"高知を目指す理由と感謝"【かんしゃら流 県外から高知のよさこい祭りへ⑦】
ほんとは8回目に書こうと思っていた話ですが、タイミングが良いので今日お話します。コーヒーブレイク会です。
テーマは「かんしゃら設立と今年のかんしゃら」
前々回に1年目の"かんしゃら高知"について書きましたが、今年は0年目とも言うべき、準備期間の1年のお話と今年の1年のお話です。
今もお世話になってる衣装屋さんにて。作曲でお世話になった堀さんと。
・2012年2月21日
この日がかんしゃらの誕生日です。
創立の幹部8名で打ち合わせ兼飲み会を開いて、"かんしゃら"という名前をチームの屋号とすることを決めた日です。
ちなみにチーム創立のきっかけは私と副代表のピーターのスノボ旅行。行き帰り私の運転で14時間、お互いのよさこい観を話していくうちに、私がチームを作りたいと提案、そこにピーターさんを巻き込んでしまって、今の振付師や当時の副代表も巻き込んでの8人でかんしゃらが出来上がりました。
名前ともう一つ、「美しく格好良い鳴子踊り」をするチームになろうという想いを込めて、この言葉をチームコンセプトとしました。
名前の"かんしゃら"は響きがいいね!ということで決めたのですが、後からではありますが、その名前にも想いを込めました。
それは「関西から感謝を僕らから」の「感謝する人たち」という意です。
私と2名の副代表はかんしゃら設立以前から高知のよさこい祭りに参加しており、沢山の感動・経験をいただきました。そしてたくさんの方からの後押しがあって、高知に参加できているんだという風に考えていました。
そんな沢山の感謝に対して恩返しをしたい。その形としてチームを作り、関西の方々を高知に連れて行き、よさこいを、高知をもっと好きになってもらう人を増やしたい。それが私たちのできる恩返しの形かな、ということで「関西から感謝を僕らから」をチームの名前に込めたのです。
※そこから東京支部ができ、関西からという言葉をとって、"感謝を僕らから"が今のかんしゃらの名前の由来としています。
またコンセプトを"美しく格好良い鳴子踊り"としたのは、次の理由です。
綺麗だったりかっこよさだったり、それは演舞を作る上でみんなが考える当たり前ことです。そんな当たり前のことをコンセプトに込めたのはかんしゃらは鳴子踊りを軸にその美しさや格好良さを追求するチームでありたい。
だからこそかんしゃらは衣装替えや大きなパート分け、隊列移動はなく、鳴子踊りの群舞で演舞を作るんだという決意のようなものを込めています。
なお、2年目からは"深くシンプルに"という思想に沿って作品を作っています。
・そしてプラスαを
今年からかんしゃらはチームコンセプトという言葉を変えて新たに『チーム理念』と『演舞コンセプト』という言葉に変えてチームのあるべき姿を設定することとしました。
演舞コンセプトは変わらず"美しく格好良い鳴子踊り子"です。かんしゃらの良いところは変わらないところだとも思っているので、あんな演舞をしたい/みたいという人達に届く演舞を作り続けたいと考えています。
そしてチーム理念は“仲間と踊る楽しさを通して、よさこい文化の発信に貢献する"と設定しました。
まず第一にかんしゃらで共に踊る仲間を大切にする。
皆で踊る楽しさを皆で共有することを最重要視します。
そして、よさこい発祥の地、高知のよさこい祭りをチームの本祭と定め、高知で踊って良かったと思える仲間を増やしていくことでよさこい文化の発信に貢献できるチームでありたい。
それがよさこいを生み出し、日本中に広げてくれた高知へ、または普段よりかんしゃらを応援してくれている方々へ、そしてかんしゃらに参加してくれているメンバーたちへの恩返しになる。そういう風に今は考えています。
だからこそ、かんしゃらにとっての本祭は高知であり、今年も高知への参加を目指すモチベーションとなっています。
また今年もお馴染みの仲間、新しい仲間みんなで高知を楽しめるように、代表としての役目を全うしたいと思います。
かんしゃら
代表 高津みなと
一年目の高知の後、副代表と。