マンガワールド①マンガワールドの扉。プロローグ
はじめに
—タイトル名称に関しまして—
全ての記事内容は『Gプレッソの「マンガ‐MANGA-」に関しての個人の感想です』—という意味での『Gプレッソの。』という理由でありまして、 何かを主張したいという意味でのタイトル名称ではありません。
○ご挨拶
こんちには。はじめまして。
ライトなマンガファンのGプレッソと申します。推定88億歳のワオキツネザルアバターキャラクターとして表現活動をしています。
いつか描き手としてもデビューしてみたいのですが、「構想」のみが先走り、作品の「実作」はかなりスローモーションな日々を過ごしています。
今年2021年前半の目標として、『投稿用アナログ「読み切りマンガ」』を描き上げたい!—と意気込んでいたのですが、結局描き切ることは難しくなり、また挫折してしまいました・・。
構想は二つありまして、これまでのnote記事にて綴ってきました、
①32ページ読み切りマンガ「デイドリームビリーバー」に連なる
『VR空間アニマルパーティー冒険ものマンガ』と、
②Gリウム体験(クロゴキブリの飼育経験)に基づく『Gマンガ』です。
きっと今度こそは、と後半にかけてリブートしていきたいと思っています。
さて、2020年12月末よりnoteを始めてからこれまでの間
第1弾『デイドリームビリーバー』
マンガを作ってみませんか?12個の記事
第2弾『Gリウムの冒険』12個の記事
ーと、2つの記事連載をしてきましたが、
今回からは、第3弾として『Gプレッソのマンガワールド』というタイトルで12個の記事を順次投稿して行こうと構想しております。
○マンガワールドへのモチベーション
「マンガを描こう、描きたい、描いてみたい」と長年思いつつも、なぜかしっかりと作品にできないまま、気がづけば日暮れて道遠し。
いつの間にかもうすぐハーフセンチュリーマンになろうとするワタシは、
ワタシ自身に向けて「マンガとどう関わってきたのか?」「マンガとどう向き合ってきたのか?」ということを振り返る意味で、この記事連載にチャレンジしてみようと思いました。なので、第一には本当に個人的動機でもって書いていく次第なのですが、一方では、ひょっとすると似たような経験をしてきたマンガ愛溢れる同年代(団塊ジュニア世代)の方々やマンガ熱黄金期をリアルタイムで過ごしてきた第一世代のご年配のマンガファンの方々、また、昨今の数多ある娯楽の中から「マンガ」を選びマンガに何かを求めている若者世代の方々、マンガにアンテナが向いているキッズな方々、など、老若男女国籍問わず「全てのマンガファン」の皆様へ向けての記事としても成立するように、いろいろ関心をもっていただけるような楽しめる絵や記事内容にまとめていきたいとも思っています。
インターネットが登場してより、投稿サイトやマンガアプリの発展、デジタルデバイスやお絵描きソフトの革新的進化に伴って『マンガ発表者』は国内だけでも数十万人(もしかするとやがて百万人‐)と推定されるので、ワタシも、その末席に加わりたいと願っています。
さらには、現在のワールドワイドなインターネットシステム状況の中、世界中のMANGA発表者は一体どれほどの表現者数に上るのでしょうか。このとてつもない「MANGAカンブリア大爆発」時代の到来に、一マンガファンとして、孫悟空(ドラゴンボール)並みにわくわくも覚えています。
↑『岳-みんなの山-』(石塚真一先生)のページ模写
気分があがる絵です。三歩にはとても励まされます。
○すべてを読むことはできない
さて、『マンガファン』と自分で思い込んではいるものの、真のマンガマニアな方々、コアなマンガオタク(リスペクトの意味で)の方々、ディープなマンガ研究者・専門家の方々に比べると、ワタシの場合は、圧倒的に読んでいる作品数は少ないと思えるので、正確に自称すれば「ライトなマンガファン」という位置づけになるのだと思います。
なので、この記事の「はじめに」でも触れていますが、この『Gプレッソのマンガワールド』と題しました12個の記事におきまして、あえて『Gプレッソの。』と冠していますのは、
「ワタシの個人的な『マンガ体験・マンガ論』を綴っているのみ」のことですよという、自分自身に対しての自戒のタイトル付けとなっています。
島本和彦先生の「アオイホノオ」の作中で『人それぞれに「漫画界の今」がある・・・』というくだりがありますが、そのことと同じ意味で『ヒトそれぞれにマンガワールド』があるのだと思います。
ワタシ自身に照らし合わせても、「これはきっと名作に違いない!」と予感・理解していながらも、タイミングが合わず手を付けていない作品や、自身の生まれたジェネレーションによって見過ごしてしまった作品や出逢わなかった作品、気づけなかった作品など、多くの『作品』を通り過ぎてしまっているなあ、と改めて思うこの頃です。
たとえば、ワタシは『うる星やつら』(高橋留美子先生)を1巻しか読んでいません(『めぞん一刻』『犬夜叉』は既読)し、先の『アオイホノオ』(島本和彦先生)も11巻まで読んで留めています。
※この辺のワタシ自身のマンガ体験に関しては、記事の③でまとめていきたいと思います。
一方で、読んでいるマンガタイトル数は『山ほど』とまではいかなくても、マンガの歴史やマンガ研究に少なからず興味をもってきた経緯もあり、『読んでいなくても知っているマンガ(タイトル)』についても、記事の中で名称が出てくることもあると思いますが、そのこともどうぞご了承願います。重ねて、自身の偏っているかもしれないマンガ認識の記事内容(ひょっとして間違い・勘違いがあるかもしれないこと)に関しましても、どうぞご容赦いただければと思います。※客観的内容に誤りがあった場合はコメントなどでご指摘・ご教授頂ければ嬉しい限りです。
自身でも慎重にチェックしながら、しかしながら気楽にライトに記事を綴っていきたいと思います。
○『マンガ』へのリスペクト
‐マンガは簡単には作れない‐
古今あらゆるマンガが地上に現れたと思われますが、少しばかりのマンガ制作体験しか経ていないワタシが言い切ることは烏滸がましいこと承知の上でですが、想像するに、「『マンガ』を作るということ」は、本当に本当に本当に本当に本当に本当に・・・とてつもないエネルギー・労力がいることだと思っています。
なので、単純にその「エネルギーを費やして作品を描き上げている情熱」に対して、ワタシは相当のリスペクトを持っておりまして、その意味で、
あらゆるマンガ(有名タイトル‐無名タイトル、大ヒットタイトル‐NOヒットタイトル、高尚的タイトル‐エンタテインメント的タイトル‐猥雑的タイトル、メジャーマンガ‐アングラマンガ、プロフェッショナルなマンガ‐子どもの真摯なラクガキマンガ、マンガ技術水準の高低、絵画的な絵の水準の高低、などに関わらず)に関して『価値フラットな印象』を抱いております。
そのようなわけで、ワタシが記事内で記述する「マンガタイトル(および作家先生方や発表者様方)」に対しては、たとえば「どちらがすごい漫画」という尺度では語っておりませんこともご承知いただければと思います。
この一連の記事を綴り置こうとする意味は、単に、自身がこれまで通過してきたマンガ体験に照らし合わせて、半世紀近く生きてきたこれまでのところのワタシに、深く印象を与えてくれたマンガや、自身の好みを再確認していく作業なのだと思えます。
○『Gプレッソの。マンガワールド』テーマ予定
さて、『Gプレッソのマンガワールド』記事内容の構想予定としましては、
タイトルはその都度変わるとおもいますが、概ね以下のような感じで進めていければと思っています。※全く変わっていたらすみません。
気になるテーマタイトルやワードがありましたら、ぜひその記事だけにでも訪れてみて頂ければと思います。
①マンガへのリスペクト
②人類の絵の歴史
③マンガ体験・マンガ地図
④マンガ構造論
⑤絵の好み論
⑥絵描くということ
⑦マンガ表現場・発表場
⑧マンガを作るということ
⑨マンガのジャンルとは
⑩コミックコード・著作権・剽窃問題・パブリックドメインなど
⑪マンガの未来
⑫究極のマンガとは?
○究極のまんが
究極のまんがとは?ーということを考えたことがありまして、
Gペン(アナログのペンのことです)の練習を兼ねて、ファンアート的習作として以下のようなページを描いていたことがあります。
楽しんで練習できるように、自分が知っている好きな作品の、特に「魅力的なコマ(自身が感じた)」をつなぎ合わせてストーリー性も考えてみよう、と思い、実験的にコマ配置してみたのでした。
このページのキャラクターたちの視線の先には、見開きで「とある何か」が存在しています。そのページは、記事の⑫で掲載してみたいと思います。クイズのような感じですが、コミック雑誌を読むときでも、めくった先に、どのような『絵』がしっくりくるかを想像するのが好きです。ピタリ賞で当てたかたがおりましたら、ぜひコメントを書いて頂ければと思います。
↑コマ絵模写原稿
『COWA!』鳥山明先生 『ドラえもん』藤子F先生
『それでも町は廻っている』石黒正数先生
『よつばと!』あずまきよひこ先生『現存!古代生物史パッキー』レツ先生
『ハチミツとクローバー』羽海野チカ先生 『プラネテス』幸村誠先生 『進撃の巨人』諌山創先生
『裸者と裸者』原作・原案 打海文三 作画 七竈アンノ先生
○マンガ&ポストカード製作へのチャレンジ
ーいつか描き上げられるのかー
日々のアルバイト生活(8時間×週5)の中、ワタシ自身の「実作」は、ゆったりペースで進んでいる感じですが、現在、この「note記事執筆」と「オリジナルキャラクターを元にしたポストカード製作構想」と「マンガ製作構想」を抱いています。「Gマンガ」以外はパブリックドメイン的に、有志のイラストレーター様やマンガ家志望者様やマンガ家様にどんどん広がっていけばいいなという構想も夢想・想定していますが、この辺りのことは、記事の⑩で綴ってもみたいと思います。
とにかくも、構想を構想で終わらせないためにも、少しづつでも毎日進んでいこうと思います。
構想中の2つのタイトル
『デイドリームビリーバー』
『キミはディオゲネス』
の初期コンセプトイラスト
次回予告
さて、次回より『Gプレッソのマンガワールド』の本編を綴っていきたいと思います。マンガワールド②『人類の絵の歴史』(仮)と題しまして、『絵』はどこからやってきたのだろうか?に関しての記事を綴ってみたいと思います。
広く『絵』や『マンガ』や「絵描くこと』に興味関心があられます皆様がたにおかれましては、ぜひお時間のある時にでも覗いて見て下さい。よろしくお願いします。
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キンドルアンリミテッドでも読めますので、もしご興味頂ければぜひ読んでみてください。
著者紹介
note記事のおしらせ
2023年3月時点で
noteに以下のラインナップで記事を綴っています。
○『デイドリームビリーバー-マンガを作ってみませんか?-』
32ページ読み切りマンガ作品
&マンガメイキング書籍の紹介・宣伝記事
○『Gの世界~ゴキブリの魅力について~』
※クロゴキブリ飼育体験記事
「Gリウムの冒険」をリブート中。
○『マンガワールド-Gプレッソの。
①~⑫』私的マンガ論記事
○『ワンダフルワールド-Gプレッソの。
001~012』
ワンダフルワールドへの模索記事
エクストラ三部作-二次元表現へのトライ-
○『デイドリームビリーバーEXTRA
マンガを作ってみませんか?』
○『マンガワールドEXTRA
絵の始まりから現代マンガ誕生まで』
○『絵画ワールド EXTRA
世界の全ては「絵」でできている!?』
広く「マンガ」に興味・関心のあるマンガファンの皆様におきましては、ぜひお時間のある時にでも眺めていただければと思います。目的は、描こう描こうと思いつつなかなか描ききれない『マンガ』を完成させたい-完成してみたい-という思いで、自身に対しての鼓舞・叱咤の意味で綴っています。
『究極のマンガとは何なのか?』追求(追究/追及)していきたいです。
2021年7月25日 追記
お待ちしております!
最新更新日 2023年3月