【石川編】退職まで有給休暇フルでもらえたのでひとり旅してみた。【#2】
中谷宇吉郎博士の「雪の科学館」。
2階に受付と映写室があり、1階が展示室とのことです。
映写室での映像が始まるまで、先に1階に降りて少し展示室を見てみることにしました。
科学館ということを忘れるほど、建物の造りも展示のデザインもステキです。
少しすると、準備ができたとのことなので、中谷博士の研究に関する映像を見るため、2階に上がりました。
中谷博士のことは、失礼ながら何も知りませんでした。
でも、この映像を見て、研究についても興味を持ちましたが、人となりを知るにつれ、考え方、感じたこと、言葉など共感することが多く、
目から鱗が落ちる
とはこのことか!と思いました。
1階の展示室は、ありがたいことに博士の人となりと研究成果を絡めてみせてくれるような展示になっていました。
いつも美術館や博物館ではさっとしか読まないキャプションも丁寧に読み、じっくりまわっていたら、
「ぜひ、中庭へ。」
とお声がけいただきました。
グリーンランドの石、舞い上がる人工霧、その向こうに見えるガラス張りの喫茶室、その奥に見える柴山潟と白山…
こんなに無心で作品を楽しんだのは、はじめてかもしれません。
もう一度、展示室をゆっくり見た後、喫茶室に向かいました。
朝食を食べたばかりでしたが、どうしても気になって、アイスが3つものっているパフェを注文しました。
ちょっとマイナーなものが好きな私の心をくすぐる、
金時草
かぼちゃ
抹茶
というフレーバー。
何から何まで好きすぎたのと、気付きとともに答えが得られたことの衝撃で、カフェを出る頃にはかなりフワフワしていました。
気付きと答えについては、最後の記事で触れますね。
次の記事では、少し遡って、この旅の初日のことを書きたいと思います。
→つづく
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