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アメリカの大学の出願先の選び方

アメリカの大学への基本的な出願のしくみは説明しましたが、出願先の選び方について少し説明します。

出願先の合格難易度に幅を持たせる

アメリカの大学を受験する場合、日本のようにダメなら浪人して来年もう一度受けようという考えは持たない方が良いようです。高校のカウンセラーから聞いた話では、簡単に言うと浪人生は大変不利だと言う事です。もう一度applyするならその学校の平均合格点数をかなり上回る成績等が必要になるそうです。なので、どこか最低一つは合格できるように出願先は慎重に選ばないといけません。

合格できる可能性により、それぞれ reach school, target (match) school, safety schoolと呼んでいます。まずreach schoolとは、自分の学業成績が出願先大学の平均合格点数のレンジの下の方にあるまたはその下にあり、受かればラッキーというイメージの大学。reach schoolはdream schoolとも呼ばれて、背伸びして受ける学校。target schoolはレンジのだいたい真ん中。safety schoolはレンジの上にあり、受かる可能性が高め、いわゆる滑り止め的な学校です。これらをバランスよくapplyすることが大切です。

Acceptance rate(合格率)について

Acceptance rateは大学のサイトなどに公開されていて調べればだいたい分かります。このacceptance rateの大小をselectivityといい、the most selective schoolsと言われる学校のacceptance rateはだいたい15%以下です。誰でも知ってるようなHarvard, Stanford, Caltech等の超有名大学は5%以下が多く、どれだけ難関かが分かると思います。このacceptance rateも参考にしつつ出願先を選ぶのがいいと思います。

まとめと補足

浪人が不利なアメリカ大学受験。必ず一校は合格できるように、合格率も参考にしつつ慎重に選ぶ必要があります。その他にも立地や大学の規模、international studentsの比率などなど考慮すべき点があります。それは別の機会に。

出願先を選んでから合否の返事を待つまではストレスですよね。特に難関大学に合格するのはなかなか一筋縄ではいきません。こちらも参考までに。

ちなみにイギリス大学の受験の場合も出願先の選び方はほぼ同じ。違うところは

  • 最大5校までしか出願できない(医学系などは4校まで)

  • 選んだコースが合わなかった等で次の年に再チャレンジする人が少なくない

といったところでしょうか。こちらも参考までに。

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