【製薬会社責任編集】葉酸サプリの葉酸って2種類?妊活、妊娠中のほとんどの方が知らない事実。
葉酸サプリのウソ、ほんと。
「妊活中、妊娠のためには葉酸が良いらしいよ。」「妊娠したら葉酸が必要らしい。」こんなお声、聞いたことはありませんか?
非常に残念ですが…どちらも間違いです。
昨今、葉酸サプリが市場を賑わせておりますが「これで赤ちゃんに恵まれました!」「根拠がある800μg配合!」など…妊活中、または初マタの方が何も知らないと思ってなのか、はっきり申し上げて無茶苦茶。嘘八百です。
葉酸サプリの存在意義とは?
まず葉酸サプリはそもそも、どうして必要なのか。
一言で済ませますね。
「毎日のお食事では補えきれない栄養をサポートするため。」
たったこれだけです。これに以上でも以下でもありません。大事な時期に美容成分?根拠もない温活成分?はっきり申し上げます。そんなものは一切必要ありません!
妊活中は赤ちゃんを迎える準備期間であり、いつも以上に栄養をしっかり摂取する必要があります。もちろん、めでたくご懐妊となり、俗にいう「妊娠初期」もプレママと胎児形成のための栄養としてたくさんの栄養摂取が不可欠です。
厚生労働省は「毎日これだけの栄養素を摂りなさい」と言った指針を開示しております。
厚生労働省が開示開示している栄養素(ビタミンやミネラル)を正しく摂取するためには、毎日かなりの量となるお肉、お野菜をバランスよく食べなければなりません。諸費もかなり必要となりますし、これは現実的ではありませんね。
そこで葉酸サプリが登場します。
まずは何より、栄養バランスを意識したお食事を召し上がっていただき、不足している栄養素を葉酸サプリで補うという考え方が正解です。
葉酸サプリには「妊娠しやすくなる成分などは一切配合されておりません」し、そもそもそのような成分はサプリメントでは存在しません。
妊活から妊娠色まではお食事で葉酸摂取をし、さらにサプリメントでも摂取することが肝要となります。
ここで本題。葉酸って2種類存在する?
ほとんどの方が知らない、葉酸の種類についてご紹介します。
最も一般的な葉酸摂取として食事が挙げられます。お食事で摂取できる葉酸を「食事性葉酸」と言います。大きな特徴として「熱に弱く、吸収力も低い葉酸」です。
そして妊活中から妊娠初期にかけてサプリメントで摂取していただきたい葉酸が人工葉酸(合成葉酸とも呼ばれます)。こちらは食事性葉酸の逆で、「熱に強く、吸収率も非常に高い優れもの」です。
もうここまで書けば懸命なみなさまはお気づきですね。
葉酸には食事性葉酸と人工葉酸の2種類が存在するのです。
厚生労働省は、妊活時から赤ちゃんの体が形成される妊娠初期(13週6日目)まではお食事に加えて人工葉酸を400μg摂取を推奨しています。多くの葉酸サプリに400μgが配合されているものが大きな割合を占めていることも納得ですね。
…にもかかわらず!!800μgを配合するものも存在しています。倍ですよ、倍。日本人は吸収力が低いためなど本当に適当な御託を並べている業者もいます。厚生労働省が薬剤師さんや医師、そして栄養士さんなどと協議を重ね、日本人には食事に加えて400μgと算出したにもかかわらず、です。
お食事分と加えると過剰摂取となってしまうレベルです。正直申しまして恐ろしい話です。
800μg配合の葉酸サプリを販売している企業はそれぞれ根拠を謳っているとは思いますが、自社製品を売るための口実だとしか思えません。厚生労働省はサプリより摂取すべき量は400μgだとはっきり記載しているわけですから。
さらに妊娠14週以降となると、食事での食事性葉酸に加えて、サプリメントでも「食事性葉酸」を240μgの摂取が必要となります。
23年現在、古いタイプとなったオールインワンの葉酸サプリ
妊娠中期以降は「妊娠初期まで」とは「異なる葉酸と量」が必要となるわけですが、オールインワンの葉酸サプリではまず対応できません。2017年を境に古いタイプとなったオールインワンを飲み続けることがないようお気をつけください。
厚生労働省が設定した妊活から妊娠初期、そして14週目から出産までの中期&後期用として分けられた葉酸サプリはゲンナイ製薬の時期別葉酸サプリプレミンシリーズだけです。
安全性と根拠に基づいた栄養配合量。23年で12年目を迎えました。正しい栄養素を時期ごとに正しくとることから始めてみませんか。
それでは、また。
他を圧倒する安全性と品質。
ゲンナイ製薬株式会社の時期別葉酸サプリ「プレミン」シリーズ
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