波に乗った人生を生きるシンプルでパワフルな方法・実践編④(感謝すること)
忙しい日常。
時間に追われ、目の前に積み重ねられたタスクを「こなす」毎日。
きちんと意識をしていないと、
惰性という流れにのまれたり、
本質を簡単に見失ってしまったり、
プレッシャーやストレスから心を蝕まれたり、
とかく自分が願うものとは逆の方向に引っ張られていきがちです。
自分のコンディションが整っていないと、
必然的にマイナスな方向に流されていったり、
本来ならうまくいくことでも、うまく出来なかったり、
負のスパイラルに巻き込まれていったりします。
目の前に「今」しなければならないことがあるときは、なかなか全体像を俯瞰してみることは難しいのですが、私が日常的に気をつけていること、そして人生という流れのゲームチェンジャーだと思っていることを紹介します。
私が特に気をつけていることは以下の3つです。
1.感謝すること
2.言葉遣い
3.直感を信じること
今回は、まずはじめの「感謝すること」について詳しくみていきます。
1.感謝すること
「感謝する」ということに秘められたパワーに気がつくと、もっともっと感謝したくなり、感謝することが楽しくて仕方がなくなります。
「感謝する」とは、直接言葉にして、誰か他者に伝えるというだけでなく、
自分を取り囲む全てのものや事柄に対して、「有り難い」「有難う」という感謝の気持ちをもつこと、必要に応じて表現することです。
例えば、
自然の中に身を置く/ 生活の中に自然を見出して心地よいと感じる時間(眩しい太陽が降り注ぐ午後、キラキラと光る波間、卓上に置かれた花、澄んだ冬の夜空に輝く星など)
→素敵だなぁ、癒やされるなぁ、心が洗われるようだなぁ、こんな素敵な自然に有難う
乗りたかった電車にタイミングよく乗れた瞬間 / たまたま最後1ヶ所空いている駐車場を見つけた瞬間 / 欲しいと思っていたものや情報を偶然見つけたり、貰ったりするとき
→運が良かったなぁ、こんなラッキーに有難う
知らない人にドアを開けて押さえてもらった / レジの順番を譲ってもらった / 自分がした何かに対して深く感謝をされた
→温かい気持ちになったなぁ、自分も同じようなことを他の人に出来たらいいだろうなぁ、今日という1日が明るいものになったなぁ、明るい気持ちにさせてくれて有難う
とにかく、「有り難いなぁ」「有難う」と思ったり、つぶやいたり、ハッキリと言葉にして伝えたり、「有難う」を生活の中に散りばめていくのです。
「有難う」という言葉が放つポジティブなエネルギーが、自分の中、そして自分の周りを循環し、更に「有難う」と感謝したくなるような出来事や情景が自分のところにやってきます。
小さなことでも、「有難う」と伝えてみる。
何気ないことでも、「有り難い」と感謝する。
それだけのことですが、この感謝は、自分自身、そして自分の周りによい変化をもたらしてくれます。
しばしば、「すみません」を頻繁に口にする人がいます。(私自身も気をつけていないと、ついつい使ってしまいがちです)
この「すみません」が定着してしまうと、「すみません」という状況ばかりが起こるようになります。
ここは「すみません」と口から出そうになるのをぐっと押さえて、「有難う」に置き換えて使うことで、その後に起こる出来事が変わってきます。
感謝をきちんと出来る人は、同時に、感謝をされる人でもあります。
心に余裕がないときほど、身近なものに「有難う」と言ってみると心がすーっと軽くなる感覚を感じることが出来るでしょう。
ちなみに、私がこの15年毎日続けていること。
それは、夜寝る直前に、「有難うございます」と声に出して言うことです。
特定の何かに対する感謝というよりは、今日も1日有難う、の気持ちを込めて、言葉にしています。
その言葉の持つ温かさに包まれながら眠りにつくことが出来るようになるので、私は今後もこの習慣をずっと続けていくと思います。
以上、
2.言葉遣い
3.直感を信じること
については、また次回、ご紹介していきます。