本音で生きると、どうなりますか?~誰もしらない縁結びと縁切りの秘密~
楓コンサルティング代表の小暮貴恵です。
いつも読んでいただきありがとうございます。
本音で生きるというモットーを掲げていますが、本音で生きた結果はどうなっているのか?今日はまとめてみたいと思います。ただし、本音で生きれば○○になれるんだ!という『タラレバ』では、たとえ本音だったとしても、他人軸なので、望む未来は叶わないに近いと思っています。
本音で生きた結果、どうなったかというと、『本音でしか生きられなくなった』です。つまり、嘘が付けない状態になりました。違和感をキャッチしたら、そこから自分の本音が分かってしまいそこに向けて行動せざるおえないという実行がついてきます。なので、『実り』や『成長』が加速するのです。
例えば、お仕事において『本音』をベースにすると、本音を言ってくれる人はいません!あなたに仕事をお願いしたいです!という依頼が入るようになります。これを遠回しなコミュニケーションでプレゼンをしていたら、NGだったと思うのです。本音はストレートだから楽なのです。余計な詮索することなくすべて分からないことは“確認”をするし、気になったことはサクッと“伝える”し、そこから相手の本音はどうなのか?もヒアリングしますよね。何も隠すことがないのが、本音で生きる道なのです。深い対話ができるようになり、相手のことを否定することなく、ともに歩くことができるスタンス。なにより、いつも心が爽やかです。
恋愛でも、そうですね。本音を伝える、確認することを通して、本音をここまで打ち明けられる存在はいないとアプローチしてもらえることが増えていきます。本音を伝える=絆や繋がりとリンクします。人は本音をとおしてこの“深いつながり”を求めているのです。恋愛テクニックを駆使するよりも、最初から本音でいたほうが楽でしょう。本音の恋愛を通して学ぶことは私自身もたくさんありました。
本音で生きた結果、仕事でも恋愛でも『ご縁』がつながっていたように思います。ですが、ご縁がつながるだけが本音で生きた結果ではありません。本音で生きるということは、『未来に必要のないご縁は離れていく』ということでもあります。どちらかというと『縁切り』の要素も強いかもしれませんね。
お仕事では、本音を伝えることで、今後はお仕事しないということを決めた方もいますし、コミュニティの卒業を決断する人もいます。私自身も本音をきっかけに辞めたことがたくさんあります。恋愛でも本音を伝えるとお互いの方向性のズレが見えてきて、『違和感』が拭えなかった場合はやっぱり、お別れという道もたくさんありました。時には、本音はこうして“離れる作用”というものが働きます。
つまり、本音で生きるとは、『必要なものが自分のもとに残る』という生き方なのです。ですが、人は幸せに生きることと同じくらい、なぜか不要なものを手放すことに必要以上に恐れを感じる生き物でもあります。だからこそ、向き合うことが必要なのです。それも、重たく向き合うんじゃなくて、楽しくね。楽しくないから、向き合うもの手放すのも嫌なんですよ。
私たちは何も失ってないし、何も得てない。なのに、何かを得ようとしたり、失うことへの執着をします。これ以上、何も足さず、何も引かず、ただこのままの現実に対して、ストレートに自分の本音を確かめ、直視する生き方が本音の最終地点でしょうか。厳しい生き方だと思われるかもしれませんが、実はとっても楽で楽しいです。なぜなら、余計なものがないから軽やかでとても爽やかな気分だからです。
本音には“縁結び”もあり“縁切り”の効果もあります。本当に必要な縁結びのための縁切りです。よく母にもクライアントさんにもきえは縁切りのプロだよね!それを売った方がいいんじゃない?と言われるのですが(笑)
そんな男やめたほうがいい!別れたほうがいい!と言っても、彼は本当は優しいしとか言ってダメ男から離れなれない原理と一緒なので、ビジネスとして縁切りを売ることは少し難しいのです。縁切りが必要なことを自覚していない人に、縁切りは売れないですよね(笑)
ただ、そういう場合、うすうす本音には気付いているので、その本音にアプローチするだけです。必要なご縁なら、本音を通して関係性が発展するし、必要なければ“ありがとう”“さようなら”なんですよね。これは恋愛でも仕事でも一緒です。
誰も自分からは踏み出さない本音に、最初に本音で踏みこんだ方が勝ちなのです。この勝ちというのは、どうだ!私のほうがすごいだろう!という勝ちではなく、相手に本音を言わせようとする“ずるさ”ではなく、正々堂々と自分が本音を伝えてその結果を受けとめたことに対する凛とした強さのことなのです。
以前、出雲大社にいったときに、地元のおじいちゃんから聞いたお話なのですが、みんなは出雲大社を縁結びの神様だと勘違いをしていると。縁結びにみせかけた縁切りの神様ですと話していたんですね。どういう意味かというと、惰性でつながっている関係は、嫌でも切り離される。そして必要なご縁だけがのこるから縁結びなのだよというニュアンスでした。まさにおしゃるとおりだなと妙に納得したのです。これが縁結びと縁切りの秘密です。
だから、本音で生きた結果は、すべてがハッピーエンド。どんな縁切りに出会おうとも、それもご縁として結ばれたからこそ“切る”ことができて離れて自立することができるのです。数々の別れを通して自分の本音に出会うことが私にとっては大きな自立という財産になりました。
今、残っているご縁がこれからどう発展していくのかとても楽しみです。本当の縁結びは、縁切りからスタートするのです。別れは始まりの合図です。
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