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余計なこと言うから、スタッフ辞めちゃう!
言葉の暴力と言いますが、時には、殴られたり蹴られたりの暴力より効果のある一発だったりしますよね。
飲食店では、いろいろな年齢や、人種の人が一緒に働いているので毎日怒られている人や怒られない人がいます。
毎日、怒っている人や毎日静かな人もいて、組織、チームとしてあまり整ってはいません。
中には、怒っているのでなく鼓舞しているという感じの方もいます。
口が悪いだけで、怒っていない人も。
レストランは、基本的にはマニュアルがありません。
理念や方針根幹などはありましたが、
私が勤務をしたお店、日本、イタリアには存在しませんでした。
マニュアルや台本が配られることがなく、だいたいは口頭説明です。
その割には、忙しいお店であると口頭で説明した以上の仕事が10分立たないうちに発生します。
チェーン店は、作り方や、分量、掃除や後かたずけからお会計といくつもの作業があり、それぞれのマニュアルがあります。
実際現場で起こることは、複数の仕事が重なり優先順位が分からずに個人の判断で仕事を進める事が多くなります。
その個人の判断が吉凶の境目になります。
良ければ褒められる。悪ければ怒られる。
この個人の判断をする必要がなくスムーズに事が進むようなマニュアルがあると、良いのかなぁと思います。
結果、マニュアルは分厚いものができてしまい、1つのお店でも六法全書のようなものが出来てしまうかもしれません。
昔の携帯電話のマニュアルは年々厚く大きくなっていました。
アイフォンに至っては、マニュアルがありません。
攻略本や、使い方の本は売っていますね。
結局、基本ができても例題や実践をこなして経験を積まないと接客業も上手くいかずに、チームとして事が進みません。
数学の、公式を覚えても応用をいくつかこなしていかないと試験本番では不安ですし、難儀です。
ある程度、レストラン業を勉強したstaffならばマニュアルは必要ないかもしれません。
ただ、初めて飲食店のスタッフになるには、何も勉強もしていないのならマニュアルは必要です。
では、どこまで詳しくマニュアルを作るのか?
それは、学校教育のように1年生用。2年生用。3年生用。と1年間で覚えやるべきことをマニュアル化します。
5年もstaffは働いてくれない!もっと早く辞めちゃう!
この様な声も聞こえますが、1年でなくても、1か月マニュアルや6か月マニュアルなど。又は勤務回数に応じてマニュアルを作ると言うのはお店ごとのカラーで良いと思います。
このマニュアルですが、作るほうも読むほうも面倒くさいかもしれません。
よく聞くことが多いのですが、
スタッフの個性を尊重します!個人が最善を考えて、のびのび仕事をやってください!
マニュアルに縛られずにお客様目線でお願いします!
この様なお店があります。
だったら、スタッフを絶対に怒ってはいけません。
注意もいけません。
何か言いたいのであれば、それは提案です。
忠告は、事を指摘してしまうので違うと思います。
スタッフを尊重するのなら、少なくとも信用することが大切。
そこから、年月をかけ信頼へと発展していきます。
簡単に口軽々自主性や主体性を持って行動するように煽ったり尊重していると、統率が大変になってしまい、結論は会社が嘘呼ばわりされてスタッフが辞めてしまうと言う最悪を招きます。
お店のトップは特に、言葉には注意です。
スタッフには、言葉遣いを注意し、自分が一番できていなかったり理想が先行しがちです。
飲食店に従事していると、楽しいときもあり、辛いときもあります。
指摘や、注意は必要です。
しかし、その一言で気分を害すスタッフもいます。
最悪辞めてしまう。
どうしたらスタッフが辞めないかは、トップの指導が重要です。
頭に来ても、余計な一言は絶対に気を付けて、言葉を選ばなくてはいけません。
せっかく正しいことを言っていても、犯罪者になってしまいます。
口は禍の元です。