プレスゲート

元新聞記者。異業種・異職種に転職し、複数の東証一部(現プライム)上場企業で勤務。現在、売上高1兆円以上の企業に在籍中。この記事では私の実体験に基づき、新聞記者の転職についてアドバイスしていきます。

プレスゲート

元新聞記者。異業種・異職種に転職し、複数の東証一部(現プライム)上場企業で勤務。現在、売上高1兆円以上の企業に在籍中。この記事では私の実体験に基づき、新聞記者の転職についてアドバイスしていきます。

最近の記事

心構えのまとめ もう基本方針はできました!

ここまで私の実体験を踏まえ、転職活動で重要と思われるポイントを心構えとして長々と説明してきました。新聞記者(とメディア関係者)の皆さんに限定した教訓ではなく退屈だったかもしれません。でも実はもう転職活動の基本方針はまとまっているのです。 目的をあいまいにしないことここまで読んでくれた皆さんは、何のために転職をするのかは、もう明確になっていることだと思います。 私の場合は、紙媒体の行く末が不安だったため「将来にわたって家族の安定的な生活を確保するため」でした。 もちろんこ

    • 転職の心構え④ 定着までが転職活動

      昔、小学校で言われませんでしたか? 家に帰るまでが遠足です、と。その言葉になぞらえて言えば、新しい職場に定着するまでが転職活動です。決して内定を得ることがゴールではありません。転職先で安定的に仕事ができるようになってやっと転職活動が終わり、新たなキャリアが本格的にスタートするのです。 ホッとするのはまだ早い現職に継続勤務しながら書類選考や面接に臨み、無事内定を得ることができました。 はじめは不安そうだった奥さんも、きちんと向き合って説得したことで、転職を後押ししてくれてい

      • 転職の心構え③ 家族の理解は必須

        転職の心構え3つ目は、家族の理解を得る重要性についてです。これができなければ転職は非常に難しくなります。いわゆる「嫁ブロック」を軽く考えてはいけません。そもそも転職は家族の幸せや将来を考えてやるものなのですから、奥さんに嫌がられたら本末転倒です。しかし…。 奥さんを落とせはじめに断っておくと、この心構えは独身の方は読まなくても構いません。 しかし、結婚している方、中でもお子さんがいる方は必ず読んで心に留めてください。 転職は独身→既婚→子持ちの順に厳しくなるのです(内定

        • 転職の心構え② 次が決まるまで現職を辞めない

          前回の記事で「転職は撤退戦」ということをお伝えしました。それなりに苦労を伴う撤退戦となるのは、転職先が決まるまで現職を辞められないからです。なぜ辞めてから転職活動を開始するのではダメなのか、もう少し深掘りしてみましょう。 貯金や失業保険をアテにしない転職活動が大変なのは、現職企業で働きながら書類作成や面接をこなし、機会を伺いながら(要するに転職先が決まり、入社時期の調整に入ってから)スムーズに退職交渉を行っていかなければならないからです。 モチベーションが上がらない中で現

          転職の心構え① 転職は撤退戦

          具体的な転職活動の進め方に入る前に、いくつか心構えについて解説したいと思います。まず「転職は撤退戦」というところから始めましょう! 退却と進出の両にらみ転職活動は「現職を辞めること」と「新たな企業に入社すること」という2つの行為から成り立ちます。 転職というと”逃げ”という印象を持たれたり、逆に前向きなキャリアアップと捉えられたり、人によってそのイメージは様々だと思いますが、フォーカスしている部分が違うだけで、どちらの見方もそれなりに正しいと言えます。 自分にとって魅力

          転職の心構え① 転職は撤退戦

          【記者の転職】業界脱出の第一歩を踏み出そう!

          新聞記者を辞めたい、(マスコミ以外の業界に)転職したいという希望をお持ちの方に、私の実体験を交えてアドバイスしていきます。 ハードルは決して高くない便宜上「新聞」という言葉を使っていますが、そのノウハウは出版や放送といった他のオールドメディアでも活用できるかもしれません。 いずれにせよ、古くて右肩下がりの業界から抜け出したい、でも潰しの効くようなスキルもないといった不安をお持ちの方に役立つ情報となることは間違いありません。 結論から申し上げますと、必ず新聞業界からは抜け

          【記者の転職】業界脱出の第一歩を踏み出そう!