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解散後の作品、楽曲の扱いについて

今日はよさこいチーム「かんしゃら」の話です。
解散を決めて、色々祭りが再開して、チームでやりたいことが見つかって、楽しいラストイヤーを過ごしてます。

ひとつ解散後にどうしようと考えてることがあります。
それは作品、というか楽曲の取り扱いをどうするか?
え、使い道あるの?と思った方。
おっしゃる通りで、従来解散後のチーム作品や演舞ってお蔵入りです(表現合ってる?)。
でも、なんか勿体無いなぁっと思ったりもするわけです。

一作品にいくらかけたか。

はい。お金の話します。
よさこいの作品って結構お金がかかってます。
楽曲費:数十万円
振付を誰かに依頼したらその分の費用がかかります。
自分達で作るとしてもスタジオを借りたり、時間もかかっています。
作品を作るために会うべき人にも会いに行きます。
その交通費も必要ですね。
作った後広報にも力を入れたり、その作品に合わせた小道具を作ったり、まぁとにかくお金がかかります。

仮に50万円としましょう。
そして、年間参加するイベントが10イベントとします。
すると1イベント5万円かかってる計算になりますね。
高いと思うかどうかはその人次第ですが、もっと何回も使えばより安くなります。

解散後の作品をどうするか?

さて、本題です。
まだこれといって決めてません。
案を並べていきます。

①使わない、使わせない
何も生まれませんね。作品は時期に忘れられ、チームも一部の人が昔こんなチームがあったなぁ、と思い出してくれるくらいになります(それでもありがたい)。

②メンバーのみ利用可
メンバー同士でイベントに出たい!という声があれば利用を認める方針(名前はかんしゃら同窓会とか?)とする。
振りも衣装も基本的には担保できるので、作品の形をほぼそのまま残すことが出来る。
ちゃんと振り入れしてくれるなら、新しい人も参加可能だったり??広がらない気もするけど。

③曲フリー化、振りはそのまま
他のチームさんやこれからよさこいチーム始めたいけど作品作りのノウハウがないよーって方々にも解放する。
ただ踊るからには振付はそのまま、作品へのリスペクトをもって踊ってもらう。
かんしゃらの振り動画や過去の演舞動画も活きる。
MCはどうする?そのまま?
ただ衣装はどうしようもない。その時点で作品の世界観は完璧ではなくなる。
だけど幅広い人に踊ってもらえるのかもしれない。

④曲フリー化、振付も変更OK
これはもう完全に権利放棄に近いですね。
曲はそのまま、振りが変わってしまうのは、私はかまわないけど、現、過去メンバーが良い顔しないかも(みんなそれぞれ作品に想いあるもんね)。
③のもう少し先で、振付は自分たちで挑戦してみたいって方々には良いと思う。逆に?ここまで来たら楽曲販売にしても良いのかとも考える。そしたら購入側は自由に使う権利があるもの。

作品の価値とは?

今は動画やSNSの発展で、ネット上には作品は残るようになりました。
しかし、チームの活動がなくなった後、その動画が生きることは稀になりますよね。
やっぱり、生で見たものがあってこそ、昔の作品などにも興味が生まれます。
作品の価値は私が思うには多くの方が知っているということ。
しかし、年間300以上は作品が生まれるよさこい界では、何もしなければ2年もあれば多くの方は記憶を上書きしてしまうでしょう。

その中でどうしたら自分達が生み出した作品たちの価値を維持し続けるか。
自分達以外の方々にも作品の紡ぎ手になってもらう可能性の面白さ、大切さ、貢献度、
そんなことを考えるのもまた良い時間だなと思います。

※ここでの内容はあくまで私個人の考え方で、チームの方針、総意ではありません。

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