大室高原の道路補修に、Emememさんのアートを応用できないか・・・考えてみました。
Emememさん誰?という方もいるでしょう。
実は、わたしも今朝まで知りませんでした笑
J-wave、別所哲也さんのTOKYO MORNING RADIOという番組で
初めて知りました。
Emememさんはフランスの匿名アーティスト、
道路にあいた穴をカラフルなモザイク画に変えることで、
街に美しさと詩情を与えています。
彼の作品は、歩行者の安全を確保するだけでなく、
歴史や文化の記憶を残す役割も果たしています。
例えば、バルセロナでは、独立抗議デモで破壊された石畳をモザイク画で埋めることで、市民の心を癒やし、市のモニュメントとして認定され
保護されています。
大室高原は、伊豆半島の東側に広がる温泉付き別荘地で、
伊豆半島ジオパークの核を成す大室山の山麓にあるわけですが、
1957年から分譲を開始し、伊豆半島東部で最大の別荘地となっています。
しかし、その一方で、道路の老朽化や補修の遅れなど、
環境整備の課題も抱えています。
実は、私が移住して最初に自治体の方に伝えた道路陥没は
今も放置されたままで、
近隣の方はスポーツカーで通過する際に底を道路に擦ってダメージを負い、車をかえるようなことが起きてしまっています💦
それが一か所二か所ですまない、
さらに各年度の予算も限られているので、
限定的な道路補修をしているものの、
車や人の通る数が少ないところ、区画の外につながらないところを
補修したり失笑
それはあたかも背中がかゆいのに、足の裏をかいているかのような涙
的外れな補修を先にしてしまっているのが現状です。
そこで、Emememさんのアートを参考に、
道路の補修をアートとして捉えることで、
大室高原の魅力を高めることができないでしょうか。
具体的には、道路にあいた穴や亀裂を、
大室高原の自然や歴史にちなんだモザイク画で埋めることを提案します。
例えば、大室山の火山活動やジオサイトの特徴を表現したモザイク画や、
伊豆半島の海や山の風景を描いたモザイク画などが考えられます。
また、昨日の投稿にもあったように、地元の方、それもできるだけZ世代のような未来の大室を担う方がハンドルできるように、
大室高原の住民だけでなく、来訪者の思い出や願いを反映したモザイク画も作ることができます。
これらのモザイク画は、道路の安全性を向上させるだけでなく、
大室高原の個性や魅力を際立たせることができます。
さらに、モザイク画の制作には、住民や来訪者の参加や協力を求めることで、地域のコミュニティや交流を促進することができます。
避難訓練や一部の方のバス旅などで、絆を深めるのもの良いですが、
いずれも、カタチに残りにくいものと比べて、
道路補修は目に見えて残るものです。
モザイク画は、大室高原の人々の想いや物語を表現する
「生活のメモリーブック」となるのです。
Emememさんのアートは、道路の補修を単なる作業ではなく、
街の美化や文化の創造につなげることを示しています。
今の道路補修のように、一か所のダメージを埋めればよいところを
該当箇所だけでなく一帯の道路全幅をきっちりアスファルトで覆うのは
理想的ですが、ほかにも多くの劣化損傷個所があり手を出せない現状、
そして限られた予算の最適配分からすると、
「不完全を愛する、不完全をアートに」するくらいのマインドで、
個性を楽しみながら歩くときに躓いてバランスを崩すリスクを減じるほうが現実的で生活の安心安全を担保できて、
この地域にとっても良いのではないでしょうか。
パッチワークといえば、なんだか貧乏くささを感じますが、
日本は古来から 「金継ぎ(きんつぎ)」というものがありますよね。金継ぎ師によって陶磁器の破損部分を漆を用いて修繕する技法であり、古来から行われる日本の伝統工芸の一つです。
古くは金繕い(きんつくろい)とも言われていたもので、伊豆は土肥金山・大仁金山と金つながりでゆかりがある、なくても今後歴史を語るときにつなげて意味付けができるかもしれません。
大室高原の道路補修、アスファルトで覆い隠すのではなく
Emememさん手法のFlacking モザイクに可能性を見出し・活用して
生活シーンにアート要素を取り入れることで、
大室高原の魅力を高めることができると考えます。
大室高原の道路補修をアートとして捉えることで、
大室高原の自然や歴史、人々の想いを表現し、
大室高原の未来を創造するのはいかがでしょう!
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