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「私はできる!!」の重要性

ぷれぜん仙人です、

先日、ある本を読んでいて、
ものすごく感銘を受けました。

それは、

あの有名な戦国武将である
豊臣秀吉についての話です。

ご存知の通り、秀吉といえば
足軽から関白まで上り詰めた人。

私もそれくらいの知識は持っていた
のですが、その裏にある話に非常に
感銘を受けました。

秀吉のサクセス・ストーリーというのは、

現代を生きる私達が思っているよりも、
おそらく数百倍、数千倍難しいことです。

秀吉は、”水呑み百姓”の生まれです。

自分で農地を持っておらず、
地主にいいように使われる
超絶・ブラック、極貧階級の生まれです。

おまけに7歳で父とも死別してます。
母は再婚しますが、あまりに生活が苦しく、
口減らしのために寺に預けられました。

そんな底辺中の底辺の生まれの人間が、
「天下人」にまで上り詰めた・・・

これは本当に驚嘆に値する”事実”
だと思います。

私が感銘を受けたポイントなのですが、

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なぜ、”目指す”ことができたのか??
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という点です。

人間という生き物は、おおよそ
自分で自分のことをどう思っているか?

というセルフ・イメージ通りの人生を
生きるものです。

本人が「できる」と思っていないことは
絶対にできません。

つまり、

信長のような”お坊ちゃん”として生まれた
人間ならばいざ知らず、

秀吉のような極貧、底辺に生まれた
「その日を生きるだけで精一杯」

という境遇に生まれた人間が

「俺は天下を獲る人間になれるはずだ」

と”どっかのタイミング”で本気で
思い始めたということを意味して
います。

”普通の人間”はそんなこと、
思いもしないはずです。

なぜ、そんな風に思えたのか??

その大きな要因として
その本に書いてあったのが

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幼いころの母親からの愛ある”洗脳”
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です。

秀吉は幼名を「日吉丸」といったそうです。
(真偽には諸説あるようですが)

その由来として、

「お前は、日吉神社に祈願して生まれた
 神の子なんだよ」

「お前は、いつか大きな仕事を為すために
 この世に生まれてきた人間なんだよ」

ということを、母は幼い秀吉に
繰り返し、繰り返し言い聞かせたとか。

もちろん、これが嘘か本当かは
分かりませんが、

とにかく、「人並みの生活」も望めない
ような境遇に生まれた人間が

「俺は天下を獲る!」

というセルフイメージを持つまでの
人間になり得た、ということは事実です。

この話を読んでいて、私がすぐに
思い出したのが

日本を代表する起業家である
孫正義さんの話です。

彼も、秀吉同様に、非常に苦しい
幼年時代を過ごしていますが

お父さんが、

「お前は天才だ」
「お前はきっと偉くなる人間だ」

と繰り返し、繰り返し、
言い聞かせてきたということが

彼の伝記やインタビュー記事に
載っていました。

子供というのは、大人のように
下手な知識や経験がない分、

その人の本心を掴み取るもの
だと思います。

秀吉の母も、孫さんのお父さんも
打算のない純粋な気持ちとして

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あなたはきっと素晴らしい人になれる
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と説き続けたことが、
彼らの心に

「俺はできる!」

という成功の種を撒き、それが
花開いた結果なんじゃないかな?

と思いました。

私も小さい子供をもつ親として、

「子供に語りかける言葉」

は非常に重要だな〜と思いました。

また、既に大人になってしまった
自分としては

自分で自分に日々どんな言葉を
語りかけているか??

というセルフ・トークの重要性に
ついても改めて考えるキッカケに
なりました。

私たちは自分自身で

「私はこういう人間だ」

という自分自身の能力やできることの
リミットを勝手に設定しています。

これは仕事でもとても重要です。

サラリーマン時代に周囲を観察していて
すごく感じたのですが、

優秀な人間というのはチャンスに
対してオープンマインドです。

チャンスを発見すると

「よし、やろう!」
「きっと自分にはできる!」

という「能動性」「積極性」があります。

一方で、

あまり仕事ができない人の特徴として、

「いや〜、自分には無理です!」
「失敗したら嫌だな・・・」

みたいな感じで絶対に自分から
飛び込むなんてしません。

さらに、

上司などから”指名”を受けても、
あれこれと理由をこねくり回して
逃げてしまいます。

この”分岐点”の連続によって

優秀な人間は経験を積み
さらに優秀になり、

逃げた人は経験をも逃し、
どんどん自信を失っていく

という好循環、悪循環
が発生します。

本来、人間の生まれ持った能力
なんて大した差はありません。

結局は、

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どんなセルフ・イメージを持っているか?
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がその人の毎日の選択を創り出し、
結果として、どんな人生か?を
決定づけるのだと思います。

できるものなら、

本来持っている能力を
台無しにしてしまうような
セルフトークは控えるべきだな、

と秀吉のエピソードから、
強く思い直しました!

新しいチャレンジや、
これまでの自分の経験外のこと
になると人間尻込みしてしまいがちですが

「自分にはきっとできるはず!!」

と強く思い込むところから
スタートすれば

たぶんその後の人生が大きく、大きく
変わってくると思っています。


ぷれぜん仙人

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