見出し画像

作って楽しい、使って楽しい、amiグッズ

こんにちは。ユーザベースグループのFORCASとJVRのデザイナー、廣田(@nacchin777)です。今回は、JVRのデザイナーとしてのトピックです。

10月1日にリリースして、本格的に動き出した、起業家とサポーターがつながるライブアプリ「ami」。

これをデザインの力で盛り上げようと、さまざまなグッズを作りました。かといって、予算が潤沢にあるわけではないので、切り詰めるところは切り詰めて。

今回の記事では、どんなグッズを作ったかもそうですが、どういう業者さんにお願いして、どういう仕様で作ったかも、併せて伝えようと思います。きっと、同じように悩んでいるスタートアップのインハウスデザイナーは多いと思うので、少しでも参考になれば、、、という気持ちで。

作ったグッズは全部で5種類

作ったグッズは、以下の通り。全部で5種類です。(2018-10-15現在)
気がつけば、この短期間でいろいろ作ったなあ、、、というのが感想。笑

・カード
・缶バッチ x 2種類
・Tシャツ x 4色
・トートバッグ x  2色
・ステッカー x 2種類

オフラインでのプロモーションに、amiカード

これは、仕事でもプライベートでもよく利用する「グラフィック」で製作しました。ネット印刷というのもあって24時間365日対応だし、金額がわかりやすいし、用紙の種類が豊富だし。本当に、グラフィックさんにはいつもお世話になっています。特に24時間365日対応というのは、いろんなことが急に決まるFORCASとJVRの体制上、とっても助けられています。笑

さて、amiカードの用途ですが、これはオフラインでのプロモーションツールとして製作しました。そう、amiアプリの名刺がわりに。

リリースしたばかりのamiは、まだまだ、オフラインでの地道な宣伝活動も必要です。そのときに、すぐにダウンロードしてもらえるよう、QRコードが載っていたり、amiの情報が流れてくるSNSアカウト名が載っていたりって、とても大事です。
これさえあれば、「今すぐダウンロードして!」と、友人知人に迫ることができますよね。笑

さて、仕様は、、、というと。

サイズ:名刺と全く同じ W55mm x H91mm
用 紙:グランヌーボスノーホワイト 180kg

こういった印刷物を作るときのお悩みポイントは、用紙の種類と斤量(用紙の分厚さ)。今回使用したグランヌーボスノーホワイトはお気に入りの用紙で、他のファンシーペーパーに比べて価格が安いというのもあり、よく利用します。マットな感じの凸凹の表面が、ステキなんですよね。

あっ、なぜペンギンなのか?はこちらに書きました。


いつも一緒、ami缶バッチ

缶バッチも作りました。
これは、あとで説明する「トートバッグ」につけてもらえたらと思って作りました。もちろん、自前のリュックにも、ネックストラップの中央に付けてもかわいいかもね。

こちらもグラフィックで製作しました。
グラフィックの商品の幅は広く、こういうグッズ類も手軽に作れるんですよね。。。簡単なフライヤーも、折りパンフレットも、冊子も、ポスターも、クリアファイルなんかも作ったことがあります。

さて、缶バッチの仕様はというと...

サイズ:32mm
タイプ:フックピン

FORCASでは、ひとまわり大きめの38mmの缶バッチを作ったんですが、こうやって2個セットで使ってもらいたい場合は、32mmがちょうどいいかもね。

ファーストペンギンな、ami Tシャツとami トートバッグ

Tシャツとトートバッグは、FORCASのTシャツでもお世話になった「プリント職人」さんに発注しました。Tシャツの種類も豊富で、いろんなブランドに対応しているところがうれしいですね。

Tシャツのデザイン案はというと...

起業家はアーティストだ
Startup is Art
Start it Up

といったコピーをあしらったデザインをいくつかと、ami.penguinを使ったデザインをいくつか考えてみました。

しかし、この中のどれも、メンバーの反応が良くない。
「誰のためのデザイン?」- 認知科学者のデザイン原論を考えたとき、このTシャツは、日常的に着るであろうamiメンバーのためにデザインしたいと思っていたので、この中に候補はないなと感じる、みんなの反応でした。笑

そして、同時に、トートバッグのデザインも考えていました。
最初に考えたデザインがこちら(↓)。

何気ないデザインですが、このトートバッグのデザインがすこぶる反応がよかったので、この方向で、まずはトートバッグのデザインを詰めることにしました。

しかし、考えが甘かった。

こういう既製品にデザインをプリントするという方法には、必ず印刷可能領域というのが存在します。だいたい縫い目から3-4cm以上の空きが必要。つまり、上のモックアップのような縫い目ギリギリや縫い目をまたぐようなプリントはできないんです。ちょっと無知すぎました。。。涙

一応、諦めずに、インターネットで探せる範囲の業者さんに問い合わせしまくりましたが、やはりどこもダメ。全面プリントとなると、それこそ、コスト無視の高級グッズになってしまいます。なるべく多くの人に配布したいので、単価は大事ですからね。

そんなわけで、印刷可能領域を考慮したデザインを考え直し、下のモックアップ画像のようなデザインに落ち着きました。実は、右下にあるamiロゴの位置ですが、ここにたどり着くまで、結構時間がかかっちゃいました。

トートバッグ自体は、United Athleの「1460-01 レギュラーキャンバストートバッグ」をチョイス。

なぜ、これを選んだかというと、持ち手のデザインがamiのデザインととても合いそうだったから。加えて、イベントに参加したらもらえる、よく見かけるバッグにはしたくなかったから。こういう、少し「違う感」が「もらった」ものではなく、「自分の意思で買ったバッグ」ように見える気がしたので。

そして、こちらが完成品。
amiの缶バッチも合わせると、ピンクがアクセントになっていいですよね。

JVRメンバーのまっちー(@daichi_machida)にモデルになってもらって、撮影したのがこちらの写真。ちょっと小柄なまっちー(165cm前後?)なので、背が高めの男性が持つと、もう少し小さめの印象かもしれません。ですが、A4サイズの資料は楽々入りますよ。

そして、Tシャツも、トートバッグと同じデザインにしました。
色は4色展開。

いくらグッズといえども、長く着たいのと、安っぽいものにはしたくなかったので、Tシャツのブランドは慎重に選びました。なので、生地も少し厚めの5.6オンス以上を考えていました。

そして選んだのが、コストパフォーマンスも良さそうな、United Athleの5.6オンス ハイクオリティTシャツです。色が豊富だったのも選んだ理由です。今回はベーシックな白や紺だけでなく、ピンクのTシャツを作りたかったので。

このami Tシャツは、代表の佐久間の英断もあり、ユーザベースの希望者にプレゼントすることになりました。amiを一緒に盛り上げてもらいたいという気持ちから。

これは、そんなami Tシャツを着たユーザーベースメンバーのスナップ写真です。ami Tシャツを着ている人を見つけては、iPhone片手に追いかけ回しています。笑

ステッカー

最後にステッカーですが、こちらも缶バッチと同様、2種類を作りました。
印刷をお願いしたのは、ユーザベースやNewsPicksなどのロゴステッカーでもお世話になっている、光文堂コミュニケーションズさんです。

ステッカーと一口にいっても、形状やサイズ、用紙の種類など、様々ですよね。なので、いろいろと参考にさせてもらおうと、普段から、いろんな会社やサービスのステッカーを集めています。イベントに行ったら、配ってるところも多いしね。そして、気がついたら、こんな感じに集まっていました。

そうやって、サイズや形状を参考にしつつ、まずはロゴタイプのステッカーを作りました。

これは光沢のあるアクリル透明用紙に黒1色。きれいにロゴの輪郭を残して貼れるタイプのステッカーです。なので、こんな構造になっています。
貼った後のロゴ部分に少し盛り上がりがあるのと、黒光りするするので、真っ黒のPCに貼っても、良い感じで目立ちます。

<ロゴタイプのステッカー>
ロゴのサイズ:W40mm x H15mm(←スマホに貼ってもはみ出ないサイズ)
カラー:スミ1C
用紙:アクリル透明
加工:転写シール

ふたつめは、ami.penguinのステッカー。
これは、ロゴタイプのステッカーとは違う、マットな用紙にしました。仕様自体も、上記のロゴタイプのように複雑ではないので、費用も抑えられます。

<シンボルのステッカー>
サイズ:50mmパイ
カラー:特色1C(DIC 215)
用紙::アート73+マットPP仕上げ

ただ、これは、amiのブランドカラーのピンクを使うので、色校を行いました。。。が、最初の色校で思ったようなピンクにはならず、結局、色校は2回行いました。ですが、おかげで、納得のいく仕上がりのピンクになりましたよ。

ほら、缶バッチのピンクと同じ印象のピンクになってるでしょ?
ブランドカラーのピンクの印象が、グッズによって変わってしまっては、ブランディングもあったもんじゃないからね。うん、よかったよかった。

最後に...

グッズづくりは本当に楽しいね♪
これらのグッズがいろんな人の手にわたって、可愛がってもらえるとうれしいな。

偶然にも?必然にも?amiグッズを手に入れたみなさん。ぜひ、amiグッズと一緒に、amiのサポーターになってくださいね。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?