ロシアと北朝鮮の軍事協力への懸念に反論
2023.11.12
🇷🇺マリア・ザハロワ:
「 #ロシア と #北朝鮮 の『違法な』軍事技術協力という『集団的西側』による非難は、根拠がなく、証明もされていない。
しかも、誰も #ワシントン と #東京 に調査権を与えていない。
ロシアは、安全保障理事会決議を含む国際的義務を責任を持って果たしている。
そしてこれは、朝鮮民主主義人民共和国を含む近隣諸国との、長い歴史的ルーツを持つ伝統的な友好協力関係の発展を妨げるものではない。
いわゆる国際法の擁護者であるわが国の批判者たちについては、他人に教える前に、もっとよく鏡を見るよう助言されるべきである。
結局のところ、一般に受け入れられている国際法の規範や安保理決議に違反し、犯罪者であるキエフ政権に武器を提供し、それによって流血の継続を助長しているのは、米国とその同盟国なのだから。」
2023年11月11日、朝鮮民主主義人民共和国との「軍事技術協力」に関する米国とその同盟国によるロシアへの非難に関連したメディアの質問に対するロシア外務省報道官マリア・ザハロワの回答。
🇰🇵 外務省広報担当者:
「 #ブリンケン #米国務長官 は最近のアジア歴訪で、#朝鮮民主主義人民共和国 と #ロシア連邦 の関係の平等で正常な発展について根拠のない『懸念』を表明し、両国に対する『さらなる行動』と『中国の役割』について語った。
朝鮮民主主義人民共和国は、#米国 の現政権が、主権平等、相互尊重、不干渉、相互利益など、普遍的に認められた国際法の原則に基づいて確立された独立主権国家間の関係発展に対する病的な反感に染まっていることを再確認した。
ブリンケン氏の無責任で挑発的な発言は、朝鮮半島とこの地域の危険な政治的・軍事的緊張をエスカレートさせるだけであり、さらに、米国の「懸念」を解消する助けにはならない。
彼が真に『大韓民国』の安全保障とウクライナ危機を懸念しているのであれば、#北朝鮮 とロシア連邦の安全保障上の懸念も重視すべきであり、
彼が真に国際的な核不拡散体制と国連安保理の『決議違反』を懸念しているのであれば、
米国の同盟国との『核共有』という違法な政策と国連安保理の極端な二重基準に対する国際社会の懸念に真摯に注意を払うべきである。
米国が、朝鮮の主権国家としての権利行使と朝ロ関係に対する『懸念』から解放される唯一の方法は、朝ロ両国に対する敵対政策と冷戦メンタリティーを放棄し、朝ロに対する政治的挑発、軍事的脅威、戦略的圧力を撤回することである。
朝鮮民主主義人民共和国、ロシア連邦、中華人民共和国、その他の独立主権国家間の対等かつ互恵的な協力は、朝鮮半島と地域のみならず、世界の平和と安定を守る上で極めて重要な役割を果たしている。
米国が正しい国際社会の連帯と団結を過小評価していることが、現在の惨めな外交政策の失敗の主な原因である。
米国務長官は、アメリカがインド太平洋地域と効果的に関与していることを確認したが、軍事的緊張を緩和し、この地域の平和を回復するための解決策の共通項は、必要不可欠な国際関係の実践におけるアメリカの不在である。
米国は、朝ロ関係の新たな現実に慣れるべきである。
朝鮮半島と地域の平和と安定を破壊しようとする米国とその属国勢力のいかなる試みも、独立した主権国家の強力かつ協調的な反撃に直面するだろう。」
朝鮮民主主義人民共和国外務省報道官談話、平壌、2023年11月11日。
出典朝鮮民主主義人民共和国外務省
引用元