強みかなと思っています。
ー他のサービスとの差別化を聞かれたらどんなポイントをお答えしていますか?
Yosuke:メタアシストと似たサービスと言われると結構広くて、たとえばTeamsやFaceTimeなんかも似たサービスに入ってきます。似たような機能を持っているサービスを挙げるクライアントはいるのですが、使いやすさの部分では「一番使いやすいね」というお話を頂きますし、現場に対して指示を出すだけでなく、サポートした内容を蓄積していくことができるという点で、メタアシストに優位性があると評価していただけることが多いですね。
Ryo:メタアシストとよく比較されるサービスには、ARを使っているサービスと、そうでないサービスがあるのですが、前者は本当にARを使った機能に特化しているので、AR通話以外に機能がないことが多いんです。ですので、現場の人としては“ARだけだったら別にいらないな”という感じになることがしばしばありますね。
Yosuke:他のサービスはツールとしての利用がメインなのですが、メタアシストはオペレーションの部分まで変えられるところが強みとしてあると考えています。AR通話によるサポート自体は現場でトラブルを解消するためのツールにすぎませんが、遠隔でのサポートができることにより、常に忙しいベテランの時間を有効活用できるようになり、定年退職後のOBを再雇用し、自宅から現場の若手へサポートすることができるようになります。また、どのようにサポートしたかを蓄積することで属人化を防ぐことができます。まずはどこからでもサポートができるようになること、そしてサポートの様子を蓄積し、教育に繋げることでオペレーションを変えていくことができます。クライアントとしても、”人手不足”や、“自動化の遅れ”という問題に対し、オペレーションを変えていけるところから入れるのはメタアシストの特徴かなと思います。
ークライアントからメタアシストへの期待値の高さを感じるのはどんな時ですか?
Yosuke:やはり展示会に出展している時が一番感じますね。展示会では比較的情報感度が高い方や、なにかしら問題を解決しようとしている方がブースに来てくださるので、そういった方々からは「これってこんな使い方はできるの?」とか「AR通話を使うとこの業務をこんな風に変えられるな」とか、その場でお客様から自分たちのオペレーションをどう変えられるかというお話が次々と出てくるので非常に可能性を感じる面白いツールだなと感じます。我々としても、狙いは“クライアントのオペレーションを変えていく”、“もっと楽にする”なので、それに当てはまるととても嬉しく面白いです。
Ryo:メタアシストってサービスを提供するだけでなく、ノウハウを残していくとか、オペレーションを変えていくとか、サービスを使うこと以外にも広がりがあるんですよね。ARという起点と、情報が残るという起点から、更に大きいことをしようと新しい大きなプロジェクトを動かすこともできるので、単なるサービス売りから一歩踏み込んで、クライアントと新たな価値を探していくことにも発展できるのはこのプロダクトの面白いところだと思っています。
“こんなチームを作るんだ” 共通認識を持ったチームメンバー
ーチームについて教えてください。プレティアでは、どんな人が活躍できると思いますか?
Yosuke:今は土台を作る時期だと思っているのですが、この時期に入ってくるメンバーが一番重要で、土台がしっかりしていないとその上に積みあがっていくメンバーが増えると共にチームも崩れていきます。だからこそ、今セールスチームは4人いますが、この4人がしっかり同じ思いを持って、“こういう会社にするんだ”、“こういうチームを作るんだ”という共通認識を持てるかという部分重要視しています。面接の機会を頂いた時にも“人のためにやれるか”、“チームのために考えて行動できるか”という点を良く見ています。
Ryo:私は“自分の考えを持っているか”を一番見ます。職位にもよりますが、「プレティアでこれがしたい」としっかり発信できる人はきっと一緒に仕事をしていて楽しいだろうなと期待してしまいます。これは、クライアントとのコミュニケーションにおいても非常に重要だと思っています。クライアントの「こんなことがしたいんですよね」というご意見に寄り添いつつ、より良い形にするために、自身の考えをしっかり発信していくことが信頼につながると思います。ビジネスを楽しみ活躍するためには、自分の考えを持ち、積極的に発信できるマインドが一番重要だと思っています。
ーチームにフィットする人や、可能性を拡張できる人はどんな人でしょうか?
Yosuke:得意分野がある人だと思います。 チームワークを大事にするというのは大前提ですが、そのうえで“こういう得意分野があるので、このチームで自分はこの領域をこう拡張させるんだ”みたいな考えを持っている人。先ほどRyoさんが言っていた“自分の考え方をきちんと持っているか”というお話につながると思います。入社するタイミングでは強みでなくてもいいですが、“自分ならこういうことができそうだ”という考えを持っている、考えを生み出せる人はチームにフィットしやすいと思います。
Ryo:「可能性を拡張できる人」という観点だと、自分に枠を作らない人だと思います。”これはあの人のすることだから”、“これはこうするべきだから”と、変に枠を作ってしまうと自分の可能性閉じ込めてしまいます。先ほどYosukeさんがそれぞれの強みと言っていましたが、強みも環境によって変わってきますよね。今まで強みだと思っていたものが強みではなくなることもありますし、今まで強みではないと思っていたことが強みになることもありますし。今後どうなるかは分からないので、とりあえず色々なことにチャレンジする精神があるかというところが、可能性を拡張できる人という点で一番大きい要素だと思います。
Yosuke:確かに。私がチームメンバーによく言うのは、「サンクチュアリを作るな」ということです。“あなたのしていることを聖域化しないで”という意味です。今自分がやっていることを誰にでもできるようにすることによって、次の新しい領域にチャレンジできると思うので、色々なことにチャレンジする気持ちや、後続に対してパスを出す心が大事だと思います。
Ryo:どうノウハウを残すかというところを含めてまでが、仕事ですよね。
Yosuke:急に私やRyoさんが居なくなっても、次の人ができるようにしておかないといけないじゃないですか、会社として。そういう気持ちがあるかだと思うんですよね。それも先ほどのチームワークの話につながると思います。
最もチームワークの強く、成長意識のあるチームへ
ー最後に、個人でも今の領域でも良いのですが、今後の展望や野望があれば教えてください。
Ryo:私は、「プラットフォーマーになる」という会社のビジョンに共感し入社しているので、そこは一貫して、AR=プレティアにしていきたいですし、その中でも他社が手を出せないような業種や業務ごとのAR活用というコアな部分では、プラットフォーマーとしてのナンバーワンになりえると思っています。これを実現していくのが会社の中での私の目標です。個人的な目標としては、バイネーム、つまり自分だからこそ信頼してもらえる人になりたいですね。バイネームで何か実績を残して、頼られる存在になりたいです。それがあるからスタートアップに入社したところもあるので。
Yosuke:私はセールスチームとしての目標だと、“最もチームワークの強く、成長意識のあるチームをセールスチームにしよう”と思っています。それが自分の組織としての夢であって、我々の発信する文化や考え方をプレティア全体で波及させて、プレティア全体がチームワークや成長の意識、利益をどう残すかという部分も含めて考えて、全員が強い組織にしたいと思っています。その発信源が、セールスチームでありたいと考えています。個人的な目標としては、各事業部のセールスを全て立ち上げたいです。元々私は全部のセールスをやろうと思って入社したので、本来であればエンタメ事業もプラットフォーム事業も全て「こういう風にセールスすべき」とか、 「こういう風にみんなやっていこう」というのを示していきたいと思っていますし、やるべきだなと思っています。
ーおふたりとも素敵なお話をありがとうございました!!
-----
プレティアではセールス採用を強化しています!少しでも興味をお持ちいただけましたら、ぜひお話しましょう!
求人票はこちら