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日鉄のUSスチール買収計画 バイデン大統領が中止命令、日本製鉄、米政府を提訴へ

【日鉄のUSスチール買収計画 バイデン大統領が中止命令】

バイデン米大統領は3日、#日本製鉄 による米鉄鋼大手USスチールの買収計画に対する中止命令を出した。

国内鉄鋼大手が海外企業に買収されれば、安全保障上の懸念が生じると判断した。各メディアが報じた。

日本製鉄によるUSスチール #買収計画 をめぐり、審査にあたった対米外国投資委員会(CFIUS)は一致した見解に達することができず、昨年12月にバイデン大統領に判断を委ねていた。

大統領が日本企業の合併・買収(M&A)阻止を命じるのは初のケースだという。

2023年12月18日、日鉄はUSスチールを約141億ドル(約2兆2000億円)で買収すると発表した。石破首相は2024年11月、#バイデン 氏に書簡を送り、日鉄によるUSスチール買収計画を承認するよう求めていた。


【日本製鉄、米政府を提訴へ USスチール買収計画巡り】

🇯🇵🇺🇸日本製鉄による米鉄鋼大手USスチールの買収計画を巡り、バイデン米大統領が中止命令を出したことを受け、日本製鉄は、法令違反に当たるとして、米政府を相手取った訴訟を起こす方針を固めた。NHKなどが報じた。

日本製鉄と #USスチール は共同声明を発表し、「バイデン氏の政治的な思惑のためになされたものである」と批判。

「米国憲法上の適正手続きや対米外国投資委員会(CFIUS)を規律する法令に明らかに違反している」と主張した。

さらに、大統領の声明と禁止命令は「安全保障問題に関する確かな証拠を提示していない」と指摘し、「法的権利を守るためにあらゆる措置を追求する」と表明した。

また、武藤経産相はバイデン氏の判断について「理解しがたく残念だ」とするコメントを発表。

「日本の産業界からは今後の日米間の投資について強い懸念の声が上がっている」とし、「今回の判断に関する説明も含め懸念の払拭に向けた対応をバイデン政権側に求めていく」と強調した。

ℹ️買収計画の審査は昨年12月23日が期限となっていた。しかし、審査にあたったCFIUSは一致した見解に達することができず、バイデン氏に判断を委ねた。

バイデン氏は3日、国内鉄鋼大手が海外企業に買収されれば、安全保障上の懸念が生じると判断し、買収計画に対する中止命令を出した。

(了)


【その後の経緯】

【トランプ氏「なぜ今売る❓」 日鉄のUSスチール買収案めぐり、関税にも言及】

‍🗨️「関税政策でより収益力、企業価値が上がるのに、なぜ今USスチールを売ろうというのだ。かつて世界最大級の企業だったのが、再び偉大になろうと進むのは素晴らしい。全てあっという間さ」



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