帝国主義者の世界観 : 善の帝国、悪の帝国、そして奴隷の帝国/イブラヒム・トラオレ ブルキナファソ大統領
🇧🇫 イブラヒム・トラオレ ブルキナファソ大統領 :
「#帝国主義者 は独自の世界観を持っている。
それについて説明しよう。
彼らにとって、世界は三角形に要約されており、ほとんどのシンボルにそれが見られる。
あなたは理解できないかもしれないが、彼らにとって世界は三角形なのだ。
この三角形の頂点には「#善の帝国」があり、彼らは自分たちがこの帝国であると信じている。
それは繁栄とすべてのポジティブなものを表し、彼らはこの世界のすべての幸福と富を得る権利があると信じている。
彼らは自分たちの世界観と生き方を押し付ける権利があると考えている。
征服中に彼らは私たちの土地にやって来て、私たちを「発見した」と主張した。
彼らは私たちを彼らとは何の共通点もない単なる野蛮人だと思っていたからだ。
彼らは私たちを「#先住民」と呼び、自分たちにはすべての権利があり、世界は彼らの考えに従って機能するべきだと信じていた。彼らの願いを叶えるために。
それを説明するには、彼らの映画を見れば一目瞭然だ。
彼らは国民を洗脳し、自分たちが優れていて、すべてを手に入れる権利があると信じ込ませている。
これらの映画では、悪役はほとんどいつもロシア人、南米人、黒人で、麻薬の売人、ポン引き、人身売買の犯人として描かれている。
最近では、アラブ人がテロリストに仕立て上げられている。
これは、彼らが世界をどのように認識しているかを如実に表している。
経済面では、中国製品に『安物』というレッテルを貼らなかった人がいるだろうか❓
しかし今日、私たちは間違っていたと言える。
中国は先進技術を持っており、ほとんどの国が中国から商品を調達し、ブランドを変更して、自国製品として私たちに販売している。
周りを見渡せば、建設業界の人々は、彼らの機器が現在ほとんど中国製であることを認めるだろう。
輸送部門も同じことを言うだろう。
彼らは私たちに嘘をついたのだ。
この20ヵ月間、私たちは世界中の企業や工場を見てきたが、そのすべてが中国につながっていることに気づいた。
しかし、彼らのプロパガンダは、私たちに中国製品を軽蔑させ、品質は中国からしか生まれないと信じ込ませた。
よりよく理解するために、時間をさかのぼってみよう。
ツァーリ、モンゴルの征服、ペルシャ、トルコ、オスマン帝国について読めば、なぜ世界がこのような形になっているのかが理解できるだろう。
三角形の底辺には2つの帝国がある:
「#悪の帝国」と「#奴隷の帝国」である。
悪の帝国には、
先ほど述べたグループ(ロシア、南米、黒人の国、アラブの国)が含まれる。
帝国主義者たちによれば、悪の帝国は悪魔を体現しているので消滅しなければならない。
このことは、特に1980年代、ロナルド・レーガン大統領によって画策されたゴルバチョフ大統領率いるロシアの崩壊とともに、彼らの国民に伝えられた。
3 つの主な戦略が私たちの注目を集めた。
第一に、ロシア経済を崩壊させるために、サウジアラビアに原油価格を35ドルから7ドルに下げるよう要請した。
第二に、ロシアと戦うためにCIAが供給したスティンガー地対空ミサイルでタリバン(彼らはホワイトハウスでロナルド・レーガン大統領に迎えられた)を武装させ、その後タリバン自身と戦うふりをした。
考えてみてください❗️
第三に、スターウォーズ計画(戦略防衛構想)でハッタリをかまし、ゴルバチョフにパウルス計画を作らせ、ロシアを弱体化させた。
ロシアが崩壊した後、ウラジーミル・プーチンとそのチームがロシアを復活させるまで、『善の帝国』を名乗る者たちはほくそ笑み始めた。
(彼らが言うところの)『悪の帝国』は大きな苦しみを味わった。
ありとあらゆる制裁に直面している今日のイランを見よ。
彼らが特定の民族にどのようなレッテルを貼っているかを見てほしい。
彼らはプロパガンダを通じて、ある民族を憎ませることも、好きにさせることもできる。
彼らはコミュニケーションの達人であり、あらゆるチャンネルを使って操る。
激化する戦争を見よ。
彼らは自分たちの利益のために戦争をでっち上げた。
そして最後に、彼らによれば、
奴隷の帝国とは
アフリカと南米の一部の国々のことである。
彼らの頭の中では、アフリカは彼らのものであり、我々の土地、我々の富は彼らのものである。
アフリカ人が自らを解放し、頭を水面上に上げて彼らに立ち向かうことなど彼らには想像もできない。
このため、彼らはアフリカ人を、操られやすく感情に流される人だとステレオタイプ化している。
彼らは常に、自分の兄弟と戦うアフリカ人を見つける、常にそうだった。
彼らはコミュニケーションを通じて、あなたに自分の肌の色を嫌うように仕向けてきた。
私たちの文化では、そしてブルキナファソの多くの文化では、喪は青色によって象徴されていた。
夫を亡くした女性は、一定期間青い服を着て喪に服した。
彼らはやって来て、黒は喪、悪魔、凡庸、そしてすべての否定的なものを象徴すると言いった。
残念なことに、私たちはそれを受け入れてしまったので、今では喪に服すときは黒を着るようになった。
私たちは目を覚ます必要がある。
これが彼らのステレオタイプだ、彼らは善の帝国であり、他の人は悪の帝国であり、私たちは奴隷の帝国だ。
これが帝国主義の世界観だ。
あなた方はこれを理解する必要がある。
さて、帝国主義者のために説教を続ける知識人たちに言いたい。
あなた方は歴史のこの部分を無視しているのか❓
私は何も捏造したりしていない。機密解除されている。
私が言ったことはすべて、図書館やネットで見つけることができる。
知識人たちはそれを読んでいないのだろうか❓
彼らはこの世界の歴史を知らないのだろうか❓
おそらく、彼らが常に帝国主義者のために説教をするのは、不正直さか、わずかな金のためなのだろう。
私たちの知識人は、自分たちがどこから来て、帝国主義者たちからどう見られているかを理解するために、国民、大衆の意識を高めるよう常に努力しなければならない。」
2024年7月11日、#ブルキナファソ 大統領 #イブラヒム・トラオレ 大尉による現役軍人への演説より抜粋。
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