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ワンダフルワールド008ヒトとは何か?

はじめまして。こんにちは。
本格的な秋の始まりに、マンガや音楽や珈琲に癒されながら、味わいのあるホクホクな焼きいものようなマンガを構想中のGプレッソです。

さて、今回のGプレッソのワンダフルワールド008におきましては、
「ヒト」とは何か?-と題しまして、綴ってみようと思います。
この時代の転換点において、現時点のワタシの中で、果たしてヒトとはどういう存在だっただろうか?-という問いに改めて向き合ってみようと思えました。
 とはいえ、説明的に語り書くというという形式ではなく、徒然と備忘録としてライトに綴っておきたいと思います。

秋もワンダフル。


ヒト

さて、「ヒト」という響きを聞くと、中学生の頃合唱で歌った「遠い日の歌」を真っ先に思い出します。

ヒトはただ風の中を迷いながら歩き続ける

そして、思春期の頃、ストレートに影響を受けたザ・ブルーハーツの曲TRAINTRAINのフレーズ

「~いいやつばかりじゃないけど 
    わるいやつばかりでもない~」

が反芻されてきます。
また、幼い日に読み聞かされたイソップ童話『北風と太陽』のお話から「旅人-たびびと-」というワードが印象に浮かび上がります。

さらに、『「人」という字はヒトが支え合ってできている~』という金八先生的なセリフ(それが正確であるかどうかは問わず)も欠かせません。

人。

もくじ

 Ⅰ 生物としてのヒトー生命体ー
 Ⅱ 心を持つ存在としてのヒト
 Ⅲ 魂を受け継ぐ者としてのヒト
 Ⅳ 個々人一人ひとりのヒト
 Ⅴ 社会の中のヒト
 Ⅵ 種としてのヒト-人類-
 Ⅶ その他 価値観 相対的 
個的運命(α)フードチェーン 自由etc

Gマンガ『ボクはディオゲネス』
『デイドリームビリーバー』構想進捗リポート

おわりに いつの日か宿命を超えたい
『ヒト』とは何か?

それでは、ここより本記事となります。
よろしくお願いします。

Ⅰ 生物としてのヒトー生命体ー

生まれたら。

 『ヒト』は、生命体であり生物であり哺乳類な動物ですが、ベーシックな設計図として、
○DNA 遺伝子
○細胞体 細胞数の概算 
赤ちゃん3兆個~大人~60~70兆個~
○骨格 筋肉 内臓 
○電気的人体 微弱な電気(生体電流)が流れることで人体は動く
エネルギー循環システム 呼吸 食事 排泄 睡眠 
-などを搭載しているのだと言えるでしょうか。
   

また、よく言われるように、他の動物たちとの大きな違いの一つとして、
考える存在としてのヒト(自我)-というアスペクトがあるのだと思えます。
いわゆる動物や植物や虫たちも「考え」ているのでしょうが、『ヒトの思考』とは異なる営みのような気もします。(それはもしかすると単なる思い込みかもしれませんが。)
しかし、もちろん、地球上の生物の中で、『人間(人類)が最も賢い生き物である』かどうかは判断ができ得ません。

みんな生きている。

さて、上記のような「システム・構造体的」な肉体的側面にプラスして、
ヒトには『心』というものが宿るようです。
 

Ⅱ 心を持つ存在としてのヒト 

喜怒哀楽。感情&表情

○感情システム 

いわゆる『喜怒哀楽』という言い方でシンプルに表現されることも多いヒトの感情ですが、日常においてワタシたちはどのような感情が湧いてくるのでしょうか?
以下、具体的に記して置きたいと思います。

  
怒り 嫌悪 恐れ 幸福 悲しみ 驚き
基本的六感情(byポール・エクマン/感情心理学)

ポジティブ感情   ネガティブ感情
喜び 楽しさ    悲しみ-哀しみ- 怒り
幸福 安心     恐怖 不安
愛しさ 癒し    後悔 不満
感謝 憧憬     緊張 嫌悪
好奇心 名誉心   恥  軽蔑
期待 同情     嫉妬 劣等感
感動 親近感    恨み あきらめ
冷静 興奮     無気力 空虚感
優越感 尊敬    落胆  寂しさ
勇気
      
(「感情」の解剖図鑑-苫米地英人著 誠文堂新光社-より)

欲望 喜び 悲しみ 驚異 軽蔑 愛 憎しみ 好感 反発
帰依 嘲弄 希望 恐怖 安堵 絶望 歓喜 落胆 憐憫
好意 憤慨 買いかぶり 見くびり 同情 妬み
自己満足 謙遜 後悔 高慢 自卑 名誉 恥辱
思慕 競争心 感謝謝恩  慈悲心 怒り 復讐心 残忍
臆病 大胆 小心 恐慌 丁重 名誉欲 美味欲 飲酒欲 貪欲 情欲
(スピノザの48感情)       
   
記してみれば、多くの『感情』があることに気づかされハッとします。
「大人になると使う感情が限定されてくる」という言葉を聞いたことがあります。最終的には個人差でしょうが、確かに、ワタシ自身に照らし合わせてみてもそんな気がしています。無意識に感情の省エネをしているのかもしれません。ストレスをためないように、時には安全に最適な方法で感情を素直に放出することも試みてみたいと思います。

誰もいない海で。

○欲求システム

欲求と言えば、「何かを欲しがり求めること」ですが、パッと想い起せるのは安全 安心 承認 自己実現 生理的欲求(呼吸/食事/睡眠/etc) などです。

(マズローの欲求の階層)
○成長欲求 
自己超克  自己実現 
審美的(秩序・美・調和) 認知的(知識・理解)
○欠乏欲求
自尊心(達成・承認・尊敬・能力)
愛と帰属意識(受け入れ・友情・親密さ・相互関係)
安心(安全・安定度・健康・防御・マネー・雇用)
生理的(空気・食べ物・飲み物・睡眠・暖かさ・鍛錬)

 いずれにしろ、ヒトは「快」のベクトルを求めていることーが基本であるのだと思います。
 しかしながら、当然ながら何が快で何が不快かは、その程度も含めてヒトそれぞれであることが、人間関係や社会運営が難しい理由の一つなのでしょうか。

ダレが欲しがっているのだろう?


○欲望システム

とにかく欲望に限りなし。

「欲望」-という響きからは、渇望するというような、欲求よりも少しアグレッシブな印象を受けます。 
・心の充足を求めて根源的・時に衝動的に湧き起こるヒトの性-サガ-
・理性でコントロールでき得る可能性を残している領域

・ヒトの「欲」を表す言葉として『煩悩』というメジャーなワードが一つ思い浮かびます。
例えばジパングにおいても馴染みのある108の煩悩とか、五欲(睡眠・食・色・名誉・財)とか、あるいは六大煩悩(欲しがり過ぎ・怒りと憎しみ過ぎ・真実を見据えずおろか過ぎ・驕り高ぶり過ぎ・誤った見解をもち過ぎ・考えもせず疑い過ぎ)ーなど、ヒトの心と身体を悩ませ煩わす要素は限りないようです。


○ヒトは手放せるのか?

 欲望に関して、ワタシ自身に照らしてみれば、一つ、モノが多すぎる・モノへの執着心が課題です。たとえば部屋を逼迫するほどの書籍群や作ってきたマケット人形など思い切って手放すことができたなら・・・と思わないこともないです。が、『究極のマンガ作り』へのこだわり・欲望・煩悩が邪魔をしてなかなか実行に移すことができません。
 あらゆる資料が無くなってしまう恐怖心(これもまた煩悩ですが)にいつの日か打ち勝ち、のびのびと自由な心で、ジャンルにこだわらない自由な表現行為ができる日を夢見ています。

必要なモノはまだ必要。

 

○意識-無意識

『ヒトは一日に3万~6万回思考(判断)している』-という説を見たことがあります。自分自身ではなかなか観察でき得ないので、おおよそそのくらいなのだな、と捉えているのみなのですが。
 さて、その『心』に浮かんだ一つひとつの観念(言葉や文字や絵や感情やetc)がいろいろ調理される場所として「意識」の役割がある一方、その時フィーチャーされなかった(積極的に取り入れようと思わなかった・受け入れがたい・抑え込まねばetcの様々な理由で)観念が貯蔵される領域として
「無意識」という領域があるようです。
 
自身なりに思えるのは
『普段の日常生活では、気づかない隠されている心の本音』が「無意識」と呼ばれるものでしょうか。
ワタシ自身も、たとえばアート作品や美術品やマンガ作品などを探索している時、ハッとさせられるような(=「無意識」領域を刺激されるような)体験を求めているのだとも思えます。

チーズケーキで悟れる?  

補足として、ここからは観念的な話なのですが、 
さらに、心・意識には「集合的無意識」という領域があるようです。
その集合的無意識領域が、『ワンダフルワールド』か『ディストピアワールド』かどちらに振れていくかにより、現実社会・世界がどの方向へ流れてゆくのかが決まっていくのだろう、とワタシにも漠然と思えます。
もちろん、特に2つの方向性に絞る意味もないのですが、いかなるメタバース社会が訪れようと「現次元のリアル世界(宇宙~地球)は一つしかない」とも思えるので、できるだけワンダフルな世界を希望したいと思えます。 

その上で、しかしながら、そもそも  
砂粒の個々人(ワタシ自身)が具体的に何ができるのか? 
・そもそも「ワンダフルな世界」とはどういう世界なのか?  
・そもそもワタシは一体何がしたいのか?・・・自問は続き
ます。

何がしたいのだったか?


 

Ⅲ 魂を受け継ぐものとしてのヒト

 
○遺伝子ーDNAの記憶

生命のメロディー。

 音楽は世界にとってとてもワンダフルな一要素であると思えます。
ワタシ自身も、様々な音楽ジャンルに好奇心があり、これまで過ごしてきましたが、一つ「ソウルフル」な音楽を聴くと、心が共鳴し揺さぶられます。(やはりその時の心の状態と場合によりますが)
そのような時、『ヒトは、生まれた時から所有しているもの、生命の歴史の中で遺伝子に刻み込まれてきた記録・記憶を持っているのだなあ』と自覚できる気がします。

○不思議なものへの好奇心

ふと、ヒトには、日常目に見えないもの・隠されているものに興味関心を持つ好奇心が遺伝子に刻まれているのかもしれないなーとも思えます。
 
なぜか理由はわかりませんが、いわゆる『前世の記憶』を持つ方々も一定数おられるということを聞いたことがあります。(直接知り合いにはいませんが)
また、『幽霊』という存在も、魂との関連があるのでしょうか?(ワタシ自身はまだ、はっきりと視た経験はありませんが)
 
個人的には『前世の記憶』や『幽霊』に関しては、『宇宙人』『超能力』と同じように興味・関心があります。
トリックやマジックやまやかしや詐欺や思い込みや幻覚などではない本当の『前世の記憶』『幽霊』『宇宙人』『超能力』etcにいつか出逢ってみたいです。

不思議との遭遇を夢見て。



Ⅳ 個々人一人ひとりのヒト

80億分の1。

さて、上記までの生物-生命-としての『ヒト』(身体&心&魂)をベースとして、
現時点で地球上に存在するとされている80億人個々人それぞれの「ヒト」
そして、
過去生きていた数えきれない数の数多の個々人の「ヒト」とはどのような存在(=何を有している存在)といえるのでしょうか。

パッと思いつくまま列挙してみれば-
各々の
・身体の構造(姿・形・DNA)
・脳神経システム
・心の欲求・欲望システム(興味関心好奇心のベクトル&アンテナ)
・得意・不得意(得手・不得手/上手・苦手)
・性格(人格/性質/気質)
・性(セクシュアリティ)
・無意識の悩みや欲望や黒歴史
・その他の属性 人種・民族・信仰・国籍・出身・住処
職種・社会的立ち位置・所属組織 etc,etc

・全過去(生まれてより今日までの発達上・生育上・環境上の異なりから体験・経験して来ている事柄の全て)
-などが考えられるでしょうか。

全過去を背負って。


 このあらゆる全てが異なる個々人が暮らしている地球ーという事実は、あまりにワンダーな物語ですが、お互いがお互いを尊重して暮らせる世界はどのようなものなのでしょうか?
この「ワンダフルワールド」を突き詰めていくと、いつの世も最終的には「悪」という問題に行き着くのだと実感しています。
「悪」も尊重されるべきなのだろうか?-というきわどい難問にたどり着くのです。
『「善か悪か」は時と場合とヒトによって異なる』ということはヒト社会が生じた太古より脈々と引き継がれている宿命のようなゴールデンルールであると思います。思いますが・・・。
たとえば、果たして イイヒト ワルイヒト というのは、そのヒトとそのヒトの関係性によるので、「絶対的なイイ-絶対的なワルイ」というものは一概には何とも言えない・・ーというグレーな尺度となってしまうのでしょうか?
『ヒト及び社会等の善悪』≒『イイーワルイ問題』に関しては、今回のテーマにおいてはここまでで伏せておきたいと思います。
『善悪』に関しては、次回の『ワンダフルワールド009社会とは何か(仮)』においてもう少し考えてみたいと思います。 

サムデイドリームビリーバー。


Ⅴ 社会の中のヒト

○世の中における役割-ペルソナ-

ヒトが社会に属する時、その国、その土地、その文化の共通了解、共同意識etcに染まってゆくとき、果たしてヒトは何者になるのでしょうか?

お面をかぶって。
※都度都度、どのようなステージでどのような役割を担うことになるのかは、やはり国により、地域により、文化により様々に異なることは前提として。

それぞれの当該社会において、ヒトは成長(≒年齢を重ねる)していく過程で「役割」を演じていくことになると思われます。
ジパングの地におきましては、これまで(団塊ジュニア世代のワタシ自身が経験してきた時代においての話ですが)、おおよそ「演じられてきた役割」は以下のような感じになるでしょうか。 

赤ん坊-幼児期 ファミリーの中で※
子ども期 保育園・幼稚園など
学生期  小学生 中学生 高校生 大学生-※
成人期  労働者※
大人期  家庭者※
老年期  できれば賢者※
-のようなイメージがあります(ありました)。
 
※「ファミリー」の在り方も様々であることには留意しておきたいと思います。
※「学校」の在り方も問われ始めている現在、これからは義務教育機関の在り方も変化していくのでしょうか。また、学校に行くことは、子どもたちの必須の役割であるとは限らないことも注記しておきたいと思います。
※「労働」に関しても、永遠に無職でも構わない/副業/複業の概念が浸透し始めているようにも思え、従来の捉え方が通用しない時代になってきました ので、必ずしも演じることが必須ではないことに留意したいです。 
※「家庭者」におきましても、現在ジパングでは、家庭を築くことももはや必須ではない時代に突入してきた感があります。
※「老年期」におきましては、個人差はもちろん当為として、ヤンチャなお年寄り、元気ハツラツ老いてますます盛んな方々、あるいは永遠の少年・少女(ユング)な方々が 増えていくはず(=超高齢化社会に突入)なので、従来のエイジ的分類は通用しない時代なのだろうとも思えます。

・・・特に意図もせず、注釈(※)がほぼ全てについてしまいました・・。


ということは、もしかすると、これからの新時代は、年齢や性別やあらゆる属性に関わらず、-何となくスタンダードがあるような気にさせられていましたが-「社会の中の役割を何となく演じ続けていくこと」から解放されていく時代になってゆくのでしょうか?

それがいいかわるいかはやはり別問題として、なんとなくそのような「世界」に導かれているのでしょうか?
また、否応なし(必ずしもネガティブという意味ではなく)に、デジタル社会-ネット社会/メタバース社会-に暮らし始めることになるのでしょうか?

ワタシ自身に照らし合わせてみても、幼少期よりの家庭/学校/社会の生活のあらゆる場所・場面の中で、様々な『役割』色々な『顔』を使い分けて暮らしてきた実感があります。
そして、2022年現在、これからのネクストステージにおけるネット社会・メタバース社会で、どのようなペルソナを築いてゆけるかを、リアルタイムで模索している状況なのだと思えます。
※現実世界において、本格的なネット社会は20年以上前からスタートしていますが、個人的にスタートさせたのは2020年からなので、ネット上人格としては生まれたてという感があります。

自身的にも、何らかの「家庭」内による役割、「学校」におけるポジショニングや、 
「会社」「企業」における役職や「社会」における立ち位置。
「ネット社会」におけるアバターとしての分身。
もしファミリーを築くならパートナーという役割、
いつの日かひょっとすると親という役割、買い物や旅行にいくならお客さんという役割~etcetc      色んな『顔』を使い分けて暮らしてきた実感があります。

いずれにせよ、「世の中の共通・共同意識」というものは社会秩序の源でもあり、しかしながら場合によっては同調圧力的なプレッシャーにもなり得るのだと自戒しております。
一人のヒトとして、過度に流されないように意識したいとも思えますし、「まずは、生きてこそ」という思いもありますし、ふわふわと雲のような思考で考えながら浮かんでいきたいと思えます。


Ⅵ 種としてのヒト-人類-

本当はどこから?    

○『人類はどこからやってきたのか』問題

そもそも「人類」はどこからやってきたのでしょうか?

一般的な説として触れてきたのは以下のような感じです。
・ルカ(仮定的全生物最終共通祖先)より進化して、サルを経由してよりの現人類/進化論etc
・宇宙から遺伝子が彗星に乗って飛来してきた?/パンスペルミア説etc 
・他惑星から引っ越してきた?/惑星移動説(仮称)etc
・他惑星からの存在により生み出された?/インテリジェントデザイン説etc

さらに詰めれば、そもそも生命は?宇宙は?存在は?・・・と好奇心は尽きませんが・・。

ワンダフルワールド007哲学の夜明け-の記事でも少し触れましたが、
『真実はただ一つ』であることは間違いないはずなので、本当に知っているヒト(あるいは人外の宇宙人さんなど)が、いつの日か、本当のことをディスクローズしてくれることを期待して待ちたいと思います。

いずれにせよ、経験上思えるのは、ヒトが『サル』に近しい存在であることは確かだと思えます。

マイフレンド。


Ⅶ その他

カム トゥギャザー。

上記まで
生物としてのヒト(身心魂) 
個人としてのヒト
社会におけるヒト      
種としてのヒト

-に関してライトに記述してきましたが、その他のアスペクトとして、幾つか気になっていることにさらっと触れておきたいと思います。
 
『ヒトとは何か?』-と考える上で、パッと気になるのは、
価値観 相対的 個的運命(α)フードチェーン 自由・・などのワードです。

書き続ければきりがなくなりそうなので、この度はライトに設問だけ置いておこうと思います。

○価値観 sense of values
・ヒトそれぞれの価値観-物事の捉え方・考え方・判断基準-
・価値観に優劣などはあるのだろうか?

○相対的(相対主義) relative(relativism)
・『全てはヒトそれぞれだからそれぞれの価値観を尊重すべきだよね』
・『それ、あなたの感想ですよね?』
-を乗り越えるにはどうすればよいか?

○個的運命 personal destiny personal fate
・決定論的なヒトぞれぞれの運命などあるのか?
・『運命』を覆す方法があり得るのか?
・『運命』を選び取ってゆく意志を芽生えさせる方法はあるのか?

○フードチェーン 食物連鎖(food chain)
・ヒトは「生命」を食べて生きている
・「生命」の価値に「重みの差」はあるのか?

  ○自由 freedom
・本当の意味での「完全な自由」とは何か?
・「完全な自由」を手にしているヒトは存在するのか?
  

いつか自由を。

       


おわりに  
いつの日か宿命を超えたい


フルムーン。2022。

『死は全ての終わり』という観念を拭えないまま、やがて半世紀を迎えようとしています。
今回の記事は、ワタシが(も)長年捉えられている
「ヒトは生老病死の運命に捉えられた儚い生物」-というヒト観を覆せ得る端緒が見つからないだろうか?
-という思いも込みで綴っていました。
-が、やはり相変わらず『「死」』という宿命は、現在までのところ自分自身に対して覆せ得ない絶対的怖れであり、無意識領域での虚無感の源泉で在り続けています。
『何をしてもやがて死んでしまう』という魔力の中では、時折、「世の中のあらゆる全て何もかもはどうでもいいことなのじゃないか?」-という思考の極北の海に流されてしまいそうになります。
しかしながら、同時に
「いや、何もかもどうでもいいわけないじゃないか」という内なる声(比喩としての)も聞こえてきます。

具体的に何かアクションを起こせるわけでもないくせに呟くなよーといつも自身にツッコみを入れつつも、世界のどこかで、リアルタイムで飢えている子どもたちや人々の存在をふと考えるとき、リアルタイムで戦争に巻き込まれているヒトビトの記事を目にするようなとき、それはおそらくどうでもいいわけはない事柄なのであり、
ジパングという不思議な国で、非正規雇用のアルバイトをしながらちょっとずつ老い衰えてゆく身体をいたわりながら中年期を過ごしていることなど(くれぐれもワタシ自身に対してのみのことですが)は、どうでもいいことです。
いつの日か、『死の壁』の恐怖を乗り越えてみたい-
それは当面の(ひょっとすると永遠の?)ワタシの課題でもあります。

生きること。


 

○『ヒト』とは何か?-ワタシにとっての「ヒト」-

ゆったりタイム。

本記事の最後に、『ヒトとは何か?』ーという問いから敷衍して、ワタシ自身に照らし合わせて『ヒト』をひとまずまとめてみれば、

ヒトは
・生老病死の宿命を背負いながら
・個的運命を生きる孤高な存在者であり、
・本当の自由を求めながら、
・欲求と欲望と煩悩の狭間を行きつ戻りつ、
・ピュアと猥雑の心のグラデーションを同時に所有し生きる生物であり、    ・それぞれの自分のα(プチットオブジェアー)を目指しながら、                  ・ 日々ぐるぐる同じ場所を廻り続ける機械人形
                     ・・・・-なのかもしれません。。

-以上は、あくまでワタシなりの現時点でのヒト観(ワタシ観)ですが、それは決してネガティブな意味で観ているわけではないことは付け加えておきたいと思います。
いつでも片隅にきっとある『ワンダフル』を求めて、どうにかこうにか 進んでいきたいと思います。
 

皆様にとって『ヒト』とはどのような存在でしょうか?
          

本日は訪れて頂きましてありがとうございました。

そこにきっとあるワンダフル。


連載Gマンガ
 『ボクはディオゲネス』

 第65話 やきいも


『デイドリームビリーバー』構想進捗リポート

リアルワールド×メタバース‐VRストーリーコンテンツ

闇のシャーマンチームより「ゼブラパーティー」

『新規24キャラクター』のアニマルパーティーの組み合わせが終わり、その後、それぞれのアニマルパーティーのコンセプトイラストの1枚絵を絵描き終えてみました。
ゆっくりペースですが、徐々に着彩していければと思っています。

ドリームイズワンダフル。


あとがき

先頃、『楳図かずお大美術展』を訪れてきました。
以前マンガワールドの記事でも少し触れたのですが、「楳図かずお先生」は個人的なワタシのマンガライフの中でベスト10に入る衝撃作『14歳』の作者であり、永久不変のレジェンドとして私淑し崇めております。
そんな先生の近年の芸術活動の成果である連作絵画作品をかみしめるように眺めながら、「崇高さとはこういうことなのだな」と、独り反芻して歩いていました。
「漂流教室」「わたしは真悟」「14歳」との再会のこの感動を、自身の創作表現への情熱と動機にきっと変えていきたいな、と改めて思えた1日でした。

崇高をありがとうございます。


 

次回予告

次回のワンダフルワー009では『社会とは何か?』に関してライトに触れてみたいと思います。テーマにご興味をお持ちの皆様におきましては、
ぜひお時間のある時にでも覗いて頂ければと思います。
よろしくお願いします。

また明日も。
『デイドリームビリーバー』ネームより。


著者紹介

Gプレッソ マンガファン 推定88億歳 人類の絵の歴史に興味あり
好きなマンガ 火の鳥 風の谷のナウシカ 進撃の巨人 14歳 風と木の詩  ビリーバット   デデデデ イティ・ハーサ 銀河鉄道999 ハチミツとクローバー その他多数                                                  好きなアニメ ガンダム逆襲のシャア 思い出ぽろぽろ 天気の子 トイストーリー レゴムービー ズートピア  竜とそばかすの姫 ザ・ファースト・スラムダンク その他多数        
  好きな映画 トゥルーマン・ショー ダンス・ウィズ・ウルブズグッド・ウィル・ハンティングその他多数 
好きな音楽 佐野元春 スガシカオ ダイミヤモトモメンタム  その他多数                                                            好きなキャラクター チェブラーシカ スヌーピー ムーミン その他多数             好きな画家 パウルクレー ピカソ レンブラント  その他多数   
好きなタッチ メビウス ニコラ・ド・クレシー フアンホ・ガルニド キムジョンギ その他多数                                                                      好きな小説 葉桜の季節に君を想うということ さようなら、ギャングたち ノーライフキング その他多数
好きな展覧会 ルーブルNO.9‐漫画9番目の芸術‐ 北斎‐富士を超えて‐                               オットー・ネーベル展 ボテロ展 アンディ・ウォーホル展 その他多数                         好きなリウム プラネタリウム アクアリウム Gリウム その他多数
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マンガの作り方の1ケーススタディです。
クロゴキブリ苦手でなければ訪れて頂ければと思います。


note記事のおしらせ

先達たちの研鑽の上に。

2023年6月時点でnote記事に以下のラインナップをアップしております。何か引っかかるタイトルがございましたら、ぜひ訪れて頂ければと思います。

マンガとは一体何なのか?
『マンガ』の謎や歴史に関するエトセトラ①~⑫の記事。
32ページ読み切りマンガ『デイドリームビリーバー』2020年作
&電子書籍「新しい時代のマンガの作り方」紹介・宣伝記事。
ワンダフルワールドへの思考001~012の記事。
ゴキブリの魅力・秘密について。
クロゴキブリ飼育体験 全12記事。&⓪
ディオゲネスとの出逢いの思い出。
ごきぶりマンガ道エピソードゼロ。




『マンガワールド-Gプレッソの。①~⑫』の記事におきましては、               概ね以下のような内容を綴っております。

ライトなマンガファンの一つの『マンガ研究』として。

①マンガへのリスペクト
②人類の絵の歴史
③世界とマンガの歴史
④マンガ構造論-マンガに必要な要素とは?-
⑤絵の好み論-マンガの絵柄について-
⑥絵描くということ-絵描く能力とは何か?-
⑦マンガ表現場・発表場
⑧マンガを作るということ-具体的マンガメイキング-
⑨マンガのジャンルとは?
⑩コミックコード・著作権・剽窃問題・パブリックドメインなど
⑪マンガの未来
⑫究極のマンガとは?

また、マンガ実作絵の歴史マンガの歴史に関してエクストラ版としてまとめた3つの記事もアップしております。

広くマンガファンの皆様におきましては、興味のあるテーマがございましたら、ぜひ訪れていただければと思います。

ワタシはどんなマンガが好きなのか?
デイドリームビリーバー初期コンセプトイラスト。

本日は訪れていただきましてありがとうございました。
またの機会に、お待ちしております!!

最新更新日 2023年6月




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