ワンダフルワールド004世界の国々
はじめまして。こんにちは。
6月になり、気温が高い日が増えてくる中、晴れたり曇ったりゆらゆらな雲行きを眺めながら、コーヒーやチーズケーキやマンガや音楽を励みに、カラッとした雨上がりの空のようなマンガを構想中のGプレッソです。
さて、今回のワンダフルワールド004におきましては、「世界の国々」に関してのエトセトラを綴ってみようと思います。
といいましても、「国」一つひとつを描いてゆくのは難しいので、『国』という存在に関してのベーシックな概観をワタシなりに綴るようなライトな内容となっております。
ぜひ、最後までサラッと眺めていただければと思います。
もくじ
①「国」とは何か?
②大陸エリアに所属する『国』
③国の名前
④国の旗
⑤「国を超えた時代」とは?
・連載Gマンガ『ボクはディオゲネス』
・『デイドリームビリーバー』構想進捗リポート
・ワンダフルフォトグラフ
・あとがき 鈴木敏夫とジブリ展
①「国」とは何か?
-国の作り方-
さて、一般的に、教科書的な『国』の3要素としては『領土』『国民』『主権』と習いますが、
(独立国としての4要素は「領土」「国民」「政府」「外交」※政府と外交☞主権)
ここでは、必ずしもそのような定義的な意味ではなく、『国が所有しているものとは何か?』-という設問から、『国』を作るにはどのようなステップが必要なのか、以下思いつくままザっと並べて見ようと思います。
果たして『国』とは何なのでしょうか?
『国』が持つもの
-これらが揃えば「国」となる?-
○国名 国の名前・呼称
○国旗 国の旗 象徴・デザイン
○国歌 国家を象徴する歌
○国土 国の領土 形や面積etc
○国の位置 地球上のどこかの位置に存在している(地政学的なポジション含め)
○国の気候 暖かいとか寒いとか、四季があるとか
○国民 その国に定住(基本的に)して暮らしているヒト
○国民の構成 その国に住む人々の人種的・民族的構成
○国民性 その国に住む人々の何となくのおおよその性質
○国民の人数 その国に暮らす人々の総人数
○国の言語 主な主要言語 その他の汎用的言語
○国の主食 お米や小麦や大豆やとうもろこしetc
○国の文化 衣装や食べ物や流行歌や娯楽やスポーツやアートなど
○国の伝統 その国古来から受け継がれている衣装・料理・遊び・工芸・季節の行事etc
○国の構成 単一国家か合衆国/連合国・連邦国か
○国の統治者・支配者 言い方がちょっと難しいですが、その国を事実上動かしている本当の組織・勢力 ※概ね主要な「権力」を有している
○国家体制 君主国(王国/公国/首長国)か共和国か
※絶対君主国-立憲君主国
○国の政治体制 その国をどうやって表面上まとめているのか
○国の歴史 その国の成り立ち
○国の天然資源 その国の土地で取れる資源/埋蔵しているエネルギー資源etc
○国の教育施設 家庭・学校・地域etc -設備含め-
○国の経済 国の裕福度の指標の一つとしての
○国の産業 どのような産業が盛んなのか
○国のインフラ整備 電気・ガス・水道・インターネット・AIetcの整備率-都市~地方の田舎まで-
○国のお金 その国で最も流通しているマネー単位
○国の科学力・技術力 理論~工学技術の発展度 具体的に作る力まで
○国の軍事力 軍隊組織・自衛組織や所有兵器など
○国の福祉力 ゆりかごから墓場まで
○国の動植物 その国の動物相・植物相
○国花 その国を代表する-ような-花
○国鳥 その国を代表する-ような-鳥
○その他:国を代表する○○ ex国を代表するような世界的偉人 その国出身の泰山北斗なヒト
・・・などなど、
その他、『その国』を特徴づける様々な要素・指標があると思われます。
②大陸エリアに所属する『国』
さて、地球上の大陸の捉え方は幾つも考えられますが、 『海に浮かぶ「島国」も、近場にどこかの大陸がある』-という視点から、基本、どの国も地球上のどこかの大陸に所属している、という見方を採用してみたいと思います。
すると、地球には4つの大陸エリアがあるのだと思えます。
地球上の大陸エリア
○北米&中米&南米
○ヨーロッパ&アフリカ
○ユーラシア&アジア
○オセアニア
この他に、『大陸』といえば、ライトなSFファンとしましては、アトランティス大陸やムー大陸やレムリア大陸やジーランディア大陸など、古代ロマンの伝説上の大陸の存在に触れないわけにはいきません。
前記事003「地球と生命そして宇宙」でも少し触れてありますが、地球上の大陸はプレートテクトニクス等により、分離・集合・離散、時に海底に沈んでいったり浮上したりを繰り返してきての現状なので、超古代~において、現在ある大陸のいずれかの部分が、伝説の大陸に所属していた可能性は普通にとても高いのだと思えます。
いずれにせよ、現今人類の有するデータでは、伝説の存在を視認・確認する術を持たないので、やはりSFファンとしては、地球の歴史を映像としてアーカイヴ所有している可能性のある平和的宇宙人(異星人)が訪れて、そのお宝映像をひっそりとインターネットの動画配信サービスなどで公開してくれるのを期待したいと思います。もしくはお値打ち適性価格で、ディスクとしてネットショップや実店舗で販売してほしいです。
③国々の名
-ワンダフルサウンド-
さて、『国』には、
・国際的に存在が広く認められている「国」と、
・未承認だけれども自ら‶国″を名乗り営んでいる「国」があります。
○国際的に承認されている『国』(主権国家/独立国)
○独立地域的『国』(未承認国家※承認している国もある)
この項におきましては、現状の世界には、実際にどのような名の国があるのか、以下、パネル掲示としてまとめ置きたいと思います。
『国』の呼び名を発音してリフレインしてみると、何か、全ての国が身近に感じられる錯覚がして心地よい感覚に陥ります。名の響き自体がそれぞれワンダフルなのかもしれません。どんな立場からの発言かもはやわかりませんが、『ぜひ、いつの日かは、なかよく暮らしていってほしい』ものです。
さて、とある調べによれば、日本人に限って言えば、いわゆる「世界一周旅行」という枠を超えて、「世界中の国-200か国程-を訪問したヒト」は10人に満たない-という記事を読んだことがあります。
その情熱とタフさ、好奇心やバイタリティにはリスペクトを超えて敬服するばかりです。
半世紀で3か国体験のワタシには、好奇心はあれど、気力・体力・資金力・時の運などを冷静に鑑み、もはや今世で全ての国・地域をリアルに踏破することは叶わないだろうドリームです。
が、前向きに、いつか「VRでの世界一周トラベラー」となって、世界の国々を身近に感じてみたいと思っています。
④各国の旗
-ワンダフルデザイン-
さて、国家を象徴する『国旗』ですが、『旗』には、それぞれいろいろな意味が込められてデザインされています。
そのことを再確認する意味で、国の形を添えて、それぞれの国の『旗』をデッサンしてみました。
また、「旗」には、各部分に名前がついているようです。
そして、国旗のデザインには、いくつかの決まったパターンも見受けられ、地域ごとに使用されることが多いカラー配色や、用いられるマーク・モチーフもお国柄が反映されています。
個人的な興味・関心として、国旗にはフランクに興味がありますが、以前、構想マンガ『デイドリームビリーバー』に登場するキャラクターに着せようと「ワールドマント」の作成を試みたことがあります。
誰に着せようか、着るべきは誰なのか数年寝かせておいたのですが、着用してもらうキャラクターもようやく決まったので、マケット写真と共に紹介させていただこうと思います。☟
⑤「国を超えた時代」とは?
-現代というグローバルな時代-
現代、交通の発達やインターネットの登場によって、具体的距離から心理的距離も含め、それぞれの『各国』から「世界」までの距離が、とても近くなりました。
インターネット普及率は国によって、まだまだ偏りがあることは鑑みなければならないとして、その気になれば-かつ動機やきっかけや機会があれば-個々人が「地球」を丸ごと身近に考えられる・感じられるスゴイ時代になったのだと思います。
一方で、そのような状況ゆえに、様々な地球的課題も「身近に」迫ってくる事情もあり、かつての『でも他人事・対岸の火事・遠い国の出来事』という見過ごし方・やり過ごし方が通用しなくなってもいるのだと思えます。
世界のどこかの不幸な出来事をスルーして暮らしたりしていることに、どこか後ろめたさを覚えたり、何かもやもやした思いを抱えてしまいます。
とはいえ、「多国間連携が必要なのに連携は困難」な現代という危機的時代に、何のパワーも持たない一庶民が何ができるのか?
また、たとえば、「世界の危機」に世論はどんな役割を持ち得るのか? ・・・などなど、いろいろと疑問は続いていきそうです。
しかしながら、そもそも、
『先の見えないカオスな厳しい時代に、どうサバイバルしていけるのか?』-という問題の方が個々人(当然ですがワタシ自身も)にとっては第一の優先事項になるのかもしれません。
生きてこそ・・・。
葛藤は終わらないですが、生きてある限り日常は続くので、湧いてくる好奇心には抗わず、自分自身に素直になり、とにかくも 何とか、フェイバリットなマンガやコーヒーや音楽をお供にしながら、地球の行く末を考えつつ、ささやかなマンガを構想していきたいと思います。
連載 Gマンガ
『ボクはディオゲネス』
第125話 ブラックホール
『デイドリームビリーバー』
構想進捗リポート
リアルワールド×メタバース‐VRストーリーマンガ
今回は、「闇のシャーマンと7人の-」のマケット写真から、 ひとまずのキャラクターデザイン1稿を試みてみました。
闇のシャーマンチーム ↑
この1稿の基礎デザインから『マンガ絵』として動き出せるキャラクターデザインに徐々にアップデートしていければと考えています。
ワンダフルフォトグラフ 花と緑
あとがき
ワンダフルスピリット
本日は「ワンダフルワールド004」を訪れていただきありがとうございました。
先頃、鈴木敏夫さんの展覧会『鈴木敏夫とジブリ展』を訪れてみました。
ジブリ作品と共に歩んだ道程はもちろんのこと、鈴木敏夫さん個人の来歴・生き方を時代と共になぞって観覧できる、とても意義深い展示に圧倒されました。
キャッチコピーの練り込み、配慮の細やかさ、芯のブレなさetc,etc・・・胆力を保ちながら『繰り返し繰り返し、試みてゆく-』ことが『解』を導く一つの方途なのだと思えました。
時代はものすごいスピードで転回かつ展開している現在、ワタシ自身の創作活動は、相変わらずのんびりとした歩みではありますが、芯をブレることなく、『世界観』をじっくり手探りでメイキングしていきたいと思います。
本記事参考文献
・絵でみる世界大地図 ピクチャーアトラスシリーズ
ブライアンデルフ リチャードケンプ著 同朋舎
・せかいのこっきずかん おかみさと:絵 小学館
・国旗の本 すずき出版
・世界がみえる地図の絵本 ブライアンデルフあすなろ書房
・『世界一おもしろい国旗の本』 河出書房新社
絵・文 ロバート・G・フレッソン 訳 小林玲子
・世界の国旗弁当 食文化・郷土料理がわかる
青木ゆり子著 誠文堂新光社
・国旗えじてん 監修:吹浦忠正
絵:オカタオカ パイ・インターナショナル
・ニュースがわかる 世界各国ハンドブック
世界各国ハンドブック編集委員会編 山川出版社
おまけイラスト
著者自己紹介
電子書籍の宣伝☟
↓アマゾンキンドルにて電子書籍発売中です。
キンドルアンリミテッドでも読めますので、もしご興味頂ければぜひ一読していただければと思います。
note記事のおしらせ
2023年6月時点でnote記事に以下のラインナップをアップしております。何か引っかかるタイトルがございましたら、ぜひ訪れて頂ければと思います。
マンガワールド-Gプレッソの。①~⑫』の記事におきましては、 概ね以下のような内容を綴っております。
①マンガへのリスペクト
②人類の絵の歴史
③世界とマンガの歴史
④マンガ構造論-マンガに必要な要素とは?-
⑤絵の好み論-マンガの絵柄について-
⑥絵描くということ-絵描く能力とは何か?-
⑦マンガ表現場・発表場
⑧マンガを作るということ-具体的マンガメイキング-
⑨マンガのジャンルとは?
⑩コミックコード・著作権・剽窃問題・パブリックドメインなど
⑪マンガの未来
⑫究極のマンガとは?
また、マンガ実作や絵の歴史やマンガの歴史に関してエクストラ版としてまとめた3つの記事もアップしております。
広くマンガファンの皆様におきましては、興味のあるテーマがございましたら、ぜひ訪れていただければと思います。