インハウスデザイナーの時代が来ている!?デザイナーの新しい働き方
こんちには、土日のジョギングが日課のKAWABUです。
今回もインハウスデザイナーについて書いていこうと思います。
最近増えてる!? インハウスデザイナーの求人
ひと昔前は、デザイナーといえば、制作会社に所属するか、もしくは広告代理店や印刷会社の制作部や、フリーランスが一般的で、インハウスデザイナーといえば、デザイン性の高い商品を扱う一部大手企業にしか求人がない状況でした。
しかし、他業種のITエンジニアの仕事には、社内SEやSIerといった企業のITインフラ全般を見る求人が昔から多くあります。外注で案件ごとに仕事を出すより、単純にコストがかからないことや、不具合が起きたときなどフットワークよく対応できるメリットなどスペシャリストがいることでIT全般に対して企業の安心感でニーズあるということです。
そんななか、デザイナーにも以前とは違いITエンジニアのように企業に常駐してほしいニーズが、増えているように感じます。
例えば、求人を見ただけでも雑貨やアパレル、はたまた牛丼チェーン店吉野家の「yoshinoya design」などざっとみただけで、さまざまな業界にインハウスデザイナーの必要性が今、高まっています。
企業がデザイナーに常駐して欲しい理由
企業には、ITエンジニア同様、デザイナーが常駐することによるメリットがあります。例えば、企業には、企画職や宣伝職などの仕事がありますが、そこの部署の仕事は、基本考えることや段取りがメインで実作業は、外部にまかせることがほとんどです。その方々がもし、考えるだけではなく、制作まで出来たらどうでしょう。考えたものをすぐ実行に移せ、しかも違うと思ったらすぐに修正できトライアンドエラーを繰り返しながら答えに近づくことができます。しかも、時間も費用も少なくです。
企画の人にデザインもやってもらうのは難しくても、デザイナーに考えることもやってもらった方が簡単にできると考えます。もともとデザイナーは発想力に関しては、秀でている人が多いので企業も期待するというわけです。
企業がインハウスデザイナーに期待していること
インハウスデザイナーの仕事は、制作会社のデザイナーと違い、最終的に売り上げにつながるような仕事が求められます。
例えば、キャンペーンのチラシを作るにしても、デザイン(装飾)を整えるだけではなく、決まった内容でも、もっと売り上げに繋がるようなアイデアを思いつけば、デザインを含めた企画の提案だって可能です。
そのために、インハウスデザイナーはあたらしい媒体や技術などの情報に感度よく反応し、提案していくような準備をしていく必要があり、そんなデザイナーに企業は、凝り固まった社内をブレイクスルーする、新しい発想を期待しているというわけです。
おわりに
これからデザイナーを必要とする企業がもっと増えるという未来が来ると期待しつつ、いま現在デザイナーをされている方も、目指そうとしている方も、企業の目的を理解してインハウスデザイナーを目指すのもひとつかと思います。