波に乗った人生を生きるシンプルでパワフルな方法
「波に乗った」
そう感じる瞬間が誰にでもある、と私は思います。
この場合の「波」とは、
自分に追い風が吹いている状態のこと。
次々と、自分が願っていることが叶ったり、
必要な助けが得られたり、味方が現れたり、
感覚が研ぎ澄まされたり、
脇目も振らず何かに集中出来て、しかもその結果、実りがあったり。
とにかく、自分の思い通りに現実が動いている状態のことです。
誰にでもそのような「乗っている」と感じた経験があるのではないでしょうか?
「波」に乗っていると、全てがパーフェクトなタイミングで起こります。
本当に不思議な位、勝手にお膳立てが出来ている状態です。
また、出会いのタイミングもパーフェクトにやってきます。
そしてその「出会い」とは往々にして自分にとってプラスで、自分に必要な出会いです。
起こるべきときにある事象が起こり、
出会うべきときに誰かが扉をノックしてくれる、
それが「波に乗った」状態です。
ただ、この「波」に意識して乗っている人が一体どれだけいるでしょうか?
波とはあちらからやってくるもの、
たまにラッキーであれば享受できるもの、
そのときが来るまで待つもの、
と受け身の感覚でいる人が多いような印象を受けます。
本当にそうでしょうか?
自分から自発的にこの「波」にアプローチする、
もしくは自分で「波」を作り出すことは出来ないのでしょうか?
私自身は、この「波」に自分から乗る、または引き寄せる方法があると思っています。
一度乗り方を覚えてしまえば、後は繰り返しやってくる大小の波を確実にキャッチし、常にその波の上に身を置くことが出来ます。
また、波に「乗り続ける」ことも実は可能です。
無論、波に乗り続けること、その状態をキープするためにはある程度の努力が必要です。
また、乗り続けている間にも多少のアップダウンは存在します。
でも、日々のちょっとした工夫で波に乗り続けることが出来るなんて、魅力的ではないですか?
私自身のことをお話すると、人生のある地点で完全に「波に乗った」と感じる瞬間がありました。(今から15年近く前のことになりますが)
それは「カチッ」とスイッチが入った瞬間でもあり、そのときからスパイラルアップ(上昇気流にのって)で人生が進んでいくようになりました。
その時期を境に、アップダウンは勿論あるものの、今でも波に乗り続けていると思っていますし、今後も次々に波のグレードを上げていきたいなと思っています。
はじめは変化のスピードが速すぎて、自分が波に乗ったのだと気が付くまでには数ヶ月間掛かりました。
前述しましたが、波に乗ってからというもの、物凄いスピードで周りが変化するようになりました。
そして変化を遂げたのは周りだけではなく、実は自分が一番物凄いスピードで変化をしていたのでした。
面白い位にどんどんとチャンスが巡って来て、そのひとつひとつが自分にとって成長や学びとなる貴重な体験でした。
勿論、物凄いスピードで動いていったので、時には息切れしそうになることもありましたが、乗り切ったあとには、きちんと「小休止」のオプションも用意されていました。
勿論、道すがら、ミスもたくさん犯しましたが、ミスでさえベストなタイミングで起きるので、きちんとそのミスをカバーすることが出来る。
また、はじめは「ミス」だったものが転じて「チャンス」となったり、はたまたその先に大きな「成功」が待っていたりしたのが印象的でした。
たくさんの一生ものの出会いも全てベストなタイミングで起こってきました。
必要なときに、必要な人が目の前に現れてくれる。
逆に、自分が不快になったり気が重くなったりするような出会いは全くなくなってしまったのが顕著でした。
至極当たり前のことですが、自分は自分ひとりで生きているわけではありません。
たくさんの方にサポートされているからこそ、自分があるわけですが、その「サポート」してくれる方がどんどんと増えていき、更に上昇気流に乗っていく、という感じです。
ベストなタイミングでベストな人に巡り会う、とても幸せなことです。
以上、ある地点で「私は波に乗ったんだな」と知覚しました。
ただ、どうして自分は波に乗れたのか?
また、
どうやら乗り続けているらしいがどうして乗り続けることが出来ているのか?
そのことにとても興味を抱くようになりました。
そこで、色々な書物に目を通したり、自分が意識して行なっていること、習慣となっていることを掘り下げていったら、幾つかのヒントが浮かび上がってきました。
先人の智恵、そして自らの経験則、また周りの人に体感してもらった結果を含めある一定の法則が見えてきました。
今後、少しずつ、その方法をご紹介していきたいと思います。