見出し画像

"よさこい祭りに参加できる体制作り"【かんしゃら流 県外から高知のよさこい祭りへ⑨)

当然ですが、高知のよさこい祭りに参加するのにどれだけの予算が必要か計算したことはありますか?

今回のテーマは「よさこい祭りに参加できる体制作り」です。
さて、先ほどの質問ですが、おおよそで考えると

祭り参加費:6万円
地方車:150万円〜
バス:40〜50万円×台数
宿:5000円〜×人数×泊数
雑費:10万円程度
80人で3泊だと総額は366万円〜
となります。

地方車は装飾やスピーカーの質にこだわると青天井です。
これだけの金額がよさこい祭りの期間だけで飛んでいきます。
1チームが用意しなくてはいけない額としては破格だと思います。

・人数が大事
上記の明細の中で固定費は参加費、地方車で
それ以外は人数によって変動します。
つまり人数が多ければ参加費と地方車は一人当たりだと安くなるということ。
バスは50人までは1台、50〜100人だと2台、100人以上だと3台。単純に考えると50人の方が51人よりバス代は安くなります(この場合はレンタカー使うとかやり方を考えた方がいい)。
踊り子目線からすると高知は参加費が高い!と考えるかも知れませんが、
チーム運営側からすると、みんなが参加してくれたら参加費は安くなる!と考えているわけです。
そのためチーム運営側は普段よりメンバーが高知に参加したくなるような、しやすいチーム体制を整えていくことが大切だと思います。
まだまだかんしゃらも出来ていませんが、高知の楽しさをアピールする伝道師的な役割を持つメンバーも作りたいですし、インストとは別の目線で練習を盛り上げたり、みんなをリードするメンバーを育てたいなと思ったり、また新規の方をフォローする体制をつくり、かんしゃらに入ってくれたみんなが高知に無事にいけるようにしたいと考えています。

徹底した予算管理
あくまでかんしゃらのやり方ですが、
かんしゃらでは、私が作った予算・実績シートを用いて、徹底して管理をしています。
12月の時点で、次の年の参加人数や各祭りの参加人数をすべて予測し、1月〜11月の間にある入出金をほぼほぼ全て算出します。5年ほどやると精度は80%くらいになっています。
あとは実績を入れていき、その日以降の予算の修正を日々行い、年間通じて黒字にも赤字にもならない(ちょっと黒字)ちょうどいいところになるように調整しています。
またこの高知の莫大な出費に耐えうる資金力がチームにあるかどうかの見極めも行っています。
幸い今のところ、毎年耐えうるとジャッジできる数字を高知までに用意できていますが、もし本当に厳しれけば、踊り子に迷惑がかかる前に参加辞退が出来ると思います。
そして、このシートのおかげで高知の踊り子の参加費を適正に見積もることが出来ています。
よく、「かんしゃらはあの人数と値段設定でなんで黒字なの?」と聞かれますが、そこの裏にはこの徹底した予算管理があります。
(かんしゃらは2泊で増税前は高知参加費3万円代でした)

現在2月で、これから8月までの半年間は私たちも勝負です。
人数確保、予算達成。
そのために踊り子の満足度をアップするための施策を打ち、練習、イベントを重ねて、チームを作っていく。言葉で言えば簡単ですが、実践は難しく私1人では出来ません。協力してくれるスタッフの力もとても大事ですね。
スタッフのチーム力を整えることも代表の役目だと思ってます。こういうチームビルディングの話は、またどこかでやりたいと思います。

それでは私たちも夏に向けて頑張ります。

かんしゃら
代表 高津みなと

いいなと思ったら応援しよう!