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バイオ燃料の”残り物”さえ使うのが畜産
畜産では、様々なものの残りを活用している産業だ。
お弁当を作った時の残りだったり、
賞味期限が過ぎてしまったものだったり、
そんな食品残さといわれるものを
エサとして加工していたりする。
詳しいエコフィードの取り組みは、
下のリンクを確認いただきたい。
「エコフィードの取組事例」令和2年6月 農林水産省
フランスでは、2016年2月11日に公布された、
食品廃棄物削減に関する法律
いわゆる、「食品廃棄禁止法」によって、
廃棄すると罰金を科される法律があったりする。
日本においても、
食品ロスを減らそうという取り組みを行ってはいるが、
法律などで規制をされることはない。
(少なくとも私は知らないので、
知っていたら教えてほしい)
食品の残りをうまく使って、
何とか”安く” ”おいしく” ”効率よく”
育てようと、農場の皆さんは試行錯誤されている。
食品の残りも活用しているが、
燃料の残りも活用している。
燃料の残り、【DDGS】
DDGSとは、
トウモロコシからバイオエタノールを
製造する際に出てくる”残り物”だ。
(ミリタリーが好きであれば、DDGなんて続いたら、
護衛艦を思い浮かべると思うが、それとは異なる)
※私がそうだった(苦笑)
DDGSは主にアメリカで生産され、輸入される。
とうもろこしを抽出して、バイオ燃料にしているので、
卵の黄身の黄色はとうもろこしや
マリーゴールドなどだが、
その換えとしての使い方も提案されている。
飼料としての分析も行われ、飼料成分としても、
基準値は設けられている。
(DDGSにはこれくらいの成分が入ってます。
だから、DDGSをエサとして使うなら、
これを基準にしてくださいっていう基準値)
(このリンクは、
牛のエサを作っている会社の方が
書いてらっしゃるブログ)
DDGSをエサとして与えるなら、ということで、
独立行政法人 農畜産業振興機構(農畜産機構)
が最初期に調査は行っているらしい。
畜産は、何かの”残り”を多く使っている。
もちろん、畜産の為に作っているものもあるが、
さまざまな残り物を使って、
なんとかしようと今でも試行錯誤している。
…ただ、牛や豚、鶏にとって、
美味しい物ではないらしい。
これからも試行錯誤は続く
DDGSをエサとしての詳しい分析は、
下記のリンクから確認いただきたい。