子供たちが英語を覚えるまで その3
上の子の学校生活が落ち着きつつあったので、下の子の幼稚園(Preschool)探しを始めました。
Preschool探し
下の子は、週末に日本人補習校にある乳幼児親子クラスに通っていました。日々の生活は、基本はおうちで遊び、買い物や上の子の用事で一緒にお出かけという日常でした。大好きなディズニーチャンネルのMickey Mouse ClubhouseやLittle Einsteinを観ながら英語でマネし始めたので、英語への抵抗が少なくなってきたのではと思いました。徐々に新しい生活に慣れるにつれ、もっとお友達を作れる環境を与えたいと思い始めました。
まずは住んでいるSchool District(学区)にあるPreschoolをチェックしてみました。これは学区が運営しているPreschoolになります。3歳から5歳児が通え、半日プログラムと全日プログラムがありました。それぞれのプログラムで週に通う日数と時間数が選択できるものでした。当時、空きがあったのは週2日、3時間のプログラム。かなり短めのプログラムでしたが試しに通うことにしました。
Preschoolが始まって
Preschoolでは申し込み時にいくつか条件がありました。
英語ができるかどうかは条件に入っていませんでしたが、「トイレトレーニングが完了していること」というのがありました。その英語の文の末尾に「(no pull-ups)」と書いてありました。このpull-upsの意味がその当時分からなくて困りました。当時、検索でも見つけられず、電子英和辞書にも載っていなくて。ある日スーパーで見かけてやっと履かせるオムツであることが分かりました。no pull-ups, つまりオムツが完全に取れていることが必須なんだと改めて分かりました。全日プログラムではお昼寝もありますし、おねしょも要注意ですしね。
おやつの時間に食べるスナックをバックパックに入れてPreschoolに通い始めました。教室には7−8人の生徒に対し、1人の先生と1人のアシスタントがいました。上の子と同じく初スクールでは言葉が通じないのが不安で泣き始めましたが、アシスタントの先生が優しく抱っこをしてくれて何とか教室に踏みとどまりました。
クラスルームでは工作・絵本の読み聞かせ等のアクティビティとその合間にスナックタイム(おやつの時間)がありました。スナックタイムの前には廊下に一列に並んで歌いながらbathroom(トイレ)に向かいます。
“ Hands on your hips, zip your lips ! March ! March ! (お手ては腰に、お口はチャック、進め!、進め!)“
と皆んなで一緒に歌いながらトイレまで行進して行きます。その様子の可愛いこと❣️うちの子も一緒にマネて歌っていました。
思い返せば、動作にまつわる歌がいくつもありました。Clean Up(お片付け)の歌、Wash your hands (手洗い)の歌、Come to the carpet(カーペットに集まれ)の歌などなど。このような歌を聴いたりマネしたりしているうちに徐々に英語に慣れていったのではないかと思います。
その4に続く…