サクラサクアカデミー第5期Day6 開催レポート(1/11)
新規事業の学校「サクラサクアカデミー」第5期のDay6が、2025/1/11に開催されました。(当アカデミーはプレセアコンサルティング株式会社と株式会社サクラサクの共催です)
サクラサクアカデミーDay6の概要
日時:2025年1月11日 14時-17時
内容:新規事業企画【中間発表】
講師:高森厚太郎先生・山崎伸治先生
Day6ではいよいよ、これまで各チームで考えてきた新規事業の「中間発表」の機会。今回は大企業側からのオーディエンスを迎え、オンラインでの開催です。チームごとに、年末年始も含めて議論を重ねてきて、渾身のプレゼンが行われました。
この中間発表は受講生にとってはどんな経験だったのか、講師からの講評で印象に残っていることは何か、ぜひ受講レポートをご覧ください。
受講レポート
受講生による受講レポートをご紹介します。今回は大企業からの参加メンバーによるものです。
■講義内容について
各チームが立てた事業計画を、講師の方から‘‘投資家の目線‘‘で確認頂ける中間発表が行われました。Day8の最終プレゼンに向けて、『分かるか』『作れるか』『儲かるか』『化けるか』の視点でご意見を頂き、現時点での課題を整理できる場となりました。
■特に印象に残っていることや学び・気づき
4つのチームからは、多様性社会における食のニーズに対応する事業や、お金に関する中高生への教育の事業など、メンバーの強みを活かした内容が発表されました。
講師のお2人からは『市場規模をTAM,SAM,SOMで考えられているか』『独自性があるか』『誰に、何を、いくらで売るか明確になっているか』などの多くの意見を頂き、最終発表に向けた課題と、投資家の心理を理解する事が出来ました。
■次回に向けての思い
最終発表までにチーム一丸となって事業と想いを磨き、『投資をしたくなる(動きたくなる)』ワクワクするプレゼンテーションが出来るように取り組んでいきます!
受講生の声
受講生の振り返りコメントより、一部をご紹介します。
◇大企業からの参加メンバーから
「自分の事業とは異なる事業の新規事業を考えてきた為、今まで山崎先生、高森先生から習っていたロジカルな新規事業の組み立て方、捉え方が非常に役立ちました。 基本と応用、フォーマットと熱意みたいな相反する事の組み合わせが一つのプランを創り上げていくのだと実感しています。最終プレゼンまでにブラッシュアップしていきます!」
◇経営者のメンバーから
「プレゼンをしていて、感じたことは①複数人で同じ熱量を伝えることの大切さ②分かりやすさ③聞き手を最後まで導くこと、の3つです。①は、チームとして同じ熱量で伝えるには『なぜ、これをやるのか』共通言語で思いが共有されていることが大事。次回の巻き込みの講義もここにつながってくるのかなと思うので参考にしたいです。②に関しては、新しい取り組みだからこそ、優先順位を付けて、情報を絞って伝えることが必要だと認識しました。③はスピードと内容がポイントで、目で見るスピードと耳で聞くスピードを揃えていくと一番届くことを理解しました。
自チームの発表に対してのアドバイスは、そのまま自身の事業内容にも通じるものであり、貴重な意見を頂きました。また、他チームでの内容や、指摘、アドバイスをされた点は自チームでも当てはまるものが多く、活かすところしかありません」
◇士業のメンバーから
「今までプレゼンテーションをする機会に巡り合わずにきたため、貴重な機会に恵まれたことに感謝いたします。そして、前日、Zoom最長記録を更新しながら4人でスライドをつくったこと。ひとりでは決してなしえることはできず、チームメンバーがいたからこそ中間発表の場にたつことができたことがとても感慨深いです。ありがとうございました」
最終発表に向けて
受講生は、オンラインながら緊張感のある空気の中でのプレゼンテーションを実施。質疑応答では、講師陣も「投資家」目線で鋭い質問や指摘をされ、受講生はそれらにできる限りの回答をしていきました。各チーム、事業内容やプレゼンの仕方などに関して、次なる課題が明らかになって中間発表を終えました。
講師陣からの講評では、全体的な講評と各チームへの講評が送られました。
全体的な講評として、山崎先生からは「熱量がもっと伝わるように、誰に何をどのようにして提供するのかをクリアにして。競合分析や数字の分析がまだ浅いので、もっと深めていってほしい」というメッセージが、
高森先生からは「全チーム、スライドの作りや発表などはできていた。最終プレゼンでは、目的に立ち返り、投資家向けであることを意識して、収益性や成長性を伝えていけるとよい」というメッセージが送られました。
また各自の振り返りの後、山崎先生から「チームで議論するだけでは先に進まないこともある。今回の中間発表で一度形にしてみることで、自分たちの課題がわかる機会になったと思う。あくまで、最終発表までのステップに過ぎないので、今回高森先生と私がコメントしたことを踏まえて、あと1ヶ月最終発表に向けて準備を進めていってください。最終発表では、投資家が思わず投資してしまうような魅力的なプレゼンを期待しています」とエールが送られました。
さいごに
次回Day7は山崎伸治先生による講義「巻き込み方」とメンタリングになります。
経営資源の中でも「ヒト」をどう巻き込んでいくのか、実際の事業推進に欠かせない観点を吸収していきます。
また、講師2人によるメンタリングも次回Day7が最後の機会となります。各チーム最終発表に向けて、今回発表したビジネスプランをさらにブラッシュアップしていきます。
サクラサクアカデミー第5期は2024年10月~2025年2月に開催中。最終発表まであと少しとなりました。どうぞお楽しみに!