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頑張りやさんの不妊治療は「手放して・甘える」

受精した2つの卵を培養するも、新鮮胚にも凍結胚にもならなかった日。

夕飯の支度中、いきなり声を上げてワンワン泣き始めたわたし。
止められなかった…。


無麻酔採卵を頑張った日の、不安と期待。

卵子と精子が受精した日の、一先ずの安心。

移植できないとわかった日の、絶望。

また始まる通院への、疲労。

全ての感情がキャパオーバー!
負の感情がタンク満タン!突然溢れ出してしまい、止められませんでした。


一喜一憂が止められない!

不妊治療中何がつらいかって、喜んだり悲しんだりが何度も何度も繰り返されること。
一喜一憂が止められないんですよね。


一喜一憂してしまう自分がイヤになりましたが、一定の感情で淡々と不妊治療をすることはわたしにはできませんでした。


採卵も移植も怖かったけど挑戦すると決めただけでなく、わたしはこの負の感情をもまるごと味わう覚悟で不妊治療を始めたはず。

けれども、今心が壊れかけている…。

ワンワン泣いて感情を出し切ると、自分で自分を苦しめていることに気がついたのでした。


なぜなら今まで通りの生活をしながら、不妊治療で増えたタスクと重い負の感情を、全部背負っていたからです。


そこで、背負っているものの中で下ろせるものはないかな?と考え始めました。


頑張っていることを一つずつ手放す

まず、夫から夕飯の支度を手放す提案があり、素直に受け入れました。

通院中は、この2パターンのスケジュールが多かったです。

【15時早退→16時通院→18時半帰宅】

【9時通院→13時出勤→18時半帰宅】


「帰宅後夕飯の支度がなければ、心が軽くなるのになぁ…。」と思っていたので、自炊へのこだわりを手放しました。


夫と待ち合わせて外食にしたり、美味しい飲茶屋さんの冷凍水餃子を茹でるだけにしたり、テイクアウトのピザにすることも…。


治療中はグルテンもジャンクフードも控えていたのですが、久しぶりに食べるテイクアウトのピザはとても美味しかったです!

「美味しくてラク」な夕飯のおかげで、生活に余白ができると次第に笑顔が戻りました。
わたしに笑顔が戻ると夫も嬉しそうなんですよね。

家事のこだわりを一つ手放すだけで、笑顔が戻るならさっさと手放したほうがいいですよね。わざわざ苦行を選ばなくても…。


頑張りやさんは苦行好きが多い!

頑張りやさんは、不妊治療というタスクが増えても、今までどおり頑張ってきたことを続けようとします。


「ちゃんとしている自分が好き」なので、今まで通り家事も頑張りながら、不妊治療を行うという苦行をしようとしてしまいます。

忘れてはならないのは、人生は喜びを味わうために、色々な経験をしているということ。
苦行を経験しにきているワケではありません。

さらには、ちゃんとしている自分同様、ちゃんとしていない自分にも、価値があります。


人・環境すべてに甘える

会社を休みたい日には休みました。
絶望の判定日の翌日や、化学流産をした翌日に会社に行く気にはなりませんでした。

上司にはできる限りの治療の報告をして同情を誘い…笑。休ませていただいていることに感謝を伝えていました。


また、不妊治療を経て2子を出産した知人夫婦を勝手にメンターにし、何かあるとメッセージを送り受け止めてもらっていました。


相談は、不妊治療を卒業して出産した人にするのが一番でした。
体外受精初回で妊娠した親しい友人には、嫉妬がからんで素直に相談できなかったので。


メンターがいかに重要かはこちらに書いていますので、よかったら!

自ら苦行を選んでいたこと気づき、一つ一つ手放していくことで、負の感情を溜め込むことなく、再び不妊治療に向き合えるようになりました。


苦行を手放したとたん妊娠できた!

これから迎える出産→育児
わたしは苦行を手放しつづけます。


なぜなら、苦行を頑張っているときには妊娠が叶わなくて、苦行を手放したとたん妊娠できたからです。


叶えたい夢があるとき「楽しい頑張り」と「辛い頑張り」では、たどり着く場所が違うようですね。


娘が産まれたら、「楽しく頑張るママの背中」を見せてあげよう!


いよいよ今日から臨月の遥です。

最近朝食を2回食べています笑!
産後のリズムを先取りしちゃっているのか5時半に一度目が覚めるので、ここで1回目の朝食をとりその後二度寝…。

2回目は、夫の在宅勤務が始まる9時頃。
再び流行っている、アサイーボウルを2人で食べます。
アサイーペーストが人気のため品薄になっているので、ジュースで作っていますが美味しい!


朝からお天気いい〜!
近くのコーヒースタンドでnote書こっと。
今日も心地よい日を。
それではまた。




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