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フォント図鑑、Google Fonts編 vol.4
こんにちは。ユーザベースグループのFORCAS/JVRのデザイナーの廣田(@nacchin777)です。
プライベートプロジェクトとして始めた「フォント図鑑」、そのGoogle Fonts編の第4弾です。思ったよりも長く続いているので、マガジン作りました。
さて、いってみよー。
016 Philosopher
ちょっと緩めのフォントを探していて、このPhilosopherと出会いました。いい感じに先端が抜けてるでしょ? ほら、ふぅーって息をする感じ。笑
こういう配色、私、よくやるんです。パーソナルカラーが春の影響なのか、ビビッドで暖色系の配色を好んで選んじゃいます。なんか、元気が出てくる色合いでしょ?
ちょっと真面目な話。デザインにおいて、最後のワンエッセンスが、完成度をぐっと上げてくれるときがある。ラインを一本足すとか、引くとか、ほんの些細なことで、全体が大きく変わる。ほんと、この違いはなんなんでしょうね。
このアートワークにおいては、色の矩形に刺した縦のライン。これが最後のエッセンス。これがあるかないかで、ずいぶん違って見えるんですよ。笑
017 Poppins
最初、名前のかわいさに惹かれてインストールしてみたフォント、Poppins。ウェイトの種類も多いし、使い勝手がよさそうだね。ジオメトリックなんだけど、カーブするところの強弱のつけ方が、少し人間らしくって好きだなって思いました。
アートワークは、すっきりとしたい気分だったので、シンプル目に。ちょっとレトロなところな黒とグレーに差し色で赤を入れてみたら、良い引き締まり具合に。どこかにこういうアイキャッチ的な要素が入ると、デザインはぐっと良くなるね。デザインするときにはいつも、そういうアイキャッチを、無意識に模索している気がする。
018 Josefin Sans
Josefin Sansは、以前取り上げたJosefin Slabと同じファミリーのフォントですね。Josefinは、小文字の「e」が特徴ですね。右肩上がりの「e」。あと、大文字の「W」もクロスしてるところが特徴的。
このフォント、見出し用として仕事でも使ってみたいなー。特にオール大文字の見出しとか。「N」なんかを見ると、少しFuturaのようなシャープさもあるし、、、といっても尖りすぎてないし。うん、どこかで試してみようっと。
さて、アートワークはというと、仕事で作ったバナーのボツ案を、さらにアレンジして作ったものです。アウトプットとしては良いと思ったんだけど、コンテンツとは合わなかったので。ボツ案になったクリエイティブへの成仏?の意味も込めて、ここでお披露目ってわけです。笑
019 Abril Fatface
もし、Didotと似た雰囲気のフォントを探しているなら、Abril Fatfaceがオススメかな。Didotよりも少しぽっちゃりしてるからか、Anri Fatface のほうがカジュアルに感じますが。
そんなカジュアルさを演出するために、不揃いな矩形を散りばめてみました。ちょっと北欧デザインっぽくも見えるかも。色は落ち着いたトーンのオレンジとダークグレーで構成。遊びを感じつつも少しだけ大人な印象に。大人可愛いってやつでしょうか。本当かな。笑
020 Allerta Stencil
ステンシルなフォントを使ってみたくて、Allerta Stencilを選んでみました。フォント名にも「Stencil」とあるのでわかりやすいですね。
アートワークは、ステンシルのレトロっぽさを感じつつも、オールドには感じないパターンで。この薄い緑を中心に持ってきたあたりが、自分の中でのNEWですね。
さて、今回は、Philosopheri、Poppins、Josefin Sans、Abril Fatface、Allerta Stencilの5つを紹介しました。あまり脈絡もなく選んだフォントですが、仕事でも使ってみたいな、、、と思ったフォントとの出会いもあり、我ながら、この企画は勉強になるな、、、と思いました。
さて、次は何を取上げよっかな。
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