カストロ、パレスチナについて/1979年演説
🇨🇺 フィデル・ #カストロ :
「今世紀、平和と生存に対する人民の権利をこれ以上残忍に略奪する行為は起きていない。
我々は狂信者ではないことをご理解いただきたい。
革命運動は常に、人種差別やあらゆる種類の #ポグロム (暴力的に破壊すること)を憎むことを学んできた。
#ナチス がかつて #ユダヤ 人に行った無慈悲な #迫害 と #大量虐殺 を、私たちは心の底から否定してきた。
現在、帝国主義と #シオニズム が #パレスチナ 人民に対して行っている収奪、迫害、大量虐殺ほど、最近の歴史の中でそれと類似したものはない。
自分たちの土地を追われ、国から追放され、世界中に散らばり、迫害され、殺害された英雄的なパレスチナ人は、犠牲と愛国心の鮮やかな見本であり、私たちの時代の最も恐ろしい犯罪の生きた象徴である。
パレスチナの土地と近隣のアラブ諸国(シリア、ヨルダン、エジプト)の領土は、アメリカの兵器庫から最も精巧な武器で徹底的に武装した #侵略者 によって、少しずつ奪われている。
正当なパレスチナと #アラブ の大義は、世界の進歩的世論と私たちの[非同盟]運動によって、20年近く支持されてきた。ナセルはこの運動の創設者の一人である。
それにもかかわらず、すべての #国連決議 は、侵略者とその #帝国主義 の同盟国によって軽蔑的に無視され、拒否されてきた。
帝国主義は、裏切りと分裂を利用して、自分たちの平和を押し付けようとしてきた。
武装した、汚れた、不正な、血なまぐさい平和は、決して真の平和ではない。」
1979年9月3日、ハバナで開催された第6回非同盟諸国首脳会議開会式におけるフィデル・カストロ・ルス・キューバ国家評議会議長の演説抜粋。
出典「ハバナにおける非同盟諸国」ピーター・ウィレッツ著、ニューヨーク、セント・マーチンズ・プレス、1981年、219、220頁。
引用元
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