挑戦する「前に」必要なこと
私の尊敬しているハンドメイド作家さんに、sarariさんという方がいらっしゃいます。
いつもnoteで執筆をされていて、私もとても楽しみに毎日のようにチェックしているのですが、今回特に私の心に(いい意味で)刺さる記事がありました。
sarariさんのご経験や、抱かれてきた思いは、自分自身にも通じるところが多々あって、とても共感を覚えました。
今の自分ではだめだと思っていた
私にも、他の多くの方と同じように、自分を変えたいという思いがあって、必死になってきました。もがいてきました。その壁を打ち破りたい私の挑戦のひとつがハンドメイドです。
でも、ハンドメイド作家としてやっていくために、大切なことが私には抜けていたことを、sarariさんに教えられました。
それは、まず「今の自分をよしとすること」
今の自分はだめだ、という前提のもとに行われる挑戦は、辛くて苦しいものになってしまう。良くならなくては、完璧にならなくては、と考えるのではなくて、まずは今の自分を好きになるところから。
sarariさんの優しい言葉には、静かな重みが込められているように思いました。
私もそうだ、とハッとしました。
自分には他に何もないから。
何もない自分に価値はないから。
みんな頑張っているのに自分は頑張ってないから。
頑張ってない自分はだめだから。
そうやって、異様に自分を追い立てていたんだと、気づいたのでした。
自分らしくいること、それ自体が挑戦
私は割と、感情を封じ込めてきたところがあります。
周りに合わせて、顔色を伺って、嫌われないようにと必死に。
だから自分の本音を受け取るセンサーが鈍くなってしまったのだと思います。本当はどう思っているのか、に気づくことが難しくなっているのです。
だから、自分の胸に手をあてて。
本当は、本当はどうしたいの?
そう問いかける練習をしたいと思います。
私にとっては、自分らしさを探すことも、十分挑戦だから。
自分に厳しくて、自分を追い立ててする挑戦ではなくて、自分を受け入れて、自分を好きになったからこその挑戦を、私はしたい。
ハンドメイドへの挑戦は、私が予想もしていなかったことでした。
ハンドメイド作品を見たり買ったりするのは好きでも、自分が制作する側に立ってみる日が来るとは思いもよらないことでした。
sarariさんが楽しみながら挑戦をされて、その中で新しいご自身を見つけられているように、私もそうでありたい。
動機は、このままじゃだめだから、ではなくて、
自分が好きだからこそもっと新しい自分を見てみたいと、そういう気持ちを持てたらな。
これは私にとって大切な気づきです。
これからの私が、自分という生き方を、もっと楽しんでいますように。